「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

心の中のガッツポーズ

2009-03-16 00:08:03 | Weblog
 今日は個人的に嬉しかったことを。

 町田の常連様が来てくれました。月に1回しか各店を回れないから、お客様の顔を覚えるのは大変だし、その時に来てくれるかも分からない。今日は、1月にご来店されたお客様に来ていただけた。1月の時に座ってた場所も、頼んだメニューも、会話の内容も覚えている。そのお客様はあの時は、始めての来店だった。ご夫婦のようだが、お子様はいらっしゃらない様子。

 今日、来店された時に顔を見てすぐに思い出した。そして、「どうも、お久しぶりです」と会話し、そして席へ案内。自分がオーダーを取り、それからはキッチンに入ってたので、様子は見れなかった。少し落ち着いて、食器を下げに行き、お茶とおしぼりを取り替えながら、旦那様と少し会話をした。

 そして、お客様がお帰りの際に、レジを見ると既に2ヶ月弱で5回も来ていただいていた。そして、外までお見送り。すると、普段は喋らない奥様から声を掛けていただいた。

 「実は、私、販売の仕事をしてまして、最初に来た時のあなたの接客が素晴しかったので、あなたのことを販売会議のテーマとして、この前発表させてもらいました」と。聞くと、その会社では毎月それぞれリーダーが集まる会議で、販売のために大事なことや、販売に関する情報、心構えなどを発表するのだという。

 お客様のために心を込めてやることが、お客様の心を打つのだということを気付かされたし、やっぱりそういう心配りによって、売上は成り立っているのだと痛感させられた。

 「またお待ちしてます!ありがとうございます!」と車に向かって声を掛けると、お客様はわざわざ窓を開けて、「また来ます」と返事していただき、クラクションを鳴らして帰っていかれた。空を見上げ、心の中で「ヨッシャー」とガッツポーズしてしまった。

 このブログのテーマでもあるが、「感動が人を動かす」本当にそうだと思う。お客様の何かを感じとって、おもてなしすること。お客様は、そのおもてなしを感じとって再来店していただけること。そして、再来店してもらった時の感動がまた自分をもっと喜んで欲しいという気持ちに駆り立てる。そこにはワクワク感があり、そこには成長があり、そこにはお金に換えられない価値がある。「買える物はマスターカードで…」言ってる場合か。笑

 心は伝わる。伝わらないのは、心が足りないからだ。いつでも、心を伝える人間であり続けたい。そして、自分だけではなく、多くの社員、スタッフにおもてなしの実現にこそ、感動があるんだと言うことを体感してもらいたい。俺が出来ることは、みんなデキルと信じている。

心を込めて

2009-03-15 01:49:48 | Weblog
 今日は、大事なことを。

 いつも思うのは、理解することが大事なんじゃなく、納得すること=心に落ちる事がよっぽど大事なんだってこと。知ってますじゃなく、本気でそう思いますってことの方を重視したい。そうでなくては、成長しないから。

 仕事って、お金をもらいながら成長し続けるもんだと思う。楽しいことばっかりじゃないかもしれないけど、成長した人は絶対幸せになれる。

 その時に大事なのは、価値観なんだ。どんな価値観を持って生きているかなんだ。ある社長が言っていた。「人材=才能×情熱×価値観」だと。才能が100あっても、情熱が0だったら、その人材の評価は0だ。才能が100あって、情熱も100あって、でも価値観がマイナス0だったら、それは人を悪い方向に連れて行く。価値観のみが唯一マイナスになる。

 オウム真理教がそうだ。才能はめちゃくちゃある、情熱もある、だけど価値観がマイナス。だから犯罪者集団になってしまうんだ。詐欺師も天才的な会話術(才能)、お金への執着(情熱)、だけど価値観は「人を騙そう」というマイナスに向いている。人の道を外れているから、犯罪者になる。

 会社には理念があり、ルールがあり、その中で社会に対して、価値あるサービスを提供する使命を持っている。その組織の中でチームを作った時にこそ、根底にある一人ひとりの価値観が大事になってくる。言い続けるしかない。伝え続けるしかない。もしリタイアする人が出たとしたら、それは価値観が違うんだ。目指すべきものが違ったのだ。そう思って邁進するしかない。

 会社も、お店も、社員もスタッフも、最後には成長して、本質に近づいて欲しい。規模が大きくなればなるほど、想いの共有が難しくなってしまう。だから、今のうちからずっと同じことを言い続けていきたいと思う。

 なんというか、今日は表現が難しいんだけど、「心のあるサービスが出来る店ですね」って言われたい。表面的なことなら教えれると思う。だけど、「心」だけは自分で作っていくもんなんだよな。心ってのは、行動でしかない。

 料理に心を込めれる人、お店に魂を込めれること、人に心を伝えれること、お客様の心を温かくできること。ただ、一生懸命にそんなことをできることが素晴しい。そのためのスキルはいくらでも教えてあげれるし、本を買えばそんなことはいくらでも載っている。そんなもんは大事じゃないんだ。みんなの心がなければ、そんなもんは意味がないんだと思う。

