「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

三十にして立つ。

2010-01-11 02:11:19 | Weblog
 孔子はこんなことを言いました。
『十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。』

 三十にして自立か。惑わないようになるのは四十か。でも、実はもうすぐだったりする。誕生日をたったの13回行うだけで、そんな年だ。それまでは、必死に迷いながら考えながら、それでも答えを出していこう。

 自分の中でキーワードを決めて毎日過ごすと、意識がその方向に向いていく。「できるはずだ。方法はあるはずだ」と考える。いかに速く、いかに社長の考えに近い形のものを具現化するか。無理はNG。もっと速くだな。

 引っ越ししたから、俺の憩いの場も変わりました。東中野の「上島珈琲」。たまに出没します。事務所の引っ越しが来月上旬。近くに喫茶は欲しいものだなぁ~。



 先日、ある社員を叱った。どうしても信頼出来る人でないと叱れない。誰しもそうだと思う。嫌われたくないとか、相手のことだけを考えれば叱れない。叱っても頑張れる社員のみだ。これは社長の教えであり、自分自身もそれを実感してきた。

 そして、失敗とかミスは叱らない。意識が低いとか、手抜きするとか、やれるはずなのにやらないとか、そんなことを叱る。

 「心技体」。スキルがあり、体力がっても、心が抜けたらお終い。心を最初に作っていれば、そこにスキルと体力はついてくる。素質というものは、そのバランスを言うんだろね。きっと。

 話変わって、筋トレについて。筋トレってやってもやらなくてもいいもの。だからこそ、継続するって難しかったりする。ここで大事なのが、仕組み。やろうと決めても出来なくなってしまったりするのが人の性。だから、「お風呂に入る前にやる」って決めた。お風呂には毎日入るから、筋トレも毎日やるって仕組みだ。

 環境作りも、仕組み作りも大事だね。仕組みが継続を生み、意識を上げることもある。俺は今から、その仕組みをどうするか考えて動いていく。いつか自分が経営的な立場になったら、即実行出来るように。

覚悟の年。

2010-01-10 00:57:38 | Weblog
今日から電車内では、この本を読み始めました。
佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社

このアイテムの詳細を見る


非常に共感できることが多く、さらに考えさせられることも多いです。共感の一冊ですし、自分の頭の中がクルクルパーになりそうになったら、落ち着いて読めそうな一冊。己を知るために必要な一冊になる気がします。オススメ。

二日間の電車移動でこれを読みました。
「ロードサイドのハイエナ」流 コスト1/5のムダ0(ゼロ)経営術 (ワニブックスPLUS新書)
井戸 実
ワニブックス

このアイテムの詳細を見る


現在、郊外レストランで最も勢いに乗る「エムグラント」の井戸社長の一冊。
考え方の部分で学ばせていただきました。同じ郊外レストランとして、方向性は全く違えど、ビジネスモデルの創造者。
うちにないモノを持っている。裏を返せば、「けん」にないものをうちは持っている。うちがいつか勝つ。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。今の世では、社会の流れも読まなければならない。しかし、社会の流れを読み過ぎて、自分を見失いがちになることもある。それが去年。今年は信念を貫き通す。

お客様を幸せにする、社員を幸せにする、家族を幸せにする。そんな覚悟が決まる2010年1月。

自分も家族を持ったことで、さらに深く社員の幸福を考えるようになった。絶対に幸せにしたい。そして、平家の郷で仕事して良かったって会社にする。ベテラン社員には給与も役職も賞与も用意することが出来る会社創り、若手社員には夢を追える会社創り。これは絶対に有言実行しなければならない。

そして、俺自身の夢も果たしたい。
40歳までに人材教育会社を創りたい。45歳までに宮崎の農場と提携、自社工場を設立したい。目指すは平家の郷全国100店舗。そして、「オフィス兼Cafe兼おもてなし教育所」を創りたい。自分の仕事場にしながら、カフェを管理しそこで直接社員のおもてなしを教育する。本部の最小化、業務効率化。

これが俺の夢。始めて具体的な夢を書きました。この夢を果たすことが今の覚悟だと思ってる。
一緒に夢を追いたい人を「この指止まれ方式」で集めていきたい。

「スピードCan ~スピード感覚&We can do it~ 」の2010年です。30歳まで残すところ2年半。いよいよ迫ってきてるぞ。

言い訳はできない!

