Take's Digital Diary

二度とないこの日の記録
北海道から発信しています

仔ギツネの死

2005年06月26日 | キタキツネ営巣日記
快晴の午後、暑さでぐったりしているだろうなと思いながらキツネの巣へ。
予想通り最初の巣で2匹がぐったり中。


この子と

この子


もう一つの巣は穴に潜っているのか確認できず。

観察中、少し離れた畑を見るとトビがずっと同じ場所に下りていることに気付きました。
警戒心の強いトビが自分が近づいているにもかかわらず飛び立たずに地面にいることに少し嫌な予感がしました。
双眼鏡で見てみるとなんとなく動物が横たわっているのが見えます。車を降りて近づくと予想通り仔ギツネの死骸でした。
観察を始めた頃は7匹いた仔ギツネも今は何匹になったのでしょうか?最近は4,5匹しか確認することができません。
自然の中では頂点に近い位置にいるキツネでも生き抜いていくのは大変なことなんですね。
人は自らで命を絶つ事もありますがこのような状況をみると本当に命の大事さについて考えさせられます。

鳥を食べて生きてきたキツネが最後、鳥に食べられる。生態系のサイクルを見ました。
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3 コメント

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Unknown (Take)
2005-06-27 21:25:04
うわぁ~・・・(絶句)

過酷だからこそ生きるのは素晴らしいことなのかもしれません。

自然以外の部分(人間の手によって)生態系を崩すことにより悲しいことを見ないように出来れば・・・と思います。
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Unknown (ベルボン)
2005-06-27 21:43:44
昔のキタキツネ物語を思い出しました。

つらいですね。でも、これが自然のサイクルですね。

なんと自然界の命は薄くはかないものなのでしょう。

でも、昔は人間も同様だったんですよね。

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猛暑の白昼に (まりあ)
2005-06-27 23:47:41
市内春光台の3か所でそれぞれ1匹のキタキツネに出会いました。

①山を崩して土と小石に分けている作業場の崖上の縁を歩いていた。崖下から見上げて「ルルル・・・。」と声をかけたら何度か立ち止まって私を見ていたが、やがて向こうへ消えていった。真昼間なのに何か食べ物を探しているふうに見えた。

②午後になって、ある酪農家の牛舎近くをうろついていた。また声をかけたら、止まって私を見ていたが、向こうの物陰にいなくなった。

③日が傾きかけて、道道雨竜旭川線を走っていると、やせて汚れてみすぼらしい感じのキタキツネがよたよたと私の車の前を横切った。急ブレーキだった。渡って振り返ったキツネと目が合った。すぐ後ろを来ていた車もびっくりしたことだろう! でもキツネが渡ったことは見えたと思うので、事情はわかった筈。



ほんの数時間にこれだけのことがあったのです。何なんでしょうネエ。あの子狐たちのように暑さで参っているのでしょうか???

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