 どんな時代でもどんな時でも、心を伝える会社にしなければ、そこには意味がない。ミスしても、怒ったりはしない。スキルが足りないことにも怒らない。だけど、心や意識が出来てないことだけは許せない。それだけは妥協ならないってことを伝えていきたい。それが俺が目指す企業文化だと思ってる。

 ルックスが悪くても、不器用でもいい。心だけは失わない会社にしたい。そしたら、どんなことでも可能にできると信じてる。心を育てよう。心があれば、それは行動となって出るんだ。

 今日はあんまり文章にまとまりないけど、なんか伝わればいいな。でも、現場に出た日は感情が溢れ出てくる。ホントにみんなの成長を実感できてるって感じ。心を持って接すれば、相手の心を打つ。それがホントに嬉しい。

そろいも揃って。

2009-03-13 23:10:56 | Weblog
 本日、中堅会議でした~。

 1年前にはあり得ないような光景で、社員増えたな~って実感出来て良かった。それよりもみんなが成長してくれてる姿を見れることがホント嬉しい。いや、それにしてもそろいも揃って、個性的になってきたわ。

 静かな社員もいれば、ウルサいのもいるし、お調子者もいれば、真面目なのもいて、ホント楽しい。幹部になる社員も出てくるだろうし、どっかのセクションで活躍してくれる社員も出てくれるだろう。

 能力は千差万別だから、誰かとの勝ち負けとかってそんなに関係ない。もちろん向上心の部分で、こいつに負けられないな~って気持ちがあることは素晴しいとは思う。だけど、誰かに勝つことばかりを考えてる人は、大事なことを見失ってしまう。お客様に喜んでいただくことが、自分たちの目的であり、真の仲間と高め合えることが本当の幸せだってことを忘れてしまう。

 だからこそ、個性を活かしてほしい。口ベタでもいいんだ。気持ちを伝えようと努力することが大事。頭の回転が遅くてもいい。ただひたすらに一生懸命やることが大事。その行動こそが、人を幸せにする力があるから。

 社長がこんな話をした。「全社員が自己実現を考えろ。自分が幸せになるためにどうすればいいか考え、そして成長しろ」と。それにはこんな想いも含まれていると俺は思ってる。自己実現するためには、一人では何も出来ないことを知る。誰かの協力があって、誰かに支えられていること、誰かが成長させてくれていることを考えれば、自己実現の過程には感謝があり、チームの大切さを実感できるはずだと。

 だから、誰かと競うことだけでは自己実現できない。周りの人を幸せにした人から、自己実現できるんだってこと。周りの人の長けている能力を支えることが、自分の能力を引き出す一番の方法なんだって。個性的なメンバーがいるってことは嬉しいことだ。みんなで支え合えるから。みんながそれぞれこだわりを持って欲しいものだ。

 ちなみに、前の記述とは一切関係ないが、最近のこだわりに「皮」がある。良い皮の小物が安くで手に入るネットの皮専門店を見付けた。ブランド力はないが、本当に皮だけにこだわってる感じがイイ。質もかなり良い。皮は使えば使うほど、味が出て、形を変えて、自分のスタイルになってくれる。愛情を注いで手入れをすれば、長持ちもする。なんか、人と同じ感じがカッコイイ。ブランドだけのものを買うより、よほど安くで良いものを手に入れれる。いろんな皮の小物が欲しい。

 ヒトもモノも「こだわり」あるのが好きだな。

愚痴った分だけ熱く語れる男となれ

2009-03-13 00:06:23 | Weblog
 先日、新入社員にこんな話をした

 慣れるまでは、辛いかもしれん、キツいかもしれん。だけど、それをいつも口に出して周りに「俺は世の中で一番辛い目にあってるんだ~」って主張してる奴って格好悪いだろ。と

 俺は、口にするこって別に悪いことではないと思う。俺も気持ちはよく分かる。大変な時期が重なった時に、ついそんなこと考えてしまう気持ち。あるある。飲んだ時につい悩みが口に出たり、不安が口に出たり、愚痴っぽくなったり、そんなことってたくさんある。

 だけど、それだけじゃ絶対カッコ悪い。最後には「俺はこうなりたいんだ。だから頑張る!絶対成長する」って言える奴がホントにカッコイイ。

 スポーツ選手がカッコ良く見えるのって、そういう部分だと思う。もし、ずっと愚痴ってるような選手いたらカッコ悪いだろ。だけど、取り上げられない裏舞台で彼らは必死にもがいて、俺たちの知らない努力と苦労を重ねて、想像も及ばないプレッシャーに耐えて、やってる。そう思うとめちゃカッコええやん。

 政治家がカッコ悪いのもそこだ。与党は言い訳ばかり、野党は与党の批判ばかり、日本をどうしたいって真剣さが全く伝わってこない。愚痴や他者批判、そして自分たちの正当化ばかり、選挙の時は頭を下げて、当選すれば図々しい。もっと使命感を伝えなきゃならんだろ。そんなことしてる社員がいたら一喝されて当たり前なのに、政治家はメディアに出ても、そんな醜態をさらす。

 そもそもそんなことやってる政治家を子供達が尊敬できる訳もなく、そんな政治家が舵取りするから、日本の教育がダメになるんだ。政治家は、「人の悪口を言う前に、自分を見つめなきゃいけませんよ」ということを背中を見せて教えてみろ!と憤りを感じる。

 そんな訳で、たまには自分のカッコイイ姿って何なんだろって自分を見つめ直してみて下さい。うちの社員の方が、批判ばっかの政治家より真剣だ。

一つの真理

2009-03-12 00:35:05 | Weblog
 今日、いきなり一つの真理に辿り着いた。正確には、真理だと思っているものと言うのか。もしかしたら、真理ではないかもしれない。それは何か?