2010-01-08 23:07:04 | Weblog
 今年に入って、筋トレを始めました~!きっかけは、昨年12月に現場に出る機会を増やしたら、鉄板2枚持つのが辛くなってるって感じたから。俺って単純。とりあえず、腕立て伏せ20回。1週間ずつ5回増やし、1ヶ月半で50回にはしたい。その間に、腹筋と背筋も始めようかと。

 体は正直だ。始めたばかりだと筋肉痛と言う悲鳴をあげる。上腕二頭筋と胸筋が「調子に乗って筋トレなんてはじめんなよ~!」って叫び始める。

1週間続けると、いつの間にか痛みは引いている。つまり、筋肉は「毎日やってるから、さすがに俺も慣れましたわ」となる。そこで次のステージに行く。するとまた、「おいおい、まだやるんかい!」と悲鳴を上げる。その繰り返しです。ある程度まで行くと、筋肉が成長する限界がくる。それが、自分のベストなのでそこからは増やさずキープ。俺は多分50回くらいじゃないかな。

 高校時代は「腕立て50回、背筋30回、腹筋100回、5kgダンベル30回」が日課だったが、それはキツい。でも、近い形には持っていきたいな。とりあえず、胸周り5cmアップ!

 友人A氏のブログにステキなことが書いてあった。
年初にあたっては「因果倶時」という言葉を大切にしたいと思う。これは、原因と結果は、必ず一致するという釈迦の言葉だそうで、「現在の果を知らんと欲すれば、過去の因を見よ、未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ」ということであるらしい。

 俺もそれを大事にしたいと共感。

 時を同じくして、うちの後藤SVからの「毎日メール」にはこんなメッセージが。
 『言い訳はできない! 日々の各館の差は小さいと思うが、2~3ヵ月後には大きな差となって結果が出る。その時になって「売上が上がらない」という、言い訳はできない!』
 
 デキル人が考えることは同じなんだな~。後藤SVのメールにも魂が込もっている。自分が意識することを、全体のことと考えてメッセージを発信している。何よりも、結果に対して最も執着が強い。隙がない強さは信頼を生み出す。後藤SVのメールにアッパレ。

 今一度振り返り、俺自身が何を見据えるべきか。それは際立った言動でもなく、見せ掛けの勝負でもなく、「結果」だ。それこそが最も誇り高く、最も信頼を寄せることができる。最もシンプルかつ、カッコイイもの。

 勝てば官軍。昔は違和感のあった言葉だが、今はなんとなく分かるようになった。

 今年の俺は「スピード Can」をテーマにします。
 「スピード感覚」と「We can do it.」をもじった言葉。「俺たちなら出来る。速く速く、やるなら速く」だ。もっともっと多くのことを凝縮していきたい。

メガネ、メガネ。

2010-01-06 01:56:42 | Weblog
メガネを頭にかけて、「あれ?メガネ、メガネ…」とやるのは、古典的な笑い芸である。

便利な世の中になったもんだ。今日はナビなしの車で港北の片付けに行き、その後みなみ野→八王子→町田で新年の挨拶をしてきました。みなみ野の上村君は休みの為、会えず。今年は未だに挨拶出来てない。

そんな車のナビをしてくれるのはMy携帯「SH-05A」。カメラは800万画素、防水機能、ルックスはまずまず、ナビもなかなかの正確さである。

そんな彼を車に設置し、走ること30分後…。ボーッとしてた。

あれ?

俺、携帯どこに置いたっけ?

ポケットにもバッグにもない。

一度、車を止めて、ジャケット、バッグの中、助手席の下まで探す。

ない…。
「あぁ~、店に忘れてきたんだぁ」と絶望。


仕方なく、来た道を引き返すためにナビの設定を変えようとした時…「あ゛ぁッ!」

携帯のナビ使ってたんだ!と。

まさに「メガネ、メガネ病」です。一人で車内で慌てふためいてました。情けない。

今年もおっちょこちょいは健在のようです。笑

実はかなりおっちょこちょいだし、不器用。みんなの前ではカッコ悪い部分隠してるつもりが、結構バレてる。笑 まぁ、ご愛敬ということで。

今日は気楽なブログでした。チャンチャン♪

早速購入した2冊。どれも前から買おうと思ってた本。
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ジェームズ・C. コリンズ
日経BP社

このアイテムの詳細を見る

佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社

このアイテムの詳細を見る


ちなみに、廃棄の本60冊はブックオフで4000円弱でした。内容良くて安値のついたものは売らなかった。4000円あれば3冊は本が買える。もう一冊買いたい本はこちら。
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
新 将命
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


