「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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未来に何を持っていくか

2010-01-13 00:40:57 | Weblog
今日は寒かった!この時期、風呂が最高に気持ち良い。昨年までは冬でもシャワーがほとんどだったけど、昨年末から風呂にしっかり入るようになった。気持ちよい。

昨晩の風呂でこんなことを考えた。タイムマシーンで数百年の過去に行くとしたら、何を持って行くか。織田信長、坂本龍馬に何を見せれば興味を引くだろうか。そう考えると最新のメカがウケるだろうと思う。「未来にはこんなものがデキルんだ」と驚くだろう。
これはよく考えること。

その逆で、未来に持って行くとしたら何を持っていくか。

これは、非常に頭を使う。今、最新のものでは興味も引けない。今、アナログなモノ、稀少価値の高い物が評価を受けるはずだ。

現代で、壷や器、過去に稀少だったモノの将来価値が上がる。

昔の人には想像もできなかっただろう。歴史に名を残した人が書いた手紙が貨幣に値する価値を持ったことなど。

社会の流れに身を任せれば、価値が上がるということではない。社会の流れに反逆してもなお、古き良いモノを大切にする心が未来に価値を上げることもある。今大切にしなければならない物は、未来に価値が上がるモノであること。自分たちが大事にするべきものを守り抜く。

ビジネスには相反する二面性がある。「マーケットインの発想」と「独自路線」を貫く信念。「変革」と「原点回帰」とも言える。その両輪を持たねば、信念なきビジネスになり、そのビジネスはマジョリティが生み出す潮流にいずれ飲み込まれてしまう。

我々は、未来を創り出し、未来に何を売るのか。今、大事にすべき物は未来においても大事なものでなければならない。

本日は打合せが3件。スーツを着ると身が引き締まる。やっぱスーツ最高だなと。「今年も宜しくお願いします」と頭を下げた……「あ”、チャックが全開!」。気を引き締めながらも、締まらない部分もありますが、今年も宜しくお願いしますということ。お恥ずかしい限りです。苦笑