★女子バスケット、日本vsベルギー
昨日の試合は痺れた。
小さな日本女子が高さのベルギーに10点リードされ、最後の第四クォーターに試合をひっくり返したのは感動でした。
そしてブザーが鳴り、86対85の1点差で逃げ切った。
この試合では、最後のシーンで潮目が変わるプレイがあった。
それはベルギーのバンノ―選手がアンスポーツマンライク・ファウルをやったこと。
町田るいが、ベルギーのゴール目がけてドリブルで中に切れ込んだ際、バンノーが背後から太い左腕で町田の胸を押さえて町田を激しく転倒させた。
審判はすかさずアンスポーツマン・ファウルを宣告。
これで町田はフリーシュート2点を綺麗に決め、さらに直後2点を決め、これで81対81の同点、ここからドラマは始まった。
ベルギーは85対83と再びリードしたが、林咲希(さき)が残り15秒で3点シュートを見事に入れ、86対85で1点リード。
そして残り15秒を日本女子は守り切った。
勝利の瞬間、コートで抱き合う日本女子は美しかった。
アンスポーツマン・ファウルとは、
「お前はスポ―ツをやる資格がない」、と宣告されたようなもの。
ベンチに戻ったバンノー選手はがっくりと肩を落とし、両チームの健闘を称え合う交歓にも椅子から立ち上がることは出来なかった。
アンスポーツマン・ファウル後のベルギー女子は、あってはならないことが起きたという雰囲気がまざまざと有り、戦意喪失に陥ったように見えたものだ。
これで日本は初のベスト4に入った。
準決勝の試合は、本日(6日)、夜に行われます。
相手は欧州の雌ブル、フランス。
采配を振るった女子バスケの監督は、
トム・ホーバス
アメリカ・コロラド州出身
元NBA選手
トヨタで長年活躍
日本在住30年を超え、妻は日本人
日本語が堪能で日本語で指導する。
★女子の空手演武
昨日のスペイン選手との決勝を見た。
ひいき目なのか、私には断然、清水希容(きよう)の方がよく見えた。
ただ、空手ワールドなら、ああいう演目、つまり形の演武でも良いのだろうが、オリンピックには似合わない。なぜなら点数が主観で決まってしまうからだ。
オリンピックなら、板割り、瓦割りなどの実践で決めるべき、そうであるなら勝負が明々白々で、誰も文句の言いようがない。
(じゅうめい)