今年はノウハウ本はサッサと読み、「バイブルとなる本」を増やす為の読書をしようと思ってま~す。

満たす前にすべきこと。

2010-01-04 23:56:55 | Weblog
客観視することも重要なので、今日は店舗運営をこんな風に客観視してみた。

店の大きさは10m×20m。館長、社員、キャストでこの約200㎡の箱を管理する。

「管理」を辞書で引くとこうある。
① ある基準から外れないように全体を統制すること
② 事が円滑に運ぶように事務処理し、設備の保存維持を行うこと
③ 目的に沿った範囲内で利用、改良すること

店舗内における管理で分類すると、こうなるだろうか。
① 会社が規定する高品質基準やルールから外れないように、部下とスタッフを統制する
② 店舗継続を図れるよう売上を立て、コスト管理を行い、店舗を正常な状態に保つ
③ 理念と利益を追求するために、常に変革し、商品力おもてなしを高水準に引き上げ、お客様満足を生み出す

こっからが大事な話。

管理面で200㎡の箱の中でやるべきことは限られている。まずはそれを最大に省力化・効率化すると良い気がする。最初に細分化してはいけない。大枠を考えよう。管理に必要な要素は事務処理と営業の二つ。この二つの省力化を考える。事務処理面では、判断に迷わぬために整理整頓しモノを減らし力の再配分を行う。事業仕分けのようなものだ。同様に営業面でも、移動距離、手際を減らすことを考える。

きっとそう考えると頭の中に無駄が減った分のスペースがきっと空く。そのスペースを新たな発想で埋める。何を入れたいか考える。そう考えるだけでもワクワクしてくる。

人の幸福は、「満たす」ということにあると思う。
空腹時には腹を満たすし、読書の時には脳を満たす。買い物の時はオシャレ感覚を満たすし、好きな人といる時は恋愛感覚を満たす。仕事でも同じように、「満たす」ことを喜びにすることが大事。そのためにはスペースを空けなければいけない。

満腹を越えた時、食事は満足から「苦痛」に変わる。浪費し過ぎた時には「貧困」に代わり、読みたくない本を読む時には「面倒」に変わる。好きな人が自分の価値観に関わり過ぎると「厄介」に変わる。仕事では、やるべきことや課題が増え過ぎた時には苦痛となる。

そんな時は、課題の整理整頓をしようと思った。
これとこれは、根本は一緒だから、これを解決すれば二つとも改善されるという「センターピン」がある。センターピンさえ捉えられれば、その後ろのピンも自然に倒れる。

200㎡の店。やるべきことが見えてくるとワクワクすることがたくさんあるなと感じた今日でした。

ちなみに今年2010年はワールドカップ開催。サッカー場の広さは105m×68m=7,140㎡。このサッカー場を11名の選手たちでどう管理するかを「戦術」と言う。サッカーにおいて、スペースを支配することは戦術の大きな要素となる。「空いたスペースに走り込め」と中学時代によく言われたものだが、その前にスペース作りが大事だったんだな。中学時代にはそんなこと考えもしなかったわ。笑  無理矢理こじつけてみた。今日のブログは終了としよう。

毎日俺の食生活を管理してくれて、美味しい手料理を作ってくれる愛する妻に感謝を込めて昨夜包丁を研ぎました。夜中に包丁研ぎなんてちょっと怖い?苦笑 ゴミ捨てもしました!

神も俺を応援する。

2010-01-03 23:05:58 | Weblog
今日は新年の挨拶に現場周り。昨日は一人で事務所の整理とデスクワークだったもんで、現場のみんなの笑顔に触れれて嬉しかった。数日前に会った顔なのに、年が明けただけで気持ちは全然違う。キャストにも新年の挨拶が出来て良かった。車で6店舗回れたので、残りの3店舗は5日に行って参ります!

今年は自分変革を常に意識している。現場に行く時も意識するようになってきた。何を意識してるかはまだまだ内緒~。笑

今年のおみくじは『大吉』だった。

そこにはこう書かれてあった。
第一番・大吉
天の御助を受け、諸々の災い去りて喜び有り。心を正直に、行いを慎み、貧弱を慈しみ、弱気を助け、信心怠りなければ益々思うままになります。色に溺れ、酒に狂えば凶なり。

今回は七福神付きのおみくじ。大黒天を引き当てました。

大黒天:五穀豊穣・財福の神
天笠より一切の人々に福徳を授けるため再び現れた福の神。

このおみくじと大黒天を見れば分かるように、俺は素直で正直に、行いを正し、自分が信じる信念、理念を全うすれば、理想に近付く。そして多くの人たちに福を呼ぶようにあれということ。自分を変えることから始まる。そんなことを信じて自分自身を見つめなそうと思った。今年の俺はさらに運(ツキ)を呼び込む!


