耐力壁の話の時触れました補強金物について。土台と基礎を緊結するアンカーボルト(AB)はご存じだと思います、土台と柱を接続するカスガイ(コの字型の釘の太いもの)もたぶん分かると思います。現在は柱と土台を緊結する場合と基礎と柱を緊結する場合が有ります、普通は後者の基礎と柱を緊結する場合がほとんどです。使用する金物をホールダウン(HD)金物といいます。筋違を取り付ける場合も以前はカスガイと釘でしたが補強プレートを取り付けが標準に成っています。AB、HD、補強プレートが一カ所に集中する場合が有ったり開口部周りでボルトの頭が納まらなかったり、いままで無かった状況が最近はよく発生します。構造を組む時に気をつけないと現場で苦労することが多いです。
昨日の小川交差点付近の火災は本当に驚きましたが、その後に又びっくりです。今日の新聞・ニュースに案の定火災の記事が出ていましたが、その家の46歳の息子の放火が原因でした。動機は”刑務所に行きたかった”というものでした、お騒がせ以外何者でもありませんがご近所には本当に迷惑な事で隣接する店舗や空き屋も一部焼けたそうです。
名古屋市東区小川交差点付近でが火災発生現在延焼中です。事務所から2,3分の所で外へ出ると煙のにおいが分かる程です。桜通りの交差点は前が見えにくく、周辺では一時規制がかかっています。空にはヘリコプターが2機飛び交っていて騒然とした雰囲気です。火災現場は木造2階建ての住宅のようでけが人の有無は分かりません。夕方のニュースでくわしいことは分かると思いますが、火の元には十分注意したいと思います。
木造住宅を建築する場合、基礎工事、土台伏のあと建方(建前・上棟)工事が有ります。木造の骨組みを立ち上げる工事です。垂直・水平を調整して壁筋違や床火打ちを入れて軸組を固定しその後サッシや外壁内装へと進みます。最近では壁筋違はタスキ状の木材に変わり壁一面に貼り付ける面材が多くなってきました、床火打ちも土台・梁に火打ち・根太を取り付けその上にフローリングを貼っていましたが直接面材を貼ってその上に合板を捨貼のうえフローリング等仕上げをするようになってきました。いずれも耐震性能の向上と工期短縮の上で有効な為普及してきたのでしょう。後日ふれますが金物の多用も同様な理由だと思われます。
写真は木造住宅新築時の内装前(軸組状態)の断熱材充填状況です。外装はサイディング、内装はセッコウボードの上にクロス貼です。いわゆる内断熱です。最近は外断熱が建築雑誌などでよく取り上げられるように成りました、日本ではほとんどが内断熱でヨーロッパやアメリカなどの寒冷地では外断熱が発達しました。日本の住宅は木造が主流の為建物の躯体自身に蓄熱性能がほとんど有りません、その為外断熱にする意味が無かったのでしょう。それと当然コストの問題も有ったでしょう。ヨーロッパやアメリカなどの寒冷地では石やコンクリートの建物が多く暖房する期間も長い為いかに快適にしかも経済的に生活するかが重大な問題で、外断熱で外部の環境と切り離し建物の躯体の温度を調節することによりどこにいても快適な環境を作ったのでしょう。最近日本でも外断熱工法の住宅やビルを見るように成ってきました。一長一短が有りますので特性をよく理解した上で採用する必要が有りますが勉強する価値は有りますよ。
我が家にやっとコミュファ光が来ました、と言ってもまだネットには繋がってはいません宅内への引き込み工事が昨日完了しただけです。何とか今日明日で家庭内LANに繋げどこでも100Mの速度を体験したいと思います。いままではADSL42Mでしたが実際の速度はせいぜい7Mか8Mぐらいでしたのですごく期待しています、又みなさんに結果のご報告します。
仕事を手伝っていただいている方もパジェロミニに乗っていてたまたま駐車場で新旧が並びました。車幅が広くなってい居住空間の充実とオートマチックにOD(オーバードライブ)がついて運転も楽に成っているようです。この手の軽自動車は他にジムニーとテリオスキッドが有りますがおそらくパジェロミニが一番多く走っていて格好も一番良い(特に旧型)と思う。
先日入った新入車員にETCの取付が完了しました。これでとりあえず整備終了、安全第1でしっかりがんばって下さい。それから発進の際ローで出るのですが3速オートマの為1速目でついアクセルを踏んでしまうとターボがかかり2速に入らず1速のまま回転が5000位まで行ってやっと2速にUPします。もっと早く2速に入って欲しいのですがどなたか効率の良い運転方法を教えてください。
11月7日の大理石の床を紹介しましたが、今度は柱です。普通外部に使う石材は御影石ですが(耐久性等の為)あえて大理石を外部に柱に貼っているところです巾木部分と上部笠の部分には御影石を使います。大理石は外部に使うと艶が無くなり吸水性も高いので心配ですが、たっての希望と言うことで使用することになりました。
名古屋駅前に新しいビルの外観が全容を表しました。タワーズ、ミッドランドスクウェアに次ぐルーセントタワーです。これで超高層は3つ目で、4つ目のスパイラルタワーの鉄骨建方工事が行われています。ルーセントタワーは北面の湾曲した外壁が特徴のビルで近くで見るとかなり予算のかかったビルの印象を受けます、周辺の道路も至る所で工事が行われていてゴチャゴチャした印象の為完成後の周辺を含めた整備に期待しています。
待ちこがれた新入車員パジェロミニが来ました。早速現場に乗っていき乗り心地等確認してきました。乗用車より目線が高く大変運転しやすくなかなか気に入りました。車屋さんが持ってきたときグローブボックスのノブを折ってしまい部品が入るまでフタ無しの状況ですがそんなことはどうでも良いのです。とにかくよく我が社に来てくれました、末永くよろしくお願いいたします。
やっと明日パジェロミニ(H8ですが)が整備を終えてやってくることになりました。コルサの事故以来お世話になりましたダイハツミラにお礼を込めてご紹介します。速度を上げると非常にやかましくシートもへたってパワステにいたっては”なんちゃってパワステ”で都合が良い(車にとって)時だけパワステが効き、曲がり角や車庫入れ時などはオモステになるなど不満だらけのミラだけど本当にありがとう。こんどは車検などの事故以外の時会おうね!
建物を建てる時、周囲の地盤が平らならそのまま建物の高さが決まります。しかし道路や隣地に高低差や段差が有ると計算上の平均GLを算定してそこからの高さが建物の高さと成ります。高低差が大きいと思った以上に平均GLが下がり高さ制限にかかって計画の変更が必要になり設計をし直す場合も出てきます。設計者の考えと確認審査機関との考え方の相違もよく問題になります、これは高さだけでは無く建ぺい率・容積率など面積や防火に関する問題、もちろん構造に関する問題でもよくいけんを戦わせます。今回は平均GLの問題でちょっと意見の相違があり結局プランの変更をしています、昨日から必死です。