近年の大河ドラマは、ホームドラマ的に堕していて、緊迫感が乏しくて観応え感がサッパリ無かったのですが...
今年の「風林火山」は実にいい!
最初の内こそ、ボリュームの無い原作(井上靖『風林火山』)からどうやってドラマを作り上げていくのか...
我等が上杉謙信公をGacktが演じるのはどんなもんなのか...
歴史好きだから,日本史好きだから,上杉家贔屓な戦国好きゆえに、種々不安と心配がありましたが...
いざ,放送が始まってみると、そんなものは杞憂に過ぎなかったと思い知らされました。
ジャニーズ系や中途半端にチヤホヤされているアイドル系俳優を一切入れず、幅広い年代から真の実力派俳優を抜擢。
ただ、近年の潮流なのか,準主役級たる武田信玄公を演じる市川亀治郎の演技には、染み付いた歌舞伎風演技がちょい鼻に付くところがありますが(笑)...
主演の内野聖陽はもう,15年も前のNHK金曜時代劇「十時半睡事件帖」から目を付けていたので言うに及ばず...
平賀源心や相木市兵衛昌朝等など、今回初めて知った武将にも、菅田俊や近藤芳正などの舞台系俳優を配す手堅さ。
ゆえに、視聴者たるこちら側も安心して観ていられます。
またこの他にも,少ない原作を補って余りある脚本に,音楽に,セットに,衣裳に,全てに渡って細部までこだわりが感じられて、久方振りに骨太で観応え感十二分!!です。
しかし、季節はもう秋10月神無月。
ドラマも年末の千秋楽に向けて、いよいよ佳境に入り、遂にこの日!甲越両勢が知勇を尽くして激突した川中島での“初戦”迎えました。
以前の「武田信玄」は余り記憶に残っていないのですが...
実に丹念な解説と描写や、両勢必殺の攻防を、一手一手,さながら将棋を指しているかのような演出で、より息詰まり,手に汗握る緊張感のある場面となっていました。
その中でも、一番震えたのが上杉勢出陣の時。
上越の謙信公祭に初参陣した折に任ぜられた“乱れ懸かり龍の旗”の紹介もされて、感慨も一入です!
甲越両勢は、これから向こう10年余に渡って信濃国埴科郡川中島周辺で熾烈な戦いを演じることとなりますが...
聞くところによると,当初は49話と通常より1,2話少なかったのが、ドラマのクライマックスたる第4次川中島の合戦の収録が余りにも“大成功”だったので、1話増やして50話まで放送し、川中島の合戦も3話連続で放映されるとか。
今までに、幾度かの“川中島の合戦”に馳せ参じている私にとって、思い入れもある合戦なので、実に楽しみ!です。
ところで,余談ながら...
正直気になっていることが一つ。
それは、Gacktが演じる謙信公にて。
始めの内こそ,上杉家を贔屓とし、謙信公(不識院殿様)を崇敬する私にとっては驚天動地の配役でしたが、いざ観てみると...
「中々様になってる」
...と、感じました。
それは、今夏は無念にも参陣できなかった上越の謙信公祭で如何無く見せ付けられたようで、僅か1Km弱の行程でも、見事な馬捌きと差配に,Gacktに関係なく、好き好んで今年(も)馳せ参じし兵共の士気も、大いに昂ぶらせて圧巻・・・だったそうです。
けど...
なぜGacktはなぜ髷を結わないのか?!
なぜGacktは狩衣ばかり着ているのか?!
なぜGacktは今回,合戦場で兜を被っていなかったのか...。
それがもう、気になって気になって仕方が無い,今日この頃です。
今年の「風林火山」は実にいい!
最初の内こそ、ボリュームの無い原作(井上靖『風林火山』)からどうやってドラマを作り上げていくのか...
我等が上杉謙信公をGacktが演じるのはどんなもんなのか...
歴史好きだから,日本史好きだから,上杉家贔屓な戦国好きゆえに、種々不安と心配がありましたが...