 「本質を探す時は、廃れるイメージから探し出せ」

 この廃れるという言葉がまだ微妙なとこだ。違う言葉の方が良いのかもしれないが。

 例えば、スポーツの本質とは何か?「競争の原理」であると思う。なぜか?その答えを見付ける時に、スポーツが廃れることをイメージする。スポーツが廃れるとしたら、競争がなかったら絶対に廃れるだろう。勝ち負けがない。選手全員が笑ってたり、楽しそうにしてるが、何点取っても、何点取られても、勝ち負けがない。そんなスポーツ誰が見るか! ある意味コントの世界である。

 もしくは、プロ野球選手と少年野球団の試合を毎日放映する。あまりに差があり過ぎて、誰も見なくなるだろう。つまりは、スポーツから競争の原理をなくしたら終わりである。

 では、愛の本質は?難しいが、「失いたくない」という感情だろう。どちらか一方が「失ってもいっか」となった時に、愛は終わるのかもしれない。恋愛映画や恋愛ドラマを見ると、必ず波がある。「この人を失うかもしれないぞ」と観てる人に思わせる時間帯がある。それがあるから最後燃え上がり、感動をよぶ。もし、終始イチャイチャしてる二人を映しても何にも面白くない。

 では、ビジネスの本質とは何か?これは「人」である。人というより、「意識」なのかもしれないし、「想い」や「夢」かもしれない。

 先日の館長戦略ミーティングでこんな話をした。
 
「勘違いしないで欲しい。商売において、商品そのものが凄いんじゃないんだ。その商品を考えた人がいて、その商品を売る人がいて、その商品に付加価値を付けることができる人がいる。その「人たち」が凄いんだ。みんなもその一人である」

 「老舗の凄さって何か。時代が変わっても、同じ商品、同じ屋号を掲げて売れるってことの難しさを乗り越えてることが凄いと。何千、何万というお店が潰れる中で、生き残れる強さ。それはそこで働く人が、その商品に魂を込め続けているから、こだわりを持ってるからこそ、凄いんだ。だから教育とは、想いを伝承し、人格形成と意識の向上をすること。作業は小学生でも教えれば出来る。その質を上げる教育をしていこう」と。

 同じ商品を取り扱ったとしても、売れなくする方法は誰でも出来る。飲食店なら、マズいものを出せばいい。マズいものの作り方なんて教わるもんでもない。だけど、意識が足りないと、マズいものになってしまう。なぜか?今の世の中には、美味いものが溢れかえっているから。「美味い」の基準が過去よりも上がっているから。

 マズいものを出したら、一瞬で会社は潰れる。美味いモノを出し続けることの難しさを全員が理解し、納得し、そして行動し続ける事が大事だ。

 ファーストリテイリングが990円のデニムを出した。ビジネスの本質は「人」だから、あの発想をし、それを具現化した人たちが凄いと思う。だが、ユニクロの本質とは?う~ん、「センス」かな。質は値段相応な部分があるから、質を下げても売れるかもしれないが、ダサかったら売れないだろうな。もし、藤原紀香が履いてダサイな~と思ったら買わないだろうから。

 そんな感じで、物事の本質とは何かを知るためには、廃れるイメージを作ってみてはいかがでしょうか?何かが見えてくるかもね。何か気になるモノの「本質」が知りたくなったら、コメント下さいな。一緒に考えましょう。

遊びのススメ

2009-03-10 22:22:12 | Weblog
 若い社員が増えてきた。20代前半もなかなかの数だ。将来彼らが、一人前になり、会社を背負っていくのを想像すると嬉しくなる。是非とも今から頑張って欲しい。

 一方で、「若い奴はもっと遊べ」と思う。休みの日には遊びにいけばいいし、夜は飲みにいけばいい。デートもした方がいいし、オシャレなレストランにも行かなきゃいけない。歌舞伎町にいって、ボッタクられることもあるだろう。笑

 人生を豊かに過ごす事をもっと考えて、いろんな経験をして欲しいと思う。男にも女にもモテる奴になって欲しい。男だけに好かれちゃ面白くないし、女の子にだけモテる奴はどうしようもないダメ男だ。

 若い時に何に対して自分のお金を投資をするかは大事なこと。若い頃から合理的に、節約的では面白みがない。かといって、地味にパチンコやスロットだけではいかん。

 美味しいレストラン、サービスの良いレストラン、高級なレストラン、おシャレなBar、デートスポット、遊園地、高級なホテル、ホテルと喫茶店。そんなことにお金を使う事も大事なんだ。それが自分への投資だ。

