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くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

東京駅八重洲地下街の【くじら軒】

2006年03月11日 | ラーメン万歳!
翌日の日曜日の出来事...
蒼龍淵」のし~な殿が出演される舞台の観劇に誘われたのですが、その待合わせは、13時半に銀座松屋前
また、上演開始も14時からと聞いたので、その前に、どこかで昼食を・・・と、立ち寄ったのが東京駅八重洲地下街
銀座へ歩いて出るのにも好都合なここで、最近「オープンした」と知って行ったのが、【くじら軒】というラーメン屋。
横浜に本店を構える、行列の出来る有名店で、大二郎の若が、我が店の“めにゅー”に載せている、その店の2号店と聞いて、この機を利用して、行ってみました。

平日ならば、サラリーマンでごった返すであろう地下街の、南端,銀座寄りに店を構えているのですが、この日は休日,改札付近以外は実に閑散としたもの。
この店も、噂を聞きつけた人含め、平日は行列覚悟の店なのか、それ用の備えが店先になされていましたが、休日には無用の代物,すんなりと着席出来ました。

ここは食券制,そこで、この日選んだ“ラーメン”(650円)を券を買い、案内されたカウンター席にて待つこと2,3分。
待ちかねたラーメンがやって来ました。
それは、見た目あっさり感が伝わる、透明度の高いものでした。
けど、実際にはどうなのか?!その一口目,まずスープから...

あっさりはあっさりで、確かに美味いのですが、ちょい塩っ気が強かったです。

続いて二口目,麺ですが、これは縮れ無しの細いストレート麺。

茹で加減については、可も無く不可も無く、また、これ自体からは、然程旨味は感じられず、至って平凡な感じがしました。
けど、細麺は手早く茹で上がるので、オフィス街たる東京駅地下にて、忙しいリーマン達の腹を満たすに好都合、引いては回転率=売上げ向上にも役立つ優れもの・・・というのは、ちょい勘繰り過ぎでしょうか...。

三口目,チャーシューは、箸で持ち上げると崩れるほど、とろっとした柔らか仕上げで、これは中々よかったです。
また、付け合せの小松菜が、あっさり仕上げのラーメンによりよい効果をもたらしていて、実に美味くてよかったです。

全般的には、とても無難な仕上がりなので、気軽に行けるところにあれば、また食してみたいとは思いますが、わざわざここに来てまで食したいとは・・・と、正直に思う一杯でした。


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池袋東武(函館)の【あじさい】

2006年01月24日 | ラーメン万歳!
“初めての出会い”はこれからから3ヶ月ほど前,船橋の同じく東武の北海道展でした。
エスカレーター脇のポスターにあった塩ラーメンの、その透き通ったスープの写真に興味を持ち、休日の朝早くに起き、朝食も摂らず急行。
到着は10時半,開店から30分しか経っていないのに大変な混雑振りで、【あじさい】にも長蛇の列。
そうして食した塩ラーメンは、見た目と予想の通り大変美味しく、今回は池袋東武でお北海道展に出店することを知り、喜び勇んで(北海道展)最終日に行ってきました。
ただ、この前半に出店した【三角屋五衛門】が期待はずれの惨憺たる有様だったので、一抹の不安を抱きつつ、一方でリベンジも込めていました。

【あじさい】の出店に着いたのは11:40ごろ。
この時点ではや、30人くらいの人が列を成しており、その後ろに付いて、今や遅しと待っていましたが、前回同様,案に相違して、10分ほどで会計を済ませて着席できるまで行きました。
前回は、上記の通り塩ラーメンに魅せられて行き、大当たりだったのですが、今回はもう一品目,同じ630円とお手頃な醤油ラーメンにしました。

着席と同時に出されたお冷はレモン水で、それで口内をさっぱりにして待つこと5分ほど。
船橋の時と同様に、大振りのどんぶりに入ったそれは、濁り気の無い、濃い飴色のスープでした。
それをいつもの通り一口目とし、蓮華に掬って飲むと...
実にさっぱりと、魚介系の旨味が十分に、塩っ気も程よく十分な、とても深い味のものでした。
続いて麺なのですが...
これは(当たり前か)塩―と同じく、淡い肌色で細くほぼストレート仕上げ。
この手の麺が好きな私は、箸に多くとって勢い良く啜ったのですが、何と無く固ゆで。
細麺ゆえに、茹で時間などの見極めは難しく、返ってそれ程の固仕上げ妙なのか、美味かったからよかったのですが、前回が惨憺たる有様だったので、(比較すれば)美味かったです。

更に続いてチャーシューなのですが、大振りなのが3枚も入っており、その1枚は脂身たっぷりでもうとろっとろ♪
ゆえに、食した途端にどんどんと溶けてゆき、いい具合に脂身が口の中に広がっていました。
また、ほかの(だけ?!)は若干炙っているのか、いい風味がして、その美味さが倍増していました。
その反面、(ほかの)付け合せの葱や三つ葉などがシャキシャキとしていて、とてもさっぱりとしていてよかったです。

船橋での感動はそのままに、もしや醤油の方が美味いのでは・・・と思いました。

ただ一点、気になることが。
それは、私のラーメンのチャーシューの量。
私の隣には初老の男性が座ったのですが、ほぼ同時に(それぞれ)席に通され、私は醤油を、隣席はチャーシュー麺を注文。
それが仕上がって、運ばれてきたのも同時なのですが、どうも隣席のチャーシューの方が少なかったような・・・気がします。ので、ものすっごくお得感もありました。

これで、1クール目に【三角屋五衛門】で味わった悲憤は帳消しで、更に倍返しになったと思います。

北海道展はこの日で終了しましたが、早くコイコイ北海道!と心待ちにしています。

いや・・・自ら行けば話しは早いのですが(^^ゞ
その際は、是非とも「カイオペア」か「北斗星」で行きたいですね。

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池袋東武(札幌)の【三角山五衛門】

2006年01月19日 | ラーメン万歳!