いざ,放送が始まってみると、そんなものは杞憂に過ぎなかったと思い知らされました。
ジャニーズ系や中途半端にチヤホヤされているアイドル系俳優を一切入れず、幅広い年代から真の実力派俳優を抜擢。
ただ、近年の潮流なのか,準主役級たる武田信玄公を演じる市川亀治郎の演技には、染み付いた歌舞伎風演技がちょい鼻に付くところがありますが(笑)...
主演の内野聖陽はもう,15年も前のNHK金曜時代劇「十時半睡事件帖」から目を付けていたので言うに及ばず...
平賀源心や相木市兵衛昌朝等など、今回初めて知った武将にも、菅田俊や近藤芳正などの舞台系俳優を配す手堅さ。
ゆえに、視聴者たるこちら側も安心して観ていられます。
またこの他にも,少ない原作を補って余りある脚本に,音楽に,セットに,衣裳に,全てに渡って細部までこだわりが感じられて、久方振りに骨太で観応え感十二分!!です。
しかし、季節はもう秋10月神無月。
ドラマも年末の千秋楽に向けて、いよいよ佳境に入り、遂にこの日!甲越両勢が知勇を尽くして激突した川中島での“初戦”迎えました。
以前の「武田信玄」は余り記憶に残っていないのですが...
実に丹念な解説と描写や、両勢必殺の攻防を、一手一手,さながら将棋を指しているかのような演出で、より息詰まり,手に汗握る緊張感のある場面となっていました。
その中でも、一番震えたのが上杉勢出陣の時。
上越の謙信公祭に初参陣した折に任ぜられた“乱れ懸かり龍の旗”の紹介もされて、感慨も一入です!
甲越両勢は、これから向こう10年余に渡って信濃国埴科郡川中島周辺で熾烈な戦いを演じることとなりますが...
聞くところによると,当初は49話と通常より1,2話少なかったのが、ドラマのクライマックスたる第4次川中島の合戦の収録が余りにも“大成功”だったので、1話増やして50話まで放送し、川中島の合戦も3話連続で放映されるとか。
今までに、幾度かの“川中島の合戦”に馳せ参じている私にとって、思い入れもある合戦なので、実に楽しみ!です。
ところで,余談ながら...
正直気になっていることが一つ。
それは、Gacktが演じる謙信公にて。
始めの内こそ,上杉家を贔屓とし、謙信公(不識院殿様)を崇敬する私にとっては驚天動地の配役でしたが、いざ観てみると...
「中々様になってる」
...と、感じました。
それは、今夏は無念にも参陣できなかった上越の謙信公祭で如何無く見せ付けられたようで、僅か1Km弱の行程でも、見事な馬捌きと差配に,Gacktに関係なく、好き好んで今年(も)馳せ参じし兵共の士気も、大いに昂ぶらせて圧巻・・・だったそうです。
けど...
なぜGacktはなぜ髷を結わないのか?!
なぜGacktは狩衣ばかり着ているのか?!
なぜGacktは今回,合戦場で兜を被っていなかったのか...。
それがもう、気になって気になって仕方が無い,今日この頃です。
こんにちは。
返信遅くなりまして申し訳ありません...
つばめさんもハマってらっしゃいますか。
全く,一話たりとも逃せませんね。
けど...
あと2ヶ月,お子様にも“武士の心”へ関心が向くとよいですね(笑)
▽たかさん
なるほど...
それは確かに!
仰せご尤も(笑)
ちなみに、今日の読売夕刊にGacktのインタビューが載っていました。
「風林火山」でのあるの装いは、自分のコンセプトのようですよ。
今年の大河は本当に面白いですね 私もはまっています
例年はながらで、見ていられましたが今年はあちこちに伏線やエピソードがあるので目が離せません
おかげで大河の時間は黙って音量を上げテレビを見ているので子供がむくれてしまいサムライ嫌いになってしまいました(笑)
最終3話の川中島は本当に楽しみです。