 高いレストランに行けば、普段とは違う緊張感を感じる事ができる。(カッコ付けなきゃならんぞ)聞いた事ないようなメニューばかりが並んでることだってある。(オススメを聞けばいい)笑 価格も高ければ、どれを何品頼むか悩む事もあるやろ。(とりあえず、見栄を張れ)。

 緊張して味も分からないかもしれんが、それでいい。それが自信や経験になる。背伸びすることも大人になるために大事な要素なんだ。いろんな経験を積んだ中で、自分に合ってるもの、好きなモノに絞り込んでいけばいい。そうしたことをしてる人は、周りに比べて絶対に成長が早くなる。

 男なら女性と行くといい。どうやって女性に喜んでもらえるかを必死に考えて、デートプランを練って、背伸びして、少し見栄を張ってみるといい。人生を豊かに生きるためには、選択肢は多い方がいい。それが自分の価値観を広げてくれるはずだから。

 経験や体験がないくせに、俺はそういうのあんまり好きじゃないなんて言うな。いろんな経験した上で、俺はこれが好きなんだって言える人になれ。それが自分の器になるはずだから。

 俺が学生時代、3ヶ月弱で100万近くの貯金に成功した。節約し、めちゃくちゃ働いた。派遣の責任者やりながら夜はバイト。土日は販売。学校には試験期間しか行かず、仕事してた。そして、貯金100万は数ヶ月で消えた。

 飲みに行ってはご馳走したし、友達と旅行行ったし、買いたいものを買い漁った。すぐに消えた。何に使ったかあまり覚えてない。その後に思った事、余裕があるとお金を使う意義を考えなくなるんだなって。分相応にお金を使い、たまに背伸びすることで学びがあるんだって思った。お金とはそうやって付合っていかねばならない。

 そうやって、若い時には自分に投資をして、そこから何かを感じる事が30、40代になった時に、脂の乗ったカッコイイオヤジになるんじゃないかと思ってる。

共に戦い、逃げない社員

2009-03-10 01:34:51 | Weblog
 昨日は、みなみ野に入店した。みなみ野にはスーパーバイザーと実弟が社員として働いている。今月は、ざっくばらんに面談しながら、それぞれの考えている事や、それぞれが会社に対してどう思ってるか、自分の人生をどう生きていきたいと思っているかに焦点を当てて、話をするようにしている。

 実の弟を面談するというのは奇妙なものである。幼少の頃からずっと一緒にいるからこそ、分かり合える部分もあるし、背景を深読みし過ぎて、余計なことを言ってしまう事も多々ある。

 距離感が難しいんだと思う。弟して頑張って欲しい部分、部下として成長して欲しい部分、それを感情や理性の狭間でどう伝えるか。1年前はずっと意見が対立してしまってた。もちろん想いや価値観は同じようなものを持っているから、言わなくても通じるものってたくさんある。だけど、それ以上に言ってしまう事が多すぎて、その度に反省して、また同じこと繰り返しちゃって。

 でも最近、少しずつ変わってきた。話を聞こうという意識が出てきたように感じる。もちろん、言いたい事をグッと抑えているようには見えるけど、それでも前に比べれば感情のコントロールが出来るようになってきたのかなと。

 弟の成長は上司としても、兄としても非常に嬉しい事だ。彼には彼の良さがあり、俺が持ってないものを持っていて、俺以上の苦しみもあったりして、それでも入社当時に比べれば、遺憾なく才能を発揮できる場所まできた。だからこそ、もう一歩頑張って欲しい。自立しなきゃ誰も発言権を持てないってことを知り、ただひたすらに能力を発揮して欲しい。

 もちろん、これは弟に限った事ではない。他の若手社員にも大いに成長して欲しい。それが俺の願いであり、彼らの活躍と成長の場を作ってあげることが俺の夢だ。

 若いからこそ、出来るだけ早く、出来るだけたくさんの壁にぶつかり、突破して欲しいと思ってる。そして、共に戦い、逃げない社員をたくさん作っていきたい。俺も頑張るから、お前たちも頑張れ。そして、いつかデッカくなろうな。

気合いが足りないからだ

2009-03-09 01:30:58 | Weblog
 風邪気味なのよ~。たまにはそんな事もあるのかね。一昨日くらいからちょっと頭痛するし、鼻水出るし。

 昔から親父に言われてきた。「風邪引くのは、気合いが足りないからだ」と。確かにそういうこともあると思う。気持ちが弱ってるときは、どうしても体調悪くなるとそれが気になってくる。それで、風邪だって決めつけてしまう。風邪じゃないって思ってたら、体調もそこまで落ちずにいけたりもするしね。

