バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

冬の林道ツーリング 伊豆半島 旨い魚とトホホなアクシデント…(後編)

2015年03月21日 | XR250

皆様、お久しぶりでございます。 季節は早いもので、そろそろ桜の便りが聞こえて来る今日この頃・・・。
寒い冬もようやく終わりを告げようとしているワケでございますが、昨年末(2014年12月)の「冬の林道ツーリング 伊豆半島」の後編をアップさせていただきます。
※今さら恐縮です・・・。




前日の夜は、熱い風呂に美味い魚と旨い酒、ふかふかな布団で早寝早起き・・・という、まさに〝ボーナスご褒美〟を
しっかり堪能。 体調も万全に、向かうは「林道土肥中央線」。

土肥中央林道は、3.5キロの間に舗装とダートが交互に現れる。先には7.2キロの林道上池線も控えており、
約10キロの「通り抜けられる」林道が楽しめる。


10月の御荷鉾スーパー林道以来の走行。転けたくないという不安よりも期待が上回る。 今までいろいろな
関東近辺の林道を走ってきた。何となくだけど、それぞれの道に土地柄の個性があって楽しい。景観の凄さや、
道の質。砂利をひいた道だったり、 岩場がむき出しの道だったり、同じ道でも山によっても土質が違う。
そしてこれだけは確かだと思うが、千葉はマディな道が多く、バイクが汚れる。
土肥中央林道はどちらかというと、舗装部分が多い。難易度は高くない。この林道は走り応えを期待するより、
景観を楽しみたいところ。 駿河湾を望む景観はしばしバイクを止めて見入ってしまうほど。







そして今となっては笑い話かもしれないが・・・。



下りヘアピンが入口→クリッピング→立ち上がりにかけてご覧の通りで、まさにスケート状態。後ろを走る後輩から
「氷、気をつけてくださいね」とインカムが入った途端にズデッっと転倒。足で踏ん張ろうにも、何しろ相手は氷なも
ので・・・。完全に着地失敗状態でした。

ちなみに氷の上で横になったXR250は、なかなか起き上がってくれませんでした・・・。

幸いにもブレーキレバーが少々曲がっただけで、大事には至らずでしたが、本格的に転んだのは今回が初めてで、
結構心の傷は大きいものですね。オフ車なので傷は勲章かもしれませんが・・・。


その後の上池線も目立ったガレもなく、何度は高くない。本格的なオフ車でなくても、クリアできる程度と思う
(あくまで主観ですが)。




上池線を海へ向けて一気に下り、R136へ合流し、左折して松崎を目指す。松崎から県道15号、115号を経て、
大鍋林道を目指す。

この115号はの道沿いには、ライダーの間でちょっと有名なライダーズハウス「BBROAD」がある。

とにかく水がきれいだが、高度を上げるにつれて伊豆の名物のわさび田が現れる。上りはほぼ舗装だが、
1.角度が急 2.路面が荒れている 3.狭い ことが特徴。
ある意味、ダート風に走れて楽しい。

頂上を上りったところで、ようやくダート部分が現れる。全区間で約8キロ程度。引き返したくなるような難所も
なく、オススメと思う。

とにかく、走り優先だったため、写真が少なくてスミマセン・・・。


ちなみにこの時期、日本列島は強烈な寒気に包まれており、冷蔵庫のような寒さでした(だから土肥中央林道も
凍っているワケだけど・・・)。

東京に戻り、風邪をひいてしまったことは、言うまでもありません。