新年明けて暫くし、世間も漸く目覚めて来た頃に始まった「大北海道展」 。
前日は、偶然立ち寄った【佐藤水産】の出店にて“いくら明太”に興味を持って試食をしたばっかりにこれを購入、更に合わせて“サーモン”を購入という予定外のことをしてしまったのですが、18日(水)は前々から目を付けていたこの【三角山五衛門】へラーメンを食して行って来ました。
ここは、去年の5月のゴールデンウィーク中,同じく池袋東武で開催されていた「北海道展」に出店していたので食したのですが、その時(醤油)とても美味かったので、あの味をもう一度!と思い、行ってみたのです。
昼の時間、急いで急いで向い、着いたのは12時の10分程前だったのですが、はや長蛇の列,20人くらいは順番待ちをしていたでしょうか。。。


 一体何時になったら食べられるのかな・・・と、途方に暮れながらも列に混じって待っていると、案に相違してスイスイと進み、列待時間は僅か10分程。しかも、一日限定300食の“味噌ラーメン”も今だ注文可能だったので、すかさずこれに岩のりがプラスされたもの(味噌ラーメン 岩のり入 830円)を注文し、席へと通されました。

満席の即席食堂の一席で待つこと5分ほど。
待に待ったそれがやってきました。まず一口目,スープから食してみると...
こっ、これは・・・薄い!まさにお湯そのもの。
推察するに、スープと味噌を完全に混ぜていないのが原因かと思います。
その後、全体をかき回した事によって、(恐らく)本来に近い味になった感じがします。
その次,麺は黄味が強く,太麺で軽く縮れたもので、仄かに小麦粉の風味がしてよかったのです。が!茹で加減がよろしくない・・・半茹で状態で中途半端に硬い,ようは生煮えなんです。
スープといい、麺といい、如何に行列必至の大人気店の即席出店で、引っ切り無し押し寄せる客を回転良く,効率的に捌く手前とはいえ、今回この日のこのラーメンはちょっといただけないです。。。
ただ、悪い事ばかりではなく、他,チャーシューはとても柔らかく、口の中にいれるととろとろに蕩けて実に美味く、付け合せの白髪葱もシャキシャキと、辛味も合わさって美味く合っていました。また、裏“メイン”の岩のりも、スープの熱で程良く溶け、磯の風味が良く出ていて、巧くこのラーメンと合っていました。
ただ・・・最後に、そのものの正体はハッキリしなかったのですが、山菜らしきものが具として入っていたのですが、これがまたちょっと・・・人の好み,自分の好みの問題かと思いますが。。。
即席出店がこのテイタラクだったので、是非とも今度,機会あれば“本場”ものを食して見たいです、リベンジで。
ちなみに、この店は18日(火)にて終了し、19日からは函館の【あじさい】が出店します。昨秋、船橋東武にて美味しく頂いたので、今度こそ!期待を込めて食しに行きます。

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池袋の【はせ川】

2006年01月15日 | ラーメン万歳!

 

池袋東口の三越向い,以前食したことのある【野田屋】の並びに店を構えるここは、味噌ラーメンで有名だったところ。

 


ゆえに、以前から気になっていた店で、この日漸くその願いを果たすことが出来た!のですが・・・ 聞くところによると、以前の店構えはあばら屋のようで、席はカウンターのみだったそうですが、多くの人がここのラーメンを食べるべく列を為していたそうです。
けど、今はその面影は無く、店構えも(微妙に)真新しく、店外はおろか店内にも20席中僅かに5人程の客・・・だったので、テーブル席に腰掛けて、“名物”の味噌ラーメンを注文しました。

それから待つこと5分ほど・・・運ばれてきたのは、表面に水玉大の油が幾つも浮遊し、油層が5mmほどもあろうかというもの。
その一口目,いつもの通りまずスープから啜ってみると...
うむ、これは紛れも無く味噌汁です。
しかも、口の中が少々重たくなるような油味ずっしり,後味がしつこいのです。。。
ちょっとこれには辟易しましたが、、、巧い具合に太く軽く縮れた麺がこれに絡んで、そこで(なんとか)美味かったです。が、言うなれば、麺に救われた・・・といったところでしょうか。
このほか、チャーシューは厚切り硬仕上げの醤油味で、とてもオーソドックスなこれは味がしっかりと付いていて、それなりに(無難に)美味かったです。
けど、これはちょい大袈裟で辛辣な表現かもしれませんが、正直,市販の生ラーメンを自分で作った方がよっぽど美味い・・・かも。

以前は、上に記しましたが行列の出来るほど美味くて評判の店だったそうで、その頃は、生卵を落としてくれる・・・なんてサービスもあったそうですが、今はそんなこと全くありません。
この店に似た味・・・と言えば、飯田橋の警察病院前日本歯科大学付属病院)の一角にある【にゃがにゃが亭】が近いですが、余程のことが無い限り、もう、二度と行くことはないと思います。・・・ということは・・・ということです、ハイ。

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東池袋の【揚州商人】

2005年12月19日 | ラーメン万歳!
ここには以前、【陽輝】という塩ラーメンの美味い店があり、“我が店”でもお出ししていたのですが、初秋に突然閉店し、それから1月程後,チェーン店の【揚州商人】に生まれ変わってオープンしてました。
この店(別店舗)には、以前よく行っていたのですが、ここ最近は遠のいていて、残業したこの日の夜食を摂るべく、久しぶりに暖簾を潜ってみました。
看板とメニューこそ替っていますが、内装や店員の構成などは以前と(然程)変わらず、思わず【陽輝】のメニューの品を注文したくなるほどでした。
何を食べようか、目の前にあったメニュー表を眺めて・・・ふと気になったのが値段。
以前より、(なんだか)かなり高くなった気がしたので、オーソドックスなものよりも変り種を食したくなって選んだのが、冬期限定“かきラーメン”です。
写真を見た限り、なんとなくとんこつベースの感じがしたので、まさか・・・と思いつつ注文を取りに来た店員に「スープは何味ですか?」と聞くも、日本語の覚束ない丙級店員(中国人)だったの、来てからのお楽しみ・・・として、そのまま注文しました。

