★菅直人の人事。
原口と樽床の両名をクビにしたのは良かった。どちらも腹黒。
キャミソール荒井聡もクビ、というのも善なること。キャミソールと少女マンガを我々の税金で買って、国家戦略を語られても鼻白むだけだ。
代わりに玄葉光一郎の国家戦略大臣と政調というのは、まだまし。
海江田万里を経済財政大臣に据える意味は、小沢系ではあっても、小沢派ではないというところが味噌か。
幹事長代理に枝野幸男というのは悪くない。口は立つが詭弁の細野豪志よりはマッチベター。
長妻昭の退任というのは、当然と言えば当然だが、年内はやらせたかった。かつて本ページは長妻愛だったが、最近の彼の言動はよろしくない。顔付きも悪くなった。彼にとって冬の季節に入るということか。まあ、冬は来るべき春の為にあるのだから、がんばれ。
小沢と輿石に代表代行への就任を要請したというが、どちらも固辞。どっちも陽の下には出て来れぬ妖怪。墓場で密謀するのが似合っている。
岡田克也が幹事長か、外務省の核密約をうやむやにしてしまったのは、この人。1年前、外務大臣に就任するや異例の大臣命令を発し、核密約に切り込もうとするパフォーマンスを見せた。ところが、自分の友人の東大教授を調査委員長にして、最後は隠蔽したマッチポンプ。子分はいないが意外にハラグロ。外務大臣といっても中国尖閣問題では逃げまくり。
後釜の外務大臣は前原誠司だというが、国交大臣としては仕事が中途半端かつ山積みだぞ。八ッ場ダム、高速道路無料化、日航問題、羽田ハブ化、関空危機などなど、何ひとつ道筋をつけられなかった。それだけ国交省というのは利権の深い闇に覆われている。
片山さんの総務大臣はいい。
仙谷が官邸に居座るというのは、今や影の宰相と言われるのだから勢いではあるが、この人、日増しに目つきが悪くなっていく。権力を握ると宦官になるタイプか。
まだ人事は流動的だが、総体的な印象は意外に素晴らしい。本ページは民主党を厳しく批判しているが、やはり小沢系のケツを蹴り上げて叩き出したのが、すっきりした。小沢の山賊集団というのは、喉に引っかかった小骨のように、不快であった。
しかし、水面下で小沢一派は菅人事に激しく反発しているという。年内には騒動が起きるということだな。ドクロ城に籠った小沢、ガマの口が開くのは雪降る師走か。なぜなら政党交付金の締め切りという節目がある。
さて、秋の国会は10月上旬に開くという菅直人。
菅よ、いつまで休んでいるつもりか。問題は山積みだぞ。いい加減に仕事をせい。
(ムラマサ、鋭く斬る)