 そんな訳で、俺の家には体温計がない。もし体温が38度なんてなってたら、「風邪です」って気持ちがなえちゃう気がするから。

 ちなみに、本気で風邪引いちゃったときの治し方。大変だけど、みんな是非やってみて。俺は一晩で治るよ。
 
 1. 無理して栄養のある食事を多めに取る(果物も多めに)
 2. 生姜湯を大量に飲む
 3. お茶やコーラ、ポカリ、生姜湯の水分を大量に用意
 4. 大量に着込んで、暖房暑めにして、布団掛けて寝る
 5. 熱くて起きたら、着替えてまた水分と糖分を取る
 6. それを3回くらい繰り返して、12時間くらい睡眠取る
 7. 最後に栄養のある食事をしっかり取れば、ほら治った

 大学時代は介護してくれる人いなかったから、自分でこれをやって、一晩で治してたなぁ。このやり方がいいのかなんて知らないけどね。でも治る気がするって、その気持ちが治してくれるのかもね。どんな病気でも、気持ちが大事な事って大いにあると思う。

 自分が風邪引くのも、俺の気持ちが伝わらないのも、思うようにならないことも、いろんなこと含めて、まだまだ「心」が足りないからだ。強い精神力と、強い気持ちと厚い信頼を持って、これからも臨んでいきたい。明日まで頑張って、明後日はお休みいただきます。それで完全復活だな!

 みんなも季節の変わり目だから、風邪には気をつけてね~。風邪引いたら、気合いが足りないからって常務に言われるかもよ~。笑

日本一にもなれるだろ

2009-03-08 01:29:20 | Weblog
 今日はWBCで大勝したみたいですね。イチローも3安打だったようで。日本には勝って欲しいと思う気持ちは、愛国心なんだろうか。まぁ、嬉しいことだね。

 一方で、社会人になっての感情は、日本代表戦、スポーツやらの視聴率は、集客を落してしまいがちなもんで、それはある意味、なんとかならんもんかなとも思う。まぁそれはそれで、努力していかねばならんのだな。

 そんな日本代表の試合よりも、八王子のお店では感動したことがあった。

 今日は、試合観戦もあったせいか混み合った時間帯が1時間以上ズレていた。19時半過ぎに徐々に混み始めて、20時頃には満席状態にまで。それまでは「今日ヤバいかも」って内心ビクビクだったから勢いが出てきてよかったし。そんな中で、最近トレーニング中の焼き場で常務も必死に応戦。みんなの声がバシバシ飛んでるから、さらに奮起してやってました。

 ただ、団体のお客様の伝票をさばくのが少し遅れてしまい、その後の少人数のお客様の提供時間もギリギリの戦いだった。

 そして、全ての伝票を提供し終えて、ホールの方にすぐ意向。遅れたこともあったけど、声を掛けたお客様からは嬉しいって声もいただきながら、おもてなしを実行。そんな中、鉄板を下げようとした時に、お客様のテーブルの奥に、「平家の郷様へ」って手紙を書いたお客様が。その瞬間に先に思い浮かんだのは、「料理遅かったことへのクレームかな?」と。でも、皿下げたり、お茶出ししたりしたときは、いい感じにお客様も笑顔だった。

 そして、I館長にそれを伝えると、お会計の時に一声掛けてくれていた(その辺の対応はさすが)。その様子をキッチンから見ていると、頭を下げている。「やっぱりお叱り受けたかな」と内心不安になっていたが、キッチンに来たI館長から受け取った手紙を見るとなんともキレイな字でナプキンに感謝の内容が書かれていた。I館長、「ありがとうございます」のお辞儀だったのね。笑

 「いつも通り掛かっていて気になっており、始めて来ました。お店に入ると笑顔で迎えていただき、素晴しい接客を受けれて本当に嬉しかったです。料理も今までに食べた事のない美味しさに驚きました」というような内容。そして、I館長がお見送りした時には、お客様から「このお値段でお見送りまでして頂けるんですね」と褒められたらしい。

 帰りの電車で、ただひたすらにお客様の顔を思い返して、嬉しくなった。もしファミレスだったら、そんな感動ないんだろうな。とか数多あるレストランでもこんなことって少ないだろうな。お客様にそう言ってもらえる店で仕事できるって素晴しいことだって。

 俺のアドレナリン全開にしてくれるお客様に感謝。そして、俺の焼き場をフォローしてくれた、Iさん、新入社員のI君、K君、キャストの子に感謝。そして、まだまだアドレナリン上げるためにもっともっとお客様に喜んでもらえる店にしていこうって思っている。くそ~、もっとお客さん来て欲しいな~!まだまだお客様に感動をお伝えしたい!

 俺はマジで日本一目指すからね。もちろん、社員、キャストと協力し合って、絶対日本一目指す。いや、おもてなしと商品力磨いて、外装も内装もしっかりして、統一感しっかりと出して、認知度上げて、教育に力入れて、販促も強化して、VIP会員増やして、マーケティングもしっかりやって、それやってったら日本一なれるだろ!だって日本代表が世界一になれるんだから、俺らも日本一目指す。 いや、これはくるな。まだまだ頑張ろ~。

Aが強いO型らしいけど

2009-03-07 02:36:20 | Weblog

 占いというものがあまり好きじゃない。「血液型」も、「星座」も「十二支」も、うさん臭いと思っている。もちろん、信じる人もいるだろうから、それはそれでいいと思う。

 血液型の性格判断は、統計学だと思う。ある統計的数値に基づいて、この血液型の人は、こういう行動を取ることが多いというもの。DNAではなく、自分が最も影響を受ける、親の教育によって至る行動が多いはずだ。

