武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

映画「タイタニック」を見た感想、これを見るのは人生の義務だ。

2021年05月16日 | 人生の意味

★映画「タイタニック」

先週の金曜日、テレビで映画「タイタニック」を初めて見た。
それまで何度も見るチャンスはあったが、「どうせ、甘ったるい恋愛映画だろう」と思い込み、それまで見る機会を失していた。
しかし、見始めると画面に釘付けになってしまった。
豪華客船の沈没シーンは圧巻だったし、船上で繰り広げられる様々な人間ドラマに惹きつけられてしまった。

1912年4月、イギリスの港からニューヨーク港(自由の女神)へと向かう航海の途中、夜半、氷山に衝突して沈んでいく豪華客船タイタニック号。

上流階級で生まれ育った令嬢ローズと画家を目指す貧しい青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)の奇跡的なめぐり逢いでドラマは始まる。
そして大富豪の御曹司と婚約中のローズだったが、次第にジャックに惹かれていく。彼女は婚約者と別れてジャックと共に生きる決意をするが、沈没という悲劇が二人を引き裂く。

夜の冷たい海に放り出された二人、ローズをかばっていたジャックはついに力尽きて、ローズの手から離れ海の底に沈んでいく、死ぬ前にジャックはローズに約束させた、「必ず生き残る」と。

そして自由の女神のニューヨーク港に生還し、アメリカに上陸したローズは他の男性と結婚、老婆になって子供と孫たちの前でこう言う、「ジャックは今も私の海の中で生きている」と。

 

1997年制作の映画「タイタニック」は、制作費240億円をかけ、豪華客船タイタニック号を再現する為に全長269メートルのほぼ実寸大の巨大セットの船をメキシコの海岸に建造したという。

そして映画は世界で大ヒット、日本での興行収入262億円、全世界で約2400億円を売り上げ、第70回アカデミー賞では、作品賞、監督賞ほか全11部門で受賞したが、主演のレオナルド・ディカプリオは主演男優賞にノミネートされなかったことで話題を呼んだ。

 

さて、ラストシーン、賛否両論あるが、あのラストシーンは良かった。
まるでジャックとローズのカーテンコールのように見えた。
そして正装の満座の中、海から生き返ったかのようなジャックとローズは長い接吻を交わした。

この海難事故で1513人が亡くなり、710人が生還。
そしてタイタニック号は現在も北大西洋3800メートルの深海に眠り続けている。

 

余談、
1)セリーヌ・ディオン
タイタニックの主題歌である名曲「My heart will go on」を歌って世界的な大ヒットになったが、セリーヌは当初、「この歌、サビ(=聞かせどころ)が難しいし、気持ちが乗らない」と拒否していたという。

しかしその後、本人いわく、この歌を何千回、何万回も歌うことになるとは当初、想像もしていなかった。

 

2)キャメロン監督は俳優オーディションにおいて、レオナルド・ディカプリオには全く興味がなかったという。彼は新進の俳優だったが、まだ全くの無名だった。

しかし同じようにオーディションを受けたローズ役の女優はキャメロン監督にこう言った、「私は落とされてもいい。だけどデイカプリオは凄い俳優だ。彼を使って」と。


(じゅうめい)

 

 


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