話変わって、政治の話。年末年始と慌ただしく政治が注目される機会が多かった。元旦早々の「朝まで生テレビ」も面白かったしね。

支持率は50%を切ったらしい。民主党は今こそ、気を引き締めて改めることからスタートだ。野党の時には、理想論を掲げることが出来たが、具現者になるとマニフェストを実行することの難しさを身にしみて感じる。俺は朝令暮改でいいと思う。次の一手を明確にし、それを実現することが大事だ。今は政権を握っているんだ。評論家、批判者であってはいけない。「言うは易く、行うは難し」。それを知った今、方向転換が必要だと思う。

せっかく2009年に政権が変わって、政治に注目が集まった。二大政党政に近付きつつある。自民党の慣習に戻らぬよう、民主党には頑張って欲しい。そして、河野氏が党首選に破れてどうしようもなくなった自民党も頑張れ。

鳩山氏のお小遣い問題は論外。脱税は立件し、首相退陣すべし。国の理想を語る人には、せめて誠実さを最低の条件にして欲しいものだ。鳩山家が金持ちなのは結構なことだ。額が5億数千万だってことも関係ない。国民が義務付けられたことを、まずは自分がすべきだ。

リーダーとはどうあるべきか。決断者はどうあるべきか。俺はどうあるべきか。

2010年、みんなの信条は決まったか!? やるぞ~!

2009年から2010年へ。

2010-01-02 23:55:04 | Weblog
年末大忙しだったので、ブログも更新できずでした。

30日には夜中の2時半まで掛かって、港北の撤去作業を。港北の奥田館長、そして町田の菅館長、矢部さん、後藤SV、お疲れ様です。夜中まで振り回して申し訳ない。

結局、終電を逃したので相模原のネットカフェにて、宿泊。奥田館長は港北のネットカフェにて宿泊。笑 ネットカフェがあって良かったと思う一日でした。翌日にはまた町田から港北へ行き、最終撤去を。

港北館で仕事をする40歳前後のIさんという方がいらっしゃった。平日昼も仕事をしているが、夜と土日にバイトをするという方。その方は、入社時にはキッチンのみ希望であった。もちろん少人数でやるためには、ホールにも出てもらわなければいけなくなる。ある頃からIさんもホールに出るようになっていた。奥田館長の指導のもと、徐々に変わってきた。

港北館最終日。最後にお別れの挨拶をした時、Iさんは涙を浮かべてこう言った。
「私は平家の郷で仕事ができて良かった。奥田館長と常務から多くのことを教わり、価値観が変わりました。これからの私の仕事の仕方が絶対に変わりました。本当に、ありがとうございます」と。

自分よりも人生経験の長い方が、涙を浮かべ頭を垂れて感謝される姿を目の当たりにして、責任の重さをズシリと感じる。心からの感謝を感じる。「Iさん、一緒に平家の郷を支えてくれてありがとうございます」と。

人は何歳になっても、成長するチャンスを持っている。そこに必要なのは素直さだ。確かに厳しいことも言ったかもしれない。それでも、本気で付いてきたからこそ何かを感じることができたんだと思う。俺が何かをやったのではなく、自分自身が何かを変えたんだと。

以前、ビール好きのIさんとこんな話をしたのを覚えてる。「お客さんが喜んだ後に飲む、ビールは美味いですよね。キッチンにいても、お客様の喜びを実感出来るといいですね」と。Iさんは覚えてるだろうか。そんなことを大晦日に感じていた。

町田からの帰り、2009年最後の夕日は感動を与えてくれるステキな夕日でした。


そして、2010年。今年は何人の人と感動を共有出来るだろうか。本当の感動は、行動と結果が実を結んだ時に表れる。Iさんがキッチンを飛び出し、お客様と会話を出来るようになったように、行動を変え、結果で表す。今年も結果を追求する。

何よりも自分を変える。脱自分。自分変革から始めよう。人はきっと変われるんだ。

明日は現場に出て、仲間に新年の挨拶と感謝を。

あ、HAPPY NEW YEAR!

2010-01-02 02:33:49 | Weblog
あ、HAPPY NEW YEAR!

みなさん、明けましておめでとうございます。

2010年虎年もよろしくお願いいたします。

元旦、年明けすぐに近くの神社に行って参りました。

家族のこと、仕事のこと、社員のことをしっかりとお祈りしました。

毎年恒例のおみくじ。見事、大吉を引いて参りました。今年はやったります。

自己意識改革。そして、会社の更なる成長へ!

今年は意識して自分を変えていきます。どう変わるかはお楽しみに。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

昨年のブログ投稿数は、319件。週6で更新しました。

自分自身の戒めとしても、メッセージ発信としても、今後も継続していきます。

では、2010年も楽しんで成長していきましょう!