 今の科学の進歩では、全ての人をA型にすることが出来るらしい。もし、全国民がA型になったら関係ないってことになる。骨髄移植したら血液型が変わることがあるらしいが、性格なんてそう簡単に変わらないはずだ。

 自分はO型だが、大半の人は「A型ですね」と言い、「いや、O型なんだよね」と言うと、「Aが強いO型なんですね」と。なんとしてでも、俺を血液型の枠にはめたいらしい。笑

 もし「血液型マーケティング」を取り入れた会社がA型の顧客向けに商品を開発し、大ヒットしたら再度考え直そう。もしくは、血液型採用が出てきたら。「昨年まで当社は清掃が出来てなかったので、今年はA型を多めに取るぞ。ちょっとO型は減らしていこう」。社長からそんな指示が出てきたら、「えぇ~!!」てなるわ。笑 

 同じように星座も十二支も関係ないと思ってる。枠にはまった考え方よりも、その人を見て、しっかりを判断する力を身に付けたい。この人は、こうだと決めつけることなく、成長を促してあげたい。人は意識によって変わるんだ。血液型がこうだから、自分はこうなんだって決めちゃった人はダメになる。

 俺も現場に出たらやたら掃除をするけれども、別に性格ではなく、仕事をする上で大事なことだから意識して、清掃をするし、それをみんなに伝えているだけ。自分の部屋は潔癖的にキレイな訳でもなければ、ヒドく汚れている訳でもない。必要最低限のものしかないから、以前姉に「なんか無機質だよね」と言われたが。苦笑

 もちろん、遊びや会話のネタなら全く問題ないと思うけどね。俺も、共通話題としては面白いとは思ってますから。
 今日のしし座(10位/12星座中)「試練はあるが乗り切れば信頼を得られます。途中で諦めない事が鍵」。なかなかイイ事言うじゃないか。と、まぁご愛嬌ってことで。笑 では、おやすみなさい。

特異を活かせ

2009-03-06 00:07:54 | Weblog
 今月は、一般社員の異動があり、人員体制も入れ替わる。新商品も出て、オペレーションにも変化があるだろう。売上を上げる為、ひいてはみんなで幸せを掴むため、お客様に喜んでもらうためのものである。

 今日は、そんな人事に関して。人事の基本は「特異を活かす」ってことにある。人にはそれぞれ一長一短ある訳で、その中でこだわりを持って行えることにある程度の力を注力することで、人は仕事の中に楽しみを見出していく。

 昔は、オールランドプレイヤーが欲しかった。何でもある程度出来る人、1を聞いて10を知る人を望んでいた。でも、ある時に気付いたのは、才能は千差万別であり、オールランドプレイヤーなんていないんだってこと。

 いろんな業務を行う自分にも、得手不得手はある。そんな当たり前のことが見えてなかったんだな。それを補い合えればいいんだとということが明確になってきたんだと思う。チームスポーツでもポジションがあるように、組織の中も、自分の得意な場面で特異な能力を活かせることがチーム力なんだと思うようになってきた。

 では、社員に求めることは何か。「徹底的な自己の能力開発」である。これなしでは、会社は成長しない。もちろん、環境整備もするし、教育もしていく。しかしながら、それぞれが自分の能力を更に高めようという意識がなければ、伸びるはずの才能までには到底及ばない。究極的には、自分が本気で成長したいと思っているか、それに伴った行動を取っているか、それしかないんだと思う。口で言うことは簡単だが、本当の意味で成長することは難しいことなんだと思う。

 当社に入社して1年半。人事部長に抜擢されたNさんがいる。部長としての仕事はまだない。俺が足りてないから、その仕事をうまくさせられてないことは申し訳ないと思っている。しかし、彼は俺の考える仕事の姿勢に最も近いものを持っていると感じている。だから、新入社員が入るとまずはNさんのいる店舗に入れようと思う。

 仕事への姿勢。チームワークを大切にしろ、仕事をする時は上司ではなく、お客様を見て仕事しろ。嘘はつくな、正直であれ。口だけで仕事するな、結果を出せ。
 上下関係への配慮。言葉遣いを身につけろ、礼に始まり礼に終われ、上司を敬え。帰省したら本社に挨拶にいけ。部下
 お客様への対応。積極的にコミュニケーションを図れ。お客様一番で考えろ。お客様がいる時は気を抜くな。

 もちろんまだまだな部分もあるけれども、当たり前のことを真剣に取り組もうとする姿勢は本当に尊敬できる。そして、こんな真面目なことを言うのは、仕事中2割くらいで、8割は冗談混じりのことばかり言っている。でも言うときはホントに厳しい。それがまたいい。

 最近は、自分にも少しずつ主張してくれるようになってきた。これはこうして欲しいと。それも嬉しいことだ。みんなが得意なことに一生懸命になって、仕事にのめり込んでくれるのが、一番の幸せだと感じる。そして、常に一緒に成長していきたいと思ってる。

