Take's Digital Diary

二度とないこの日の記録
北海道から発信しています

仔ギツネの死

2005年06月26日 | キタキツネ営巣日記
快晴の午後、暑さでぐったりしているだろうなと思いながらキツネの巣へ。
予想通り最初の巣で2匹がぐったり中。


この子と

この子


もう一つの巣は穴に潜っているのか確認できず。

観察中、少し離れた畑を見るとトビがずっと同じ場所に下りていることに気付きました。
警戒心の強いトビが自分が近づいているにもかかわらず飛び立たずに地面にいることに少し嫌な予感がしました。
双眼鏡で見てみるとなんとなく動物が横たわっているのが見えます。車を降りて近づくと予想通り仔ギツネの死骸でした。
観察を始めた頃は7匹いた仔ギツネも今は何匹になったのでしょうか?最近は4,5匹しか確認することができません。
自然の中では頂点に近い位置にいるキツネでも生き抜いていくのは大変なことなんですね。
人は自らで命を絶つ事もありますがこのような状況をみると本当に命の大事さについて考えさせられます。

鳥を食べて生きてきたキツネが最後、鳥に食べられる。生態系のサイクルを見ました。
コメント (3)
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