ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1758 渡辺亮(天熊丸木)vs岡本泰治(勝間)

2010年08月29日 16時47分33秒 | ボクシング
(’96全日本S・フライ級新人王決定戦)
 頑張り屋渡辺が、東の敢闘賞で元キックボクサーの7戦全勝岡本に挑む事が予想される一戦。

 初回岡本の強打を警戒し、ガードを固める渡辺に、泰然とした風情で相手を追い、振る左フックは迫力満点、気分的に追い詰められた渡辺が放った右を避けた後返した右アッパー一発でダウンを奪う、立ち上がった所へ続ける攻撃はガードは決して高く無いものの、良く脇を絞ったフォームから行われる。

 2R立ち上がりから出て来た岡本は、渡辺が右を打った後び返した右フックでダウンを奪う、此処も立ち上がってきた渡辺に怒涛の連打で迫り最後は頭部への右フック3連発で足許が覚束無くなった姿を見たレフェリーが試合をストップ。

 かわしては打つ省エネボクシングが印象的な岡本が全勝をキープし新人王に就きました。
 でも、飄々とした強打者というキャラクターには血反吐を吐く程の嫌悪感を私は持っていました。