ナチュラルハイになる理由

2009-03-05 04:23:46 | Weblog
 ようやく、デザインが終わった~!!今回はめちゃめちゃ多かったわ。のぼり、チラシ、タペストリ、横断幕、チラシ、メニュー。これやりきるのに果たしてどれだけの時間を費やしたことか。昼間は通常業務もあるし、電話も掛かってくるから、集中して出来なかったから、夜中作業が増えて、なかなか最後の仕上げで妥協できなくて、なんとか仕上がりました。

 今回は正直、「デザインなんて二度としたくない」って気になった。いつもなら一個のデザインだから時間割いてやりながらも、充実感もあったりするんだけど、今回はイライラしたな~。特にさっき仕上がったメニューは、内容は全部決まってるのに、構成(配置)が良くなくて、何度もやり直した。

 多分、出来上がったのを見たら、どこにそんな時間掛かるんだよって言われるかもしれないけど、どうすれば見やすいか、インパクトがあるか、色はどうするか、文字のサイズは大丈夫か、そんなこと考え始めるとキリがないのよ。しかもそんなにテクニックある訳じゃないくせに、どっかにこだわり入れたくなったりするし。

 そんな感じで仕上がったものだから、現場のみんなには大事に扱って欲しいと願ってる。メニューは汚さないように、のぼりは車から見え易いように、チラシは捨てないように、横断幕はキレイに。もちろんお金を掛けて作ってるからってのもあるけど、俺も気合い入れて作ったからさ。

 今年限りでデザインは卒業して、アウトソーシングしていきたい。本業に専念したいからね。でも、デザインやってみて凄くイイ勉強になった。モノは誰かが作ってて、いろんな考えや想いが詰ってるんだってこと。デザインやると、他レストランのメニューやチラシ、看板から学ばされることがたくさんあるってこと。何を訴えたいかが一番大事だってこと。

 この経験が、必ずこの先の人生の中で活かされるって信じてる。だから、デザインもやれて良かった。

 そんな訳で、そろそろ寝る準備せねば。こんな長文書いてる場合じゃないけど、この時間になるとあんまり眠気がこないな。笑 ある意味、ナチュラルハイなんですわ。

 このブログ書き始めて4ヶ月。最初は1日平均15人くらいの読者が、今では平均60人以上になりました。誰かに広めている訳ではないけど、広めてくれてる人がいるのかもね。今では書き甲斐のある日記になりました。やっぱり継続は力なり。始めて、続けてよかった。読んでくれてる人には、なんとなく想いが伝わってるといいな。わざわざ読んでくれてありがとう。大事なのは、読む事ではなく、何かを感じ、アクションすること。感じて、動いて欲しいから「感動ブログ」にしてるんだ。

ダウンタウン松っちゃん

2009-03-04 00:52:56 | Weblog
 俺はダウンタウンの松っちゃんが好きだ。松っちゃんのネタや漫才が好きな訳でもないし、面白くないなと思うこともあるけれども、トークに関しては天才的である。最近は土日も現場に出てるので、「ガキの使い」が見れないけれども、あのトークはホントに笑いを超えて、驚嘆に値する。

 彼の素晴しいところは、ぶっ飛んだ発想力であり、真実を見極める能力だと思う。

 松っちゃんの本を読んだことのある人はいるかもしれないが、彼は全くと言っていいほど、世に言う「常識」に囚われない。世の中には、ホントはこうあるべきなんだが、こうなってしまっている。それが世の中の常識になっていることが多々ある。しかし、その落とし穴に彼ははまらない。「こうなんちゃうんか!?」ということに対しては、頑として譲らない。憤りをぶつけてトークしてる様には、ホントに説得力がある。

 彼はホントにいろんな言葉を知っている。もちろん話すのが仕事だが、常識を破るトークをする際に、刹那的な語彙のピックアップは非常に素晴しい。どんな頭の回転してんだよって感心させられるものである。

 通常、面白いことを言おうとか、驚くことを言おうとかすると、頭の中をフル回転させるものの、どうしてもセオリー(それを常識とも言うのか)に囚われてしまいがちだが、全くぶっ飛んだ発想が出てくる。そして、それを意識していることが素晴しいと思う。天然ではない、彼の中で無意識的な計算し尽くされた回転があるのだろう。

 そう考えると、彼は常に笑いに対して貪欲で、笑いに対するアンテナを張り、笑いとは何かを考えているように思う。彼もまた哲学者である。

 非常に興味深い人である。芸能界にも、スポーツ界にも、経済界にもいろんな興味深い人は数多くいる。自分が全く同じ人間になりたいと思ったことなどないけれども、そこから何かを考え、自分はこうあろうといつも考えてしまう。考えている瞬間は、楽しい。自分には大した趣味はないが、考えてる瞬間はどうも充実している瞬間のようだ。体動かしたり、熱中出来る趣味も面白いんだろうけど、これはこれでイイ。

心を配り続けよ

2009-03-03 03:07:19 | Weblog
 おもてなしとは、実に単純なものであると思っている。なぜ難しく考えるのか。それは方法論があまりに多すぎるからだと思う。お客様に合わせたおもてなしをしようと思ったら、何万通りものパターンになるだろう。

