JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

似田先生ご講演~鍼灸学会tokyo~ (再投稿)

2018-04-10 | 講習会・セミナー・勉強会
私が在籍していた玉川病院東洋医学研究センターの大先輩で、「現代針灸科学研究会」を主宰されている師、似田敦先生が4月15日(日)に鍼灸学会tokyoで講演されます(会場は東大本郷キャンパス内 医学図書館3階)。日頃ブログで紹介されている先生のテクニックを直接拝見できるチャンスです。ご興味のある方は是非!(私も行きます)


以下、似田先生ホームページより

私はこの度、鍼灸学会Tokyoで、講演することに決まりました。内容はほとんど私のブログで紹介していることばかりですが、現代鍼灸で多用する鍼技法を厳選していること、また120分と十分な講演時間を確保されていることが特徴で、これまで伝えきれなかった内容を紹介できるのではないかと思っています。実際に実技を見たい方、直接疑問を私にぶつけたい方など宜しければご参加下をお待ちしています。17ページのテキスト配布します。

全日本鍼灸学会からのお知らせ

https://ssl.jsam.jp/contents.php/040212SFUzuO/


内容:
開業鍼灸師の通常業務は<常見の症状に対し、当たり前のように鍼灸治療を行い、普通通り治す>ということであろう。この場合、当たり前の治療というのは、当然ながら自分なりにベストの治療を行うことだが、その時はベストだと思っていた治療であっても、臨床験を積んでいくほどに以前と違った進化した治療となっていくのは当然である。その進歩は、科学的思考方法をもって構築されるべきである。現代鍼灸は、未完成の学問ではあが、より実効性のある治療方法へと変更を重ねることで、学問としての有用性を高めてた。今回、35年間の私の臨床により到達した現代鍼灸を、常見疾患である背腰殿痛膝痛を題材として、説明するとともに実技を供覧する。

 なお通常の講義では、症状→所見→病態把握→鍼灸治療考察→実際の治療という順序説明するだろうが、今回は端的に鍼灸技法を紹介するため、治療技法自体と、この技法の使用条件という2点に絞ってザックリと説明することにした。

A.腰背痛の治療技法
 ①背部一行刺鍼(仙椎部含む)
 ②大腰筋刺鍼と腰方形筋刺鍼

B.殿部痛の治療技法
 ③梨状筋刺鍼(坐骨神経ブロック点刺鍼)
 ④横座り位での中・小殿筋刺鍼 
 ⑤陰部神経刺鍼と内閉鎖筋刺鍼
 ⑥股関節徒手牽引
 ⑦仙腸関節運動鍼

C.膝痛の治療技法
 ⑧仰臥位膝屈曲位での鶴頂(大腿直筋停止部)刺鍼
 ⑨立位膝伸展位での膝蓋骨周囲刺鍼
 ⑩鵞足浅刺
 ⑪膝立位での膝窩筋(委中)刺鍼
日月:平成30年4月15日(日曜)

時間:午後1時40分~午後4時40分 

(午後1時~1時30分 鍼灸学会Tokyo平成30年度通常総会)

場所:東大医学図書館3階 大会議室
JR中央線御茶ノ水駅東口下車、聖橋を渡り終えた処の「御茶ノ水駅東口」バス停から「東大構内」行きバスに乗車。「東大病院前」下車。


参加申込み:当日直接会場へ。会員1000円、会員外3000円、鍼灸学生500円

主催:鍼灸学会Tokyo  




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