武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

小沢一郎の最後の戦い。 独法の腐れ官僚。

2010年04月28日 | 人間の欲望

★有馬稲子。
なぜこの期に及んで、50年以上前のスキャンダルを暴露したのだろうか。
かつての本格派の美人女優が、不倫、妊娠、堕胎、密通を経験し、その魔男が映画の巨匠・市川昆だったというのだから、二度びっくり。
犬神家の一族のようなオドロオドロした人間の欲望をさらけ出されて、あの世の市川昆も木枯し紋次郎とはいかぬだろう。

★最近の小沢一郎の演説を聴いていると、田中角栄の話し振りに似てきたなあ、と思う。角栄よりは軽いダミ声を放ち、聴衆の反応を目のふちで探る。
政界の七不思議といわれた「総理になりたくない男」であったが、どうやらその謎が解けてきた。
★小沢一郎。
叩けば叩くほどホコリというより、悪臭を放つ汚濁が身体から飛び散る男。
「陸山会」事件で、検察審査会は、小沢を起訴相当と議決した。その議決が出てから小沢ガマは、小沢ガールズ、橋下徹、菅直人との会談を突然キャンセルし、2時間連絡が取れなくなったという。その空白の2時間、小沢ガマは赤坂のドクロ城で一人煩悶していたのか。
世田谷・深沢の土地代金の原資4億円の摩訶不思議な出し入れ、衆院議員の石川知裕、大久保隆規、池田光智ら小沢の子分秘書3人が逮捕起訴された。  検審が起訴相当とする場合は、11人中8人以上の賛成が必要だが、今回は11人全員一致だったと漏れ聞こえてくる。その構成は男6人、女5人だったという。特捜部は、4億円はゼネコン水谷建設からの裏金1億円が含まれるとみているが、小沢は「個人資産」と否定した。しかしその個人資産の出所に謎がある。
一方、小沢ガマの元筆頭秘書で小沢の分身とまでいわれた高橋嘉信・元衆院議員は沈黙を破った。高橋は断言する、「岩手県発注の鷹生ダム建設で、(天の声)を出していたのは小沢一郎であった」。石川知宏らの事件についても、「小沢事務所では秘書が勝手に物事を進めることはあり得ない。背信行為をしたり、嘘をつけば一発でクビ。小沢先生の口癖は、(大将からのカネは10円でも押し頂け)。だから20億円もの虚偽記載など考えられない」。

★普天間。
鳩山の命運は5月で終わりなのか、それとも夏まで持つのか。
大騒動の末に、やっぱり辺野古への移転計画を少し修正して米国に提案したという。 民主党は、杭打ち桟橋や、超大型「メガフロート飛行場」について検討しているそうな。その工事費は1兆円を超える。元々の工事予算は数千億円だった、それでも高すぎるが、今度は騒がせ料として、1兆円を米国に貢ぐということ。本ページは、日米軍事同盟支持だが、町に隣接する米軍基地は許されない。事ここに至って、沖縄とか日本の中に、新しい軍事基地を作るなど狂気の沙汰と言っていい。米国でいえば、キューバが危険だからといって、フロリダ・マイアミビーチに軍事基地を作るようなものだ。そういうことを米国市民は許すだろうか。代替案は硫黄島を提示すべき。 まあ、薄らバカの総理と民主党ルーピーズだから、何が起きるか風に聞いてくれ。

★UR都市再生機構。
官僚が付ける名称は立派だ。その立派な名前に隠れてやっていることは犯罪に近い。この都市再生機構は独法だが、何と累積債務14兆円、2009年度の随意契約446億円。随意契約というのは、一社指名の恣意的な契約をいう。そのカネは我々の税金だから、少なくても三社見積もりとか、金額が大きければ入札をしなければならない。枝野幸男が頭を抱えるわけだ。
★「YS11」。
日本の腐れ官僚。
個人的に、シカゴの博物館や英国の航空博物館を見たことがあるが、それぞれ見ごたえがあった。しかるに日本は我々の税金をつかって、日本の名機YS11を倉庫にしまって一般公開しない。責任者出てこい。
無敵ゼロ戦の技術を持つ日本の名機「YS11」は、国立科学博物館が所有するのだが、11年間も羽田空港の格納庫に置いていた。大きすぎて上野の博物館には入らないというが、維持費に年間900万円もかかっている。 YS11は全長26メートル、全幅32メートルの中小型機だが、上野でなくてもどこかあるだろうに。博物館の近藤信司・館長は、「企画会議は開いたことがない。努力不足だった」。
こういうのは努力不足とはいわない。ノー天気の税金ドロボウと呼ぶ。

日本航空
2010年3月の営業損益が、1600億円の赤字(前期は508億円の赤字)になるという。本当に恐ろしい赤字だ。原因は旅客収入の減少と弁解するが、本質的には野放図にジャンボ機を購入し、国際・国内の赤字路線に飛行機を飛ばし続けたからだ。
このままでは、日航の再建をギブアップして、全日空に一本化したらどうか。そのくらいやらなければ我々の税金が無駄な垂れ流しになる。日航の塗炭の苦しみは、日本国家そのものの未来を暗示しているような気がする。
夏の参院選では、民主党を壊滅に追い込む。それが日本再生の第一歩だ。
(
ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする