バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

春の千葉林道ツーリング その2 ~林道山中線→豊岡線~

2015年03月28日 | XR250
林道 豊岡線


林道 金谷元名線を走破後、せっかく千葉まで足を運んだのだから、Uターン(私たちは戻林道<モドリンドウ>と
呼んでいる)するのももったいないので、次なる林道を目指すことにする。

目指すは林道 山中線。山中線から分岐する林道 豊岡線は事前の情報が少なく、今回はとりあえずパスしようと
考えていた。

R127へ抜けて、館山自動車道 鋸南保田IC方向へ進み、県道34号線を東へ進む。途中、横根峠より、県道182号線
(上畑湊線)を北上し、ほどなくして右手に山中線の入口が現れる。

林道 山中線。少々の轍はあるけど、約2km程度のとても走りやすい道。182剛線から入ると、基本的にほぼ登り。

山中線を走りきると、T字路に差し掛かる。左に行くと林道 豊岡線。右に行くと、山中線の延長でそのまま
県道88号線(富津館山線)に合流する。

豊岡線は事前の調べでは「通行止(?)」とつかんではいかけど、入口は簡単なパイロンで規制しているだけ。

「まあ、行けるところまで行ってみよう」と、豊岡線へ入る。

この豊岡線、恐らく古い地図には掲載されていないだろう。しかし、実際は戸面原ダム方向へ抜けられる。

早速走り始めると、ダートと舗装が交互に現れる。この時期は枯れ葉や倒れた木、そして土砂の堆積など
所々あったけど、道は新しく、とても走りやすい。
※おそらく、近い将来全て舗装されるだろう・・・。

途中、「なるほど、通行止」な場所が現れるけど、オフ車であれば問題なく抜けられるだろう(映像をご覧ください)。

豊岡線を走りきったところで、右折すると戸面原ダム方向(県道88号線)、左折すると林道 田取線方向へ分岐する。

ヘタレな私たちは右折して県道を目指し、本日の宿を目指すのでありました・・・。

明日は、林道 横尾線を目指します。

春の千葉林道ツーリング その1~金谷元名線~

2015年03月22日 | XR250
金谷元名線youtube


冷蔵庫の中のような寒さも峠を越え、僕の「バイク熱」もそろそろ冬眠から覚めようとしております。

今年は寒さのせいか?いや、歳のせいか? 1、2月は数えるほどしかバイクに乗っておりませんでした・・・。

ここ数日でようやく日差しに暖かさが感じられるようになり、リハビリも兼ねて仲間と1泊2日のロングツーリングを
計画。

行先は千葉の富津付近。「楽しく走って、旨い酒と旨い魚を食べてリフレッシュしよう!」という趣旨なのですが、
行程の中心は林道。

実は富津付近の林道は、同じメンバーで3年前に訪れたことがある。その時が、林道2回目という超初心者。
当然右往左往の珍道中で、3人で1台のバイクを担いで道を渡ったり、転んでミラーを折る仲間がいたりと、
ハードな思い出が残っている。

リハビリなはずなのに、性懲りも無くまた千葉を選ぶあたりが、いくつ歳を取っても大人になりきれない部分である。


富津金谷ICで待ち合わせし、早速、林道金谷元名線へ入る。数日降り続いた雨で、たっぷりを水分を含んだ
枯れ葉がまるでバナナの皮のようによく滑る。

ダートは、その枯れ葉に加えて、たっぷりと水分を含んだ粘土質の土で、まあ、よく滑る。

主観だが、千葉の林道は粘土質の土が多い気がする。これまで関東近辺をいろいろ走ってきたけど、岩場というか、
砂利のダートが多かった気がする。

なので、「千葉の林道=汚れた」思い出があったが、今回もその通りであった。

走りに夢中で写真はほとんど撮っていないのですが、この金谷元名線は、所々深い轍や荒れた路面があるが、
総じて走りやすいと思う。距離も6.4キロと、千葉の林道の中では長い方だし、ハシゴすればたくさん走れる。

アクセスも高速のICから近いので、オススメです。

次回は、金谷元名線から林道豊岡線に入ります。
実は通行止らしかったのですが、その理由は・・・。








冬の林道ツーリング 伊豆半島 旨い魚とトホホなアクシデント…(後編)

2015年03月21日 | XR250

皆様、お久しぶりでございます。 季節は早いもので、そろそろ桜の便りが聞こえて来る今日この頃・・・。
寒い冬もようやく終わりを告げようとしているワケでございますが、昨年末(2014年12月)の「冬の林道ツーリング 伊豆半島」の後編をアップさせていただきます。
※今さら恐縮です・・・。




前日の夜は、熱い風呂に美味い魚と旨い酒、ふかふかな布団で早寝早起き・・・という、まさに〝ボーナスご褒美〟を
しっかり堪能。 体調も万全に、向かうは「林道土肥中央線」。

土肥中央林道は、3.5キロの間に舗装とダートが交互に現れる。先には7.2キロの林道上池線も控えており、
約10キロの「通り抜けられる」林道が楽しめる。


10月の御荷鉾スーパー林道以来の走行。転けたくないという不安よりも期待が上回る。 今までいろいろな
関東近辺の林道を走ってきた。何となくだけど、それぞれの道に土地柄の個性があって楽しい。景観の凄さや、
道の質。砂利をひいた道だったり、 岩場がむき出しの道だったり、同じ道でも山によっても土質が違う。
そしてこれだけは確かだと思うが、千葉はマディな道が多く、バイクが汚れる。
土肥中央林道はどちらかというと、舗装部分が多い。難易度は高くない。この林道は走り応えを期待するより、
景観を楽しみたいところ。 駿河湾を望む景観はしばしバイクを止めて見入ってしまうほど。







そして今となっては笑い話かもしれないが・・・。



下りヘアピンが入口→クリッピング→立ち上がりにかけてご覧の通りで、まさにスケート状態。後ろを走る後輩から
「氷、気をつけてくださいね」とインカムが入った途端にズデッっと転倒。足で踏ん張ろうにも、何しろ相手は氷なも
ので・・・。完全に着地失敗状態でした。

ちなみに氷の上で横になったXR250は、なかなか起き上がってくれませんでした・・・。

幸いにもブレーキレバーが少々曲がっただけで、大事には至らずでしたが、本格的に転んだのは今回が初めてで、
結構心の傷は大きいものですね。オフ車なので傷は勲章かもしれませんが・・・。


その後の上池線も目立ったガレもなく、何度は高くない。本格的なオフ車でなくても、クリアできる程度と思う
(あくまで主観ですが)。




上池線を海へ向けて一気に下り、R136へ合流し、左折して松崎を目指す。松崎から県道15号、115号を経て、
大鍋林道を目指す。

この115号はの道沿いには、ライダーの間でちょっと有名なライダーズハウス「BBROAD」がある。

とにかく水がきれいだが、高度を上げるにつれて伊豆の名物のわさび田が現れる。上りはほぼ舗装だが、
1.角度が急 2.路面が荒れている 3.狭い ことが特徴。
ある意味、ダート風に走れて楽しい。

頂上を上りったところで、ようやくダート部分が現れる。全区間で約8キロ程度。引き返したくなるような難所も
なく、オススメと思う。

とにかく、走り優先だったため、写真が少なくてスミマセン・・・。


ちなみにこの時期、日本列島は強烈な寒気に包まれており、冷蔵庫のような寒さでした(だから土肥中央林道も
凍っているワケだけど・・・)。

東京に戻り、風邪をひいてしまったことは、言うまでもありません。