それから10分以上か、随分と待たされた挙句にやって来たそれは、強いて言うなら粘土色をしたスープでした。
その上に何個か牡蠣が乗っていたのですが、まずが一口目,毎度の事ながらスープより頂きました。
その味は・・・うむ、確かに店員が答えに窮するのが理解できるほど、どれにも分類出来ないものでした。
けど、悪しくなく,言ってみれば牡蠣からのダシがふんだんに詰まった旨味のあるものでした。
これに二口目,ストレート細麺を啜ってみると、海のミルクと称される牡蠣のラーメンなのに何故か多い油のお陰で、これらがうまく絡んできて、二口で二度美味かったです。
そして三口目,いよいよメインの牡蠣を食してみたのですが、これがまた、ぷりぷりして美味かったです!
このラーメンに、牡蠣好きには堪らない,手堅く美味いラーメンです。
けど、やっぱ海のものなのに多少油っぽかったのがちょい、頂けないです。

ちなみに...
来店時,店員は全て日本語が覚束ない中国人で、厨房内では(当然ながら)流暢な中国語がバンバン飛び交うのですが、そこから一歩出れば・・・なもんで、今一つ要領が掴めていない雰囲気でした。が、以前の【陽輝】もこんな感じで、いつもチャーハン食いっぱぐれそうになってましたから、なんだか慣れっこになってます。
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鬼子母神の【木菟らーめん】

2005年12月10日 | ラーメン万歳!
都内で唯一残った都電荒川線鬼子母神駅の直ぐ近くにあるこの店は、かつて【大観】という名で中華料理を振舞っていたそうです。
しかし、その店主が没した後、東京メトロ13号線(新線池袋渋谷)建設工事等と相俟って、店を閉めていたそうなのですが、確か今春,娘さんが“ラーメン屋”として装いも新たに開業した、それがこの【木菟(みみずく)らーめん】なのです。

鬼子母神の表参道より脇道に,地下鉄工事のフェンスに両脇を囲まれた道を少し行ったところに店はあります。

ここは食券制で、店に入って直ぐ左手にあるそれから、「注文」をとります。
この日食したのはラーメンですが、ここは普通盛から大盛(2玉=400g)までお値段均一500円!なので、勿論大盛にしました。
その食券を店主に渡し、備えの新聞など読みながら待つこと5分ほど・・・大振りのどんぶりによそられて、注文のお品がやってきました。

まず一口目、いつもの通りスープから・・・
透明度の低い、多少濁り気味のそれは、醤油ベースに魚介系スープを加えたもので、実にあっさりとしながらも結構旨味のあって、ぐいぐいと行ける味です。

それに絡む麺は、細身で軽くウェーブが掛かっており、味の主張は感じられなかったですが、モチモチ感が活きるほどの茹で加減で、スープが良く絡んで、一啜りで二味が楽しめました。


ほか、このラーメンに興を添えるのは、ふんだんな若布,軽く甘みの有るメンマ,刻み葱,そしてチャーシューです。
これは、はちと堅仕上げですが、醤油の味が良く沁みていて、食い応え十分です。

ここにラーメン、総評としては実にシンプルです。
ゆえに、ふとしたときに食べたくなるんですよね・・・。

但し、とても熱々で出てきますので、猫舌の方は火傷などされぬようにご注意ください。
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新座の【バリバリラーメン】

2005年11月28日 | ラーメン万歳!
おふろの王様」にて体内の毒素と塩っ気を存分に放出した、訪れたのが新座にあるこの店
予てより、紋次郎。オーナーからここの美味さを聞いていたので、「いつかは食してみたい」と思っていたのですが、思いかげずもその願いが叶い、店のまでの道中,とてもワクワクしていました。

ただ、店に着いた時には店内満席だったので、(お店の指示で)寒い夜中,暫し店外にて空席待をしていました。
・・・満席時、店内に入れてもらえないのは、食事中の人への配慮なのかな・・・とは思うのですが、寒かったです。
それゆえに、10分程して店長の手招きにて漸くは入れた店内が天国に感じ、熱々のラーメンへの期待も更に高まりました!

この店は最近建替えられたそうで、広々とした店内のそこかしこに真新しさが見られましたが、イスやテーブルなどは、以前のまま持ち込んだという感じがする、年季の入り様を感じました。
店内は、カウンター席とテーブル席合わせて20人ほどは着席が出来そうです。
なお、カウンターの一角にはおでん鍋があって、これは各自自由に取って、お支払いは最後一括,一品100円でした。
それを隣で、ビール片手に食していた人がいましたが、それがまた実に美味そうでした。
特に寒中待たされたので余計に・・・。

この日注文したのは、勿論(普通の)ラーメン。
通されたテーブル席からも見える厨房内を、まだかまだかと見続けること数分・・・やって来ました!そのお品が。
透明感があるも、深度が増すほど飴茶色が濃くなる(醤油)ラーメンに、ほうれん草,メンマ,チャーシューが興を添えています。
その一口目,まずはスープから頂くと・・・表面に脂と油層を確認しましたが、鶏だしゆえにくどさは無く、実にあっさりと美味しいのですが、ちと塩っ気が強く、なんとなくツンツンと、棘のある感じがありました。
もしやこの程度・・・と思っていたら大間違い!
この店のラーメンの真骨頂はここから。
普通、醤油ラーメンには薬味として胡椒を掛けますが、ここでは中華の香辛料,豆板醤を入れるのです。
一見、不可思議な組合せ・・・と思うのですが、然に非ず,これを入れることによってあら不思議!
一口目で感じた、どこと無く棘のある味が一変して、とてもまろやかな、実に美味いラーメンに変化していたのです。
これにはとても驚きました。
たった一味加えただけで、こうも違ってくるのか・・・と。
生まれて初めての感覚だったので、その驚き,感動も一入でした。
但し、豆板醤の入れ過ぎには注意した方がいいですよ。
折角の味が台無しになる可能性がありますので。

これに続いて麺を食らったのですが、茹で加減が良いのか、それもとも麺の特性か、なんとなくもちもちとした感触があって美味かったです。
しかも、投入した豆板醤もこれに絡まって、ピリッと辛味が付いてより旨味が増していました。

続いてチャーシューですが、下手に手の込んでいない、厚めに切られたオーソドックスな堅仕上げで、スープの熱さも手伝って、とてもジューシーでトロトロしていて、これもまた実に美味かったです。

このほか、このラーメンに興を添えたほうれん草は、スープに浸りながらもシャキシャキ感が活きていて、よりあっさり味が感じ増してよかったです。
その一方で、これは個人的な趣向の問題なのですが、メンマが結構入っていたのには、ちと参りました。。。
メンマの、あの微妙な歯応えがちと苦手なもんで・・・。

それを除けば、スープを飲み干すほどのに美味いラーメンでした。
凝った趣向などは感じられなかったですが、上にも記した通り、豆板醤を入れた後の変化は感動モノで、是非また食したい!と欲するほど、美味いラーメンでした。

シンプル is ベスト・・・ってことですね。

なお、後日これは“我が店”にてお出しするので、そちらでもゆるりとご堪能ください。
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大平の【小三郎】

2005年11月21日 | ラーメン万歳!
今や全国的になった“佐野ラーメン”の余波は、近隣の地域にも及んでおり、店も人気も分散の傾向にあり、栄枯盛衰も激しいようです。
そうした中、私の伯母さんが見つけてきたのが、佐野より東に位置する下都賀郡大平町の旧50号(県道36号,岩舟小山線)沿いに在る【小三郎】というお店です。

真新しい店舗に広い駐車場の【小三郎】に着いたのは閉店の30分ほど前の19時ごろ。

店内はテーブルとカウンターに座敷の構成で、20人ほど入れば満席になる程度で、この時は10名程度の入りでした。の割には店員がやたら多かったです。。。

空いていた座敷に上がり、“生姜ラーメン”と餃子を注文し、待つこと・・・5分ほど。
まず、生姜ラーメンがやって来ました。
事前に耳にして想像していたのは、すり生姜になにかしらの調味がされたもの・・・かと思ったのですが、出てきたのは刻み生姜。
それに、何かしらの調味がされているようなのですが・・・まず一口目,スープから。
鶏だしの醤油味なのですが、油といえば細かいのがある程度で油層も無く、驚くほどあっさりとしています。
続いて麺は、この地方特有の青竹平打縮れですが、これ自体には然程,強調してくるような味は感じられなかったですが、茹で加減は程好く美味かったです。
そして、このラーメンの“メイン”たる生姜なのですが、先に記した通り、刻みに味噌らしきものと、細かくした肉らしきものが絡めてあった・・・ようです。
生姜は、辛味があるもさっぱりとして味で薬味としても重宝されていますが、その特徴を最大限活かした、三本の矢的に、束になっているのでかなり強みのある辛さでした。
しかも、あっさり鶏だしベースのスープとの相性がいいのか、より辛味が強調されている感じがしました。
そのお陰で、新陳代謝が活発化して、汗が出る出る・・・忙しく拭いながら食し、あっさり味も手伝って、スープもぐいぐいと飲み干してしまいました。
初めて食したその味に、感動しっぱなしでした。

辛味に自身がある方,是非に食してみてください。

ちなみに、餃子も大振りで、にんにくがたっぷり入っていて美味かったです。


と夜、2食続けてラーメンでしたが、それぞれタイプが違うもので飽きなど来ず
、それぞれ十分に堪能できました。
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佐野の【弓削食堂】

2005年11月20日 | ラーメン万歳!
栃木県南部に位置する佐野市
人口10万程度のこの街は、親戚が多く居るので幼い頃から馴染みがあるのですが、いつの頃から“ラーメンの街”として注目を浴びるようになっていました。
それに伴って、マスコミなどで取り上げられて“有名店”(行列必至店)へと成り上がる店が出てきますが、大概こういう店は美味くありません。
ゆえに、名も知らぬ,世間的注目度の低いところが穴場・・・ということで、行って来たのがこの【弓削食堂】というお店。
なおこの店は私の遠縁が営んでいて、小さい頃から馴染みがありますが、そんじょそこらの有名店よりも、贔屓無く美味いです。

以前は東武佐野線佐野市駅より南,海陸橋の先の県道237号(赤見本町)線近くに店を構えていたのですが、佐野環状線(新海陸橋)建設に伴いこの地を去り、裏手を流れる秋山川を数キロ北上した佐野厚生総合病院近く,住宅街の一角(カワチ佐野西店裏)に移転しました。
それゆえに、(駐車場も狭くなって)停まる車(客層)もダンプなどから乗用車へと変化しましたが、昼時には席待ちするほど盛況です。但し、長蛇の列とまでは行きません。
“食堂”の看板ゆえに、定食ものも揃っていて、それを注文する人も多いですが、やはりここに来て食したいのがラーメンです。

