NO1633 保住直孝（ヨネクラ）ｖｓ最暴具浩一（フォーラムスポーツ）

（ミドル級10回戦）
　高いKO率を誇る者同士のKO必至な一戦、しかし武智改め最暴具って本来S・ライト級だよね？

　初回打たれ強い”サイボーグ”が試合開始より攻め込んでいきコーナーに詰めてボディを叩く叩く、しかしナチュラルなミドルウエイトの保住は序盤相手に打たせていく作戦で、ガードで凌ぎ切り2R終盤には強烈なボディで最暴具の動きに楔を打つ。

　右目上の腫れが目立つものの本腰を上げた保住が３R、勢い良くコーナーを飛び出してきたものの、ゴングが鳴ってもマウスピースを咥えず立ったままの最暴具の姿を見たレフェリーがカウントを開始、そのまま１０迄数え上げられ試合終了。

　実は２R保住の放ったボディで肋骨を骨折していた最暴具陣営が続行に応じなかった訳だが、理由が解らず納得出来ない保住が吼える吠える咆える、殴られ損だもんね。

　（追伸）
　読売新聞の記者、平井武史・村井正美著「マネーロンダリング」を読みました。
　丹念な追跡によるノンフィクションで、国境を越えた闇金融ヤクザ資金を追った作品ですが、馴染みの少ない私達素人には、もう少し解りやすい内容をと要望します。