くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

「頑張れ!」は禁句。

2011年03月20日 | くない観
以前の勤め先の専門職の方が、そう言っていました。
その方は、これに付いてこうも言っていました。

「頑張れって言葉は残酷だ。」と。

それはなぜか?!と言うと...

「言われた方は、自分でもう十分頑張っているかもしれない。それなのに、他人が無知にも頑張れと言うのは、馬に鞭を打つようなモノだ。」とか。

それを聞いて「なるほど」と思い、以後、“頑張れ”って言葉を封印しています。

その専門は哲学系だったので、こういう考え(主張)に至ったのかもしれませんが、もう、私はすっかり感化されました(笑)

気軽な励ましのつもりでも、例えば心的負担の強い人にも、“頑張れ”は禁句だと聞いたことがあります。
それこそ、「いま頑張っているのに、これ以上どう頑張れと?!」・・・と、より深く自問自答し、より強い自責の念が出、より瀬戸際へと追い込んでしまうそうです。

ならば、“頑張れ”に代わる励ましの言葉が他にあるか?!
それを、(このことを聞いて)かれこれ7,8年探していますが、今だに見付かっていません

しかし、例え一言でも、言葉は強く、力があります。
ゆえに、人の受ける影響や印象は大きいです。

だから難しいです。
一言あれば、一喜一憂できます。
一言あれば、喜怒哀楽が表せます。
一言あれば、人の来し方、栄枯盛衰が左右されます。
そして、生死さえも、一言あれば決まるかもしれません。

だから、安易に決めたくは無いので。。。
“頑張れ”に代わる励ましの言葉を。
答えが見付かるまで、まだまだ時は掛かりそうです。。。
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4 コメント

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助け合い (三浦介星友)
2011-03-20 20:53:17
自分も他人には「頑張ろう!」と云った事は無いです。
くない殿が仰るとおりの理由からです。

自分は、、、祖母が生前の最後に残した言葉……「身体大切に」

他人への励ます言葉、これしか思い浮かびません。

答えが出るのは自分が人生を全うできた、その時かもしれませんね。
返信する
Unknown (キリ)
2011-03-21 12:50:15
一般的にうつ病の方に「頑張れ」は禁句であると言いますが、一番良くないのは考え方の一般化だと思ってます。
向き合う一人、ひとりひとり、またその時々で掛ける言葉は違ってくるはず。

自らの価値観だけで評価し語る言葉が一番残酷だと思います。
だから一言とは言わず、万人に対する万の励ましの言葉を探し続けてくださいまし
返信する
そうですね。 (記主くない)
2011-03-21 20:25:21
▽三浦介星友様
コメント、ありがとうございます。
星友さんも、そうでしたか。。。

>「身体大切に」
とても温か味があり、労りも感じられるいい言葉ですね。
是非、参考とさせていただきます。

そして、自然と心から、こうした言葉が出せるようになりたいです。

仰る通り、、、
いや、しかし、私などは修行もまだまだ、一端の人生経験も積んでいないので、人生を全う・・・した時に答えが出せるか・・・な(^^ゞ
返信する
むずかしい...。 (記主くない)
2011-03-21 20:32:18
▽キリ様
コメント、ありがとうございます。
なるほど。
考え方の一般化・・・かぁ。
何となく、心部の核心を突かれた気がします。
判り辛い?!
それもそうでしょう。
私も、漠然と「当たった」気がするだけですから。

>自らの価値観だけで評価し語る言葉
私は、これを有り難きご忠告をお受けします。
価値観の押売りにも繋がりかねないですかね...。
十二分に気を付けます。
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