この日は、(いつもの通り)餃子5つととご飯が付くラーメンセット(¥950円)を注文し、待つこと数分・・・
佐野市の“ラーメンマップ”には載っていない、言わば隠れた名店のラーメンは醤油で、佐野系特有の青竹打ち麺。
その一口目,まずはスープから。
透明度の高いこのベースは魚介系で、油も水玉のようなものが何個か浮かんでいる程度で実にさっぱりとしていて、塩っ辛くなく、すいすいと飲める味です。
そして、続いて麺ですが、上記の通り,佐野系特有の青竹平打ち、小麦の風味を微かに感じる程度で、これ自身が大きく主張することはありませんが、麺の中央に“芯”がしっかりと見えるほどに茹で加減はよく、また程よい油が麺に絡んで実に美味いです。
そしてチャーシューですが、これは厚みがあって堅仕上げのものですが、スープなどの熱で程好く溶けていて、その状態で食せばジューシーに醤油味を実感できます。
このほかにも、具にはめんま,なると,わかめなどに刻み葱があり、あっさりスープと相性良く共演し、ラーメンの美味さを盛り立てていました。

それと、セットになってあった餃子なのですが、少々小振りですがニラがたっぷり入った、焼き加減も良くて実に美味い仕上げでした。
ほかにも、定食屋の看板掲げるだけあって、ごはんもいけます。
ラーメンとだと余計に進んでしまいます。
添え物の漬物ですが、苦手な私でもきゅうりだけは浅漬けで食べられます。が、これがまた、ごはんを促進させるのです。。。


そしてもう一品,ここに来て食すのが“いか天”です。

キャベツに大根おろしが添えられたそれは、カラッと揚がっていて美味いんです。けど、巧く噛み切らないと、いかを裸にしてしまい、有り難さを半減させてしまいますが・・・。

なお、この日の夜も、伯母が推奨するラーメン屋にて食してきましたので、その模様はコチラで。
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新宿の【麺屋武蔵】

2005年10月30日 | ラーメン万歳!
世田谷文学館にて藤沢周平先生の世界に浸った後、それを消したくなかったので常設展を見ずにここを後にして、再び芦花公園から京王線に乗って新宿へと向いました。
受付前のロビーでは、図録が販売されていたのですが、1200円に二の足を踏んでしまい、結局買わずじまい・・・後日、完売のメッセージを見てちと後悔しました。
また、この日の文学館は、京王主催?!のウォークラリーの終点だったようで、それに参加したであろう老男女が次々と入ってきました。中にはお場所柄もわきまえず、煩いじさまもいました。

(新宿へ出た)その最大の目的は、ラーメン界の超人気店【麺屋武蔵】のラーメンを食すことにありました。

かつてはラーメン激戦区だった新宿も、看板倒れの不人気店は次第に淘汰され、今は一段落の感があります。しかし、だからと言って名店揃いという訳でもなく、ラーメン的魅力は返って失われました。
そんな新宿に於いて、一度は訪れてみたいと思う、行列の絶えない店があります。
それが、西新宿の【麺屋武蔵】です。

かなり前の土曜日、確か時間は14時ごろ。
その時は何も知らずに通りかかったので、十重二十重とあった行列が強烈に印象に残っていたので、一か八か,行列が然程に無ければ・・・と新宿に降り立ち、向ったのは15時半ごろ。
京王線改札(西口)から北へ地下街を横断し、大ガードの交差点から地上に出、専門学校などが立ち並ぶ線路脇の道を進み、途中左折,小滝橋通りの手前にその店はあるのですが、驚いたことに、店先には人っ子一人居ないのです!
一瞬、休みなのかな・・・と近づいてみると、暖簾がしっかり掛かっていて、営業中であることは間違いなく、扉も開いていたのでなんとなく恐る恐る入ってみると、店内も待ち客が僅かに2,3人。
これは千載一遇のチャンス!ここで食わずばなるまいて!!ってことで、嬉々として券売機で食券かって、席が空くのを待ってました。

この店は上記の通り食券制で、それは暖簾を潜って5段くらい階段を上がると直ぐ,店内の一角にあります。
この日食したのは、830円の味玉ラーメン。
手持ちに小銭が無かったので1000円札を投入して、つり銭ボタンを押して出てた170円を取ろうとすると・・・非常に取り辛く、失敗(- -#)してしまい、50円玉がコロコロと食事中の方の足元に。。。あれだけは何とかしてもらいたいです。入店の際は、皆さんもお気をつけください。

食券は席待時に店員に手渡すのですが、その際“こってり”か“あっさり”かを訊ねられたので、(私は勿論)あっさりで注文。
それから待つこと5分ほど・・・カウンターのみ19席ある内の一席空いたので、2人連れに先立って案内されたので着席。
注文の品が出てきたのは、それから3分ほどしてからでした。

一周掌4つ分程の大きさのどんぶりに、7割程度盛られたラーメンの一口目,まずは濃茶のスープから頂きました。
濃口の醤油に魚介系のダシが追加されて、実に濃厚な旨味のあるスープでした。
更に底にはゆずが仕込んであって、一見ミスマッチな感じがしますが、実に風味よく、多少口の中に残った濃口の味を打ち消す、いい作用と後味がありました。

続いて、麺は太くて軽く縮れており、これ自体には味は然程感じられなかったのですが、茹で加減はバッチリ。
しかも、濃厚なスープによく絡んで、一啜りで二度美味しく楽しめました。

次にチャーシューなのですが、掌大で厚みもあり、これを箸で取ると崩れるほどの柔らかく仕上がっており、食してみてもこれは同じ。スープともよく絡み溶け合って、蕩けるほどの旨さがありました。

そして、最後はメインでもある味玉(煮卵)。
噂によると、ここの味玉は実に旨い!らしく、これを頼んだのもそれを思い出してのことなので、ワクワクしながら蓮華で掬い、箸で抓みながらまずは一口目。
絶妙な半熟仕上げとの聞いていたのですが、確かに、箸で抓むとプニプニと柔らかかったので、割った瞬間折角の黄身が洪水しまうと勿体無く悲しいので、齧り付いて見ました。
上1/4ほど、黄身まであと僅かな部分を食しましたが、煮出しの味と付け具合が余程良いのか、醤油とお出汁の味がしっかり滲み込んでいて旨かったです。
そして残り、黄身の部分の損失を最小限に抑えるべく、一口で頂きました。
すると、黄身の半熟度,とろみ加減がまたバッチリで味は濃厚、これまた美味かったです。

