バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

春の千葉林道ツーリング その3 ~林道 東奥野線、横尾林道~

2015年04月15日 | XR250

林道1日目夜。

昨夜はとにかく肴、酒で腹を存分に満たし、「さあ、寝るぞ!」と布団に入ったらまだ21時30分。

とにかくスタートが早かったことと、宴のペースが早かった。普段の会社帰りで飲む時間と全く
違う時間感覚に思わずニンマリ。

これって、土日に目覚ましで起きて、「さあ、急ぐぞ! ん? 待てよ。今日は休みじゃん!」
で、二度寝するヨロコビとでもいいましょうか?

気の利く後輩社員がフロントへビールを注文し、第2ラウンド開始。

まあ、飲んだ飲んだ・・・。


そして二日目。窓の外は霧雨。昨夜の酒も程よく残っており、微妙な平衡感覚のまま宿を出発。

本日のルートは、「林道 東奥野線→山中林道→大山林道→横尾林道」。

まずは林道 東奥野線を目指す。




館山自動車、富津竹岡ICを上白狐地区方向(県道34号線、海方向とは逆の方向)へ向­かうと、
今まで快適であった道路が突然なくなり、林道東奥野線と奥野線の分岐にぶつか­る。

東奥野線は、前半はダートと舗装が交互に現れる。ダートの路面はフラットで、­とても走りやすい。
しかし後半からは道幅が急に狭くなり、勾配も大きい。クルマは軽自動­車1台がやっと通れるほど。
※詳しくは映像を見て欲しい。

しかし、この辺にお住いの方は、どのような移動手段を使っ­ているのだろう・・・。結構な秘境感あり。
「白虎」という地名も、何かのいわれがあるのだろうか?



県道34号線に合流し、横根峠を目指す。途中、県道182号線に左折し、しばらくすると山中林道入り口が
右側に現れる。

前日走った山中林道も、今日は昨日ほどハードに思えない。幾分かリハビリの効果が出たのだろうか?
快調に飛ばし、木之根峠へ向かう。

県道88号へ合流し、右折。1~2キロほどだっただろうか? 左手に大山林道の入り口が現れる。

大山林道は、林道というよりも林道チックな迂回路と言ったところ。
クライマックスは、大山林道から続く横尾林道だろう。





千葉の林道で感じること。砂利というか、マディな印象。そして水たまりが多く(水はけが悪い?)、バイクも
ウェアもどろんこになる(まさに日本泥公団!?)。

最初は器用に水たまりを避けて走っていたが、途中面倒になり、正面突破・・・。エンジンやエキマニに
跳ねた泥が焼かれる匂い・・・。独特な感覚。

今回の千葉林道ツーリングのルート(金谷元名、山中、豊岡、東奥野、大山、横尾)の中では、最もガレていた
(竹岡林道など、もっとスゴいところはあるが、僕たちはそんなところに行く勇気はない)。

高山林道を経由し、舗装道路に出る。右手に袖の木林道が現れる。僕らの情報では「貫通していない」林道
だったが、実は貫通しているらしい(わかる方がいたら、ぜひ教えてください)。


今までいろいろな林道を走ってきたけれど、千葉の林道の楽しさは「どろんこ」かもしれない。
滑る感覚も面白いし、きっと転んでも痛くないだろう・・・。

そして、はしご的にたくさんの林道を走れる楽しさもある。

次回は晴れて暖かい日に、また遊びに来たい。