 しかしだ。目的も「おもてなしの心」も「お客様に喜んでいただきたい」それだけである。このブログでも何度も言うように、心とスキルがあれば、マニュアルなんていらないと思う。どうすればお客様に喜んで頂けるかを考えることが大切なことであり、サービス業に従事する者にとっての醍醐味でもある。

 昨日、久しぶりに西立川に入った。いろんな変化を感じながら、自分のいない間にも新しい常連のお客様が増えていることが嬉しかった。そして、自分のことを覚えてくれている常連様がいたことにも本当に嬉しかった。そんな常連様の席にいくと、ついつい会話も弾む。鉄板を片手に1枚ずつ抱え、腕がプルプルなりながらも、話し込んでしまうものだ。

 最近、宮崎出張し、暖かかったのに対して、最近の東京はまた寒さが増してきているので、気温の話をすることも多い。そして、帰り際にこう伝える。「また寒くなるかもしれませんので、お体大事にして下さいね」と。

 この一言がお客様に喜んで頂ける。理由なんかない。自分が好きな店に行き、おいしい料理を食べ、ステキな接客を受け、そして帰り際に自分の体調を気にしてくれる店なんてイイじゃないかと、自分が思ったこと、自分がされたら嬉しいことを表現するだけだ。

 でも、忘れちゃならないのは、心のない接客や会話では響かないってこと。スキルだけを身に付けて、お客様に喜んでもらおうなんてのは、甚だ本末転倒な話だ。方法なんてのは、いくらでもあるし、喜んでいただこうと思えば、いくらでも勉強の仕方はある。

 まずは、お客様を好きになる心を持て。そして、お客様のことを心配しよう。提供時間、味、サービス、雰囲気、室温、衣服、お子様。自分の大切な人だと思って、心を配り続ける。それが最高のおもてなしになるはずだから。

 いつも思うことがある。もし芸能人が来た場合、もしくはテレビの取材が来た場合、社長が来た場合、みんな緊張感を持つはずだ。必死で良い商品を作ろうとし、満足してもらおうとおもてなしをするはずだ。

 そうなってしまうことは、残念なことなんだ。なぜならいつものおもてなしには緊張感がないってことになるから。そんな意識で、みんなが仕事出来るようになって、誰が来ようが、何が起きようが、「普段通りでいい」と言える店創りをしたいものである。

 心を配りましょう。俺たちの一言が、お客様の今日をステキなものに出来る可能性を秘めている。なんとも素晴しい仕事だとつくづく思う。

宇宙人の根性

2009-03-02 02:18:57 | Weblog
 宇宙人の存在については、賛否両論あるだろうが、今日はその宇宙人について。宇宙人が地球に来るという説にこんな説がある。

 統計的に、地球に最も近く生命体のいそうな惑星は、最低でも5万光年離れていると。そして、今の科学では不可能だが、理論的に言うと科学が本当に進歩した時には、光速の半分くらいのスピードで移動する手段を知的生命体は作ることが出来ると。つまり、5万光年離れた場所から、地球までやってくるのに、10万年掛かると。

 そう考えた時に、宇宙人はこの星にどうしてやってきているか?これは、根性だと。仮に宇宙人の平均寿命が100歳としたときでも、先祖代々、我々は地球に行くんだ、といって宇宙人は地球まできていると。光の半分のスピードで移動が可能な科学の発達した宇宙人がくるなんてのは、根性以外の何ものでもないと。

 面白い話である。宇宙人の根性論なんてのは始めて聞いた話である。でも、なんとなくそんな宇宙人がいそうな気がするのも確かだ。

 この話を話していた人は、ダーウィンの進化論を否定してた。生物物は環境に対応しながら、最適化を図ることで進化してきたという説はおかしいと。えら呼吸をするような水中動物が、陸に上がって生活を始めるなんてのは最適化ではないし、そもそも最適化は進化ではないと。

 水中動物が、陸に上がったのも根性だと。陸に上がりたいという意志が働き、陸に上がって生活を始めたんだと。事実はどうなのかは専門家の見解も相違があるくらいであるから、なんともコメントのしようがないが、宇宙人も水上動物も意志があり、根性があるということが素晴しいではないか。

 生物はみな、自らの意志により成り立っていると。人間を除く多くの生物は生命の維持と子孫繁栄を意志としているが、それ以外の意志が働くこともあるのかもしれない。ペットが飼い主に付き添うのも、ある意味意志を感じるものである。

 まして、人間は意志のある動物である。自ら目標設定することも可能であり、幸福を追求することも、喜怒哀楽という特殊な感情も人間の特異な意志である。我々には、自分の人生を謳歌できる権利があり、そして意志を持って人生を歩むことができるものである。幸せな人生を歩めることに感謝しなければならないなと思う。

 宇宙人にもし会ったならば、ぜひともその「精神論」について聞いてみたいものである。どんなに早く移動出来るかには大して興味はない。その根性にこそ興味津々である。ちょっとした小話でした。では、おやすみ~。