最後、スープを味わいながら飲んでいると、微かに感じる柑橘系の風味・・・はなんだろう?!と、飲み進めていると、そこから現れたのは“ゆずのかけら”でした。
塩ラーメンの風味付け,隠し味としてあったことはあるのですが、醤油に・・・とはもう、お見それしました。
正直、スープの塩っ気が強く、後味はさほど良く感じなかったのですが、それをゆずが緩和させて、この美味さを作り上げていたようです。

ちなみに、私は出された全てを平らげて席を立った頃には、既に空席待が10人近く居て、店を出る時にも2,3人の人とすれ違いました。
一歩間違えば・・・と思うと、この日はホントついてたな・・・って、つくづく思いながら、口の中に残っていたラーメンの風味より余韻に浸り、反芻していました・・・。

後日、我が店でもお出ししますので、空腹にてお待ちください。m(_ _)m
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船橋東武(函館)の【あじさい】

2005年10月09日 | ラーメン万歳!
引く手数多な北海道の物産展が、この日の前後3日間,船橋東武でも開催されていました。
そのポスターの中で目に止まったのが、やはり美味そうなラーメンの写真。
見つけてしまったのだから行くしかない!ので、日曜日の朝、食事を抜いて行ってきました。

今回、ここに期間限定で出店したのは函館の【あじさい】というお店。
その開店が10時半ということで、それに間に合うように行ってみたのですが、僅か1,2分の誤差内で着いたのに、既に長蛇の列・・・。
結局、店内に入るまでに15分,列を為して待ってました。

待っている間、(この店が)テレビで取り上げられた折のVTRが、入口脇にあった液晶テレビで流されていました。
そこには、(本店の)入店待をする長蛇の列、そして“美味さのヒミツ”を公開していました。
それによると、スープは昆布ホタテの貝柱から摂り、火加減の調整の為、終始目を離さずつきっきりでこれを見ているそうです。
また、不出来な場合は店を開けない,商売しない!と断言していました。が、この店,北海道内に4店舗を展開する“企業”となっていて、果たしてそれをどこまで貫徹しているのか、正直半信半疑なところです...けど、美味そうでした。もう、準備体操はバッチリです。

並び始めて15分,漸く会計まで辿り着き、ここでポスター(写真)にあった「塩ラーメン」(630円)を注文。けど、それから着席まで、なお5分ほど要しました。

店内に入って通されたのは、壁向のカウンター席の一番端っこ。
写真など撮る上で、好都合この上無しな場所。
着席後、準備万端整えて、今や遅しと待ち構えている・・・その最中、ケータイに入電が!
その主と用件・・・については、後ほど別項に記すとして、まずはラーメンの話。
着席から5分ほどして、待望のラーメンがやってきました!!
お盆に乗ったそれは、至極透明なスープに仕上げられたものでした。
その一口目、まずはスープから。
その味は・・・・・・・・・・・・!!!う、美味いっ!
口当たりは実にさっぱり!しかし、出汁に使われている昆布やホタテの貝柱の旨味が十分に、かつしっかりとして、後味も抜群なスープでした。
ただ、惜しむらくは、ちと塩味がきつかったこと・・・ですね。
続いて麺は、細麺ストレート。
これが好きな私にとっては良かったのですが、あまりここからの旨味の主張は感じられなかったです。
これは飽くまでも私見なのですが、もう少し太麺の方が、スープの旨味を(少しでも)吸い込んで美味くなるんじゃないのかな・・・と、思いました。

続いてチャーシュー。
これは醤油煮込みの固仕上げで、噛むとその味がしっかりと、かつ旨味もあってこれも上出来です。
しかも、あっさりスープにこの脂身が溶け込んで、チャーシューは柔らかく、旨味もスープに流れ込み、相乗効果を生んで尚良!でした。

地元まで行くのは難しく、こうして会う機会も難しいでしょうから、この日、朝早く起き、並んだ甲斐があったてもんです。
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津田沼の【なりたけ】

2005年10月02日 | ラーメン万歳!
・・・といえば、泣く子も黙る(千葉では?!)超有名なラーメン店。
なのですが、ここの味の基本は“こってり系”なので、
その味の基本は“こってり”なので、それが苦手な私は一度も踏み入れたことの無い店でした。
しかし、この日集まった高校以来の友達の中にここの常連がいて、そいつから「いっぺん食べてみ」と強く勧められたので、折角の機会・・・と思い、(私からすれば)意を決して行って来ました。

JR津田沼駅から歩けば5分ほどの県道沿いに、その店はあります。
そこに着いたのは13時前ごろ。
“常連”の車でやってきたのですが、流石に休日の幹線道路なので店前の路駐できず、向かいの有料駐車場(¥400-)に停めて行きました。
その時、店外には3人並んでいましたが、店内にもまだ5,6人が待っていました。
ちなみに、我々が列についた途端に人が増えだし、私たちが食事を済ませて店を出た頃には、もう10人以上の待客が居ました。

我々が(とりあえず)店内に入ったのは、それから10分くらいして。
店内に入ってからまず食券を購入。
私が選択したのは、無難に“醤油ラーメン”
ほか、チャーシュー麺や具沢山,チャーシュー麺+チャーシューとか。
それから暫くすると、店員がオーダーを取りに来ます。(客回転率向上のため)
私は、常連のレクチャー通り「超さっぱの薬味大盛,麺固」を答え、ほかは「さっぱ」「普通」「ギトギト」とお願いしました。

それからまた10分ほどしてか、空いた席へ誘導されたので、セルフな水を持って着席。
その仕上がりを暫し、ドキワクしながら待っていました。
ただ・・・我々は4人で入店したのですが、作る側はその一個一個の注文に少々混乱気味。
クイズ形式で注文内容を確認して行く様に、笑いと反面警戒,不安感を感じながら、またまた待つこそ数分。
遂に、我々のラーメンの仕上がり近くになったのですが、スープをざる漉ししながらどんぶりに入れてゆくのですが、私の仕上げ時は、ざるには何も乗っていない、ただ不純物を取り除くようなものでしたが、ギトギトの時は、私にとっては世にも恐ろしき量の“脂”がざるに乗っていて、スープはそこを通ってどんぶりへと注ぎ込まれました・・・。

その仕上がりのラーメン、私からすれば“罰ゲームに等しい食い物”でした。
友達も、とても後悔していました。具沢山の一部か、バターがより・・・
一方私のラーメンは、、、想像と噂に聞いていたもの,ましてやギトギトとは遠くかけ離れた、背脂一つ浮いていない白濁系醤油ラーメンでした。
追加のネギを更に入れ、まずはスープから・・・!?こっ、これは恐らく鶏がら系の、実に飲み易いあっさりとしたスープ。
これは実に以外でした。
その手の本には、この店は“とんこつ”のカテゴリーに入っていたので、それが敬遠していた理由でもあるのですが、そんな味は微塵も無し!
なんでそんなことになっているのでしょう・・・全く理解できません。

これを分類化した奴の舌に、異常があるとしか思えません。

続いて麺は、中太縮れで指定の固ゆで。
麺自身が放つさほど旨みはありませんが、固ゆで効果は抜群。
これくらいの固さと噛み応えは好きです。

この中のトッピングは、(他に)チャーシュー,めんまなど。
その中のチャーシューは、まるでハムのように薄い茹でもの。
だから・・・か、スープの熱さなどにほぐれて、一部は溶け込んでました。

全てを食べ尽くして、、今は味の廃れた池袋の【えるびす】の良い時に似てました。
けど、それも超さっぱかさっぱまで。
普通はもう、私の限界を少し越え、ギトギトなぞは問題外。
出来上がる過程を見ているだけで、もう胃がもたれます。

けど、今まで風聞に騙されてここに来れなかった事に、なんだかとても損をした気持ちです。。。

ちなみに...
常連の友達曰く、この日の作り手はイマイチだったそうです。
4人のチームだったのですが、何と無くぎこちなかったしテンポもあまりよくは無かった...
ここの一番の作り手は、やはり店長だそうです。
それと良く会えるのは、繁忙時だそうです・・・けど、この日会えなかったのが残念だった。。。
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北海道は美味い道!1味目【月見軒】

2005年09月16日 | ラーメン万歳!
先日手にしてチラシ。
それは、池袋西武7階大催事場に於いて14日から20日まで開催されている...
「北海道うまいもの会」のもの。
その表紙には、イートインが出来る現地の名店の紹介されていたのですが、(勿論)真っ先に目が行ったのが、札幌にある【月見軒】というお店の味噌ラーメン。
その写真から、とてつもなく美味そうに感じたので、この日の昼、取る者も取り敢えず行ってきました。

お店に着いたのは11:45ごろ。
この時既に、25人程が並んでおり、昼休みの時間内に収まるか心配をしていたのですが、流石は回転率の早いラーメン、店員の捌き方が比較的巧く順調に進んで行き、列に並んで凡そ20分後に、店内へと案内されました。
厨房には本場の職人か、実に手際よくラーメンが仕上がっていました。


ここでのメニューは一つ、味噌ラーメン,750円。
着席後、待つこと5分ほど...
やって参りました、噂の垂涎ラーメンが!

では早速、スープから...

これはまた、実に濃厚でまろやか味があるもまったりせず、良い味噌とお出汁の効いた味噌汁のようでした。
実に美味い...。

そして、次に麺ですが...

中太縮れで幾分黄みがかっていたのは、チラシの写真の通り。
それが実に美味そうで、食欲がそそったのですが、そのお味は・・・
丁度良い茹で加減で、その特性からか、よくスープと絡んで実に美味い。
もう、熱さ等忘れてするすると口の中へ運んでいってしまいました。
そして、この麺の付け合せはチャーシューとゆで卵,メンマにネギです。
其の中から、まずはゆで卵から。
味付けは無く、実にシンプルなこれは、茹で加減8分ほど,微妙に半熟となっていて、これは可も無く不可もなく...といったところです。
続いてチャーシューは固め仕上げ。
これもまぁ、、、可も無く不可もなくといったところです。
気持ちとしては、これがもうスープなどの熱に反応して、若干軟らかめになったところを食らった方が、美味い!と思うのですが。

全般的に、スープと麺,量ではや及第点は優に超しており、大変に満足いく一杯でした。

・・・でもこのお店、どっかで聞いたことがあるんですが・・・思い出せない。
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直江津の【ニューハルピン】

2005年08月28日 | ラーメン万歳!
今年もまたお盆の時期に、謙信公祭に参陣するべく訪れた上越
去年は時間の使い方と始めての地ゆえに戸惑い、昼前の入ったにも関わらず、危うく昼飯を食いっぱぐれるところでしたが、今年はそのようなことがないよう、今回謙信公祭を開催するに当たって、実行委員にて祭にも参画されている軒猿頭様が開設された専用サイトにて、不躾にも突然、その掲示板にて「昼食(ラーメン)を取るのに美味しいところはありますか?!」などと質問すると、軒猿頭様には懇切丁寧にそのスレをつけて下さったので、そのご好意に甘んじて入ってまいりました、そのオススメのラーメン屋へ。

私が直江津に到着したのは、8月15日の11時半前。
上越から先、北陸への玄関口,越後湯沢より北越特急はくたかにておよそ50分の旅は、実に快適で、その高速運転は実に気持ちが良かったです。

それから待つこと20分ほど、長岡から上越入りしたマコ殿と合流し、一旦荷物を本陣に預けてから、軽装備にて軒猿頭様よりお教え頂いた通り、直江津駅北口から北へ真っ直ぐ伸びる道を進み、歩くこと5~7分ほど。
幹線道(バス通り)は駅から4,500メートルほどで直角に曲がるので、ここで一瞬迷ってしまうのですが、「北へ進む」の通りに行くと、人の出入りが(多少)ある、正直小汚い店を発見。
そこが、今回軒猿頭様からお教えいただきました「ニューハルピン」(上越市中央5-2-43)というお店。

店構えからは、「何がニュー?ハルピンって一体・・・」という突っ込みどころもありますが、それは抑えて入店すると、外見通りの店内はレトロな感じ^^;
お盆と生憎の空模様だったからか、席には若干余裕があったので、本陣からは結構歩いたので、ホッと一息・・・とばかりに、戸の直ぐのカウンター席に腰掛けて、壁に掲げられたメニューを見てみると・・・その多さにびっくり。
いや...鳥万ほどではありませんが、それでも迷うほどの多さでホント困ったのですが、ここはこの店の味を知るために、敢えて王道のラーメンを、餃子もつけて頼みました。

それから待つこと・・・10分くらいでしょうか。
私が注文した“ラーメン”のお成りです。
昔懐かしい、中華渦がぐるりと描かれている大振りのどんぶりに入ったそれは、醤油独特の香しい、実に食欲をそそるものでした。
その一口目、まずはスープから頂くと...
多くの店で見られる“油層5mm”の濁ったもので脂っこいかな、、、と思ったのですが何のことは無い、(然程にこってりしておらずに)あっさり目の動物系出汁が良く効いた、実に旨みのあるものでした。
その旨さにに刺激され、麺を引き出して見ると、それは中太縮れ麺。
この手のスープには最適な麺の味は、茹で加減など程よく、スープも良く絡んで実に旨いです。

このラーメンの付け合せは、刻み葱にメンマ,チャーシューにおまけなのか、小さい海苔が一切れです。
チャーシューは2切れ、固めに仕上がった一番オーソドックスなものですが、旨かったです。
変な表現かもしれませんが、麺の茹で具合とこのチャーシューの硬さがまたいいんです。
これが、もし両方とも軟らかかったら、何と無く締りの無い、物足りないものになっているかと。

ただ一点、餃子がもう食べ終わる・・・もう、忘れられているのか・・・って頃にやってきてのが残念でしたが、ラーメンに関しては、食い応えのある量と味で、一気にスープまで平らげて、値段は(確か・・・)500円(餃子は350円)ですから、これにはもう大満足です。

残念ながら、中々食す機会はないですが、もし直江津へお立ち寄りことあれば、是非に行って見て下さい。
このシンプルさは、中々首都圏では出会えないですよ。

ちなみに、軒猿頭様曰く
「先代の方が美味かった」とのこと。
店員はみんな若く、活気はありましたが、、、その時に訪れてみたかった・・・。

なお、この記事は後日,不夜城城下町内の我が店のメニューに載せます。
気を長~くしてお待ちください。

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湯島天神下の【大喜】

2005年08月24日 | ラーメン万歳!
東京国立博物館にてお勉強・・・のその前に、腹が減っては何にも出来ぬ・・・ってことで、昼前,11時過ぎに若と落ち合って、湯島天神下のラーメン屋「大喜」へ行って来ました。

若と待ち合わせた京成上野駅公園口すぐ側,警視庁第六方面本部上野警察署公園前交番からは歩いて凡そ10分ほど、天神下交差点より春日通を西へ50mほど行ったところのビルの1階に店はあります。
ただ、有名店なのでもうはや並んでいる・・・と思っていたのですが、案に相違して誰も居らず、肩透かしを食らった感があったのですが、ここは受験生の若と、学問の神様,菅原道真公を祭神とする湯島天神近くまで来たので、折角だから...と参詣。疎らな境内の中、社殿より神官が行っていた笙の練習を聞きながら、自分のことを祈願。
合わせて、欲張りな絵馬などを見て受験当時を懐かしみ、おみくじ(小吉)を引いて運試しをしていたら、11:20頃と丁度良い時間となったので、早速行ってみると、いつの間にやら行列が。
とりあえず駆け足で、並ぼうとした人の先に着いてから食券購入。
私の選んだのはここの看板“とりぞば”(730円)に、ランチのお得品の小ライス(50円),若はチャーシューメン(950円)に小ライスを追加して頼みました。

準備万端、待つこと10分ほど。
とりあえず、列の1巡目で入店。
食券を店員に渡し、待つこと5~7分ほど。
受け皿の上にどんぶりが乗ったラーメンと、丁度良い量のご飯の片隅にチャーシューの“切れ端”が乗った小ライスが運ばれてきました。
まずはそれぞれ、これをデジカメに収めてから...まずはスープから。
色は無く透明度が高く、油は黄金の玉のようなものが浮くくらいで、一面ビッチリというわけではありません。
ゆえに、その味はとてもさっぱりとしていて、魚系の風味を感じます。
そして、麺は細くてストレート,それがなんとなくもっちりとしていているのですが、一番初め食した時、率直な感想として、それはまるで素麺のようで、今回もまた、やはりそう感じました。
麺の付け合せは、チャーシューの代わりに蒸し鶏,メンマ,半熟に仕上がったゆで卵,白葱(刻み),貝割れ大根,それに隠し味として柚子が一切れ、これは食して行けばそのうち発見できます。
この中で変り種といえば...蒸し鶏と貝割れでしょうか。
けど、あっさり麺ならばこれらも良く合い、ナットクの美味さを引き出してくる、あっさり好きな私にとっては、満足いく組合せです。
いつもの事ながら、スープをキッチリ飲み干して完食してきました。
ただ...何かが物足りなかったです。
その・・・何かが解らないのですが・・・。

ちなみに、その内不夜城城下町内にある我が店のめにゅーに、ここを追加いたします。
とても気長に気長に気長に・・・お待ちください<m(_ _)m>
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