バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

さらばXR250・・・

2017年08月20日 | XR250
2011年に中古車で購入し、それから約28,000キロ、いろいろなところに連れて行ってくれたXR250。

トータル38,000キロまで伸びたところで、我が手から離れることになりました・・・。



派手に転んでも、林道で傷めつけれられても、大雨にさらされても、冬にほとんど乗らずに放って置かれても、滅多なことでは音をあげなかったXR。ホント、タフだったと思う。

最後は群馬・草津の万沢林道、秋鹿大影林道へキャンプツーリング、山梨の一ノ瀬高原、大菩薩嶺を走り、綺麗に磨いて我が家の前で記念撮影。

次はどんなオーナーの相棒になるのだろうか?







ちなみに次の愛車は、これになりました。



CRF250 RALLY

XRとは全然性格が違うバイク。改めて、XRの良さを感じる。



半年ぶりの日光ツーリング

2017年05月14日 | XR250
まず、「半年ぶり」と書きましたが、前回は2016年の8月、ひとりで奥日光湯元キャンプ場へ2泊3日のキャンプツーリングへ出かけて以来なのです。

高速道路もそれ以来…。


というわけで、気合いを入れて(と言いながら朝9:00出発)、目指すは日光。尾瀬、金精峠を抜けて、奥日光を縦断し、いろは坂をくだり、足尾を経由するというルートです。

朝イチ、まず関越道赤城PAで小雨&寒さにギブアップしそうになる。
ちなみにこの時点で、予備、予備の予備で持っていた防寒具は使ってしまう→以後、一日中着たままとなる。



しかし、Uターンしても高速料金はかかるし、ここまで来たらとりあえず尾瀬あたりまで行ってもあまり金額的に変わらない…と言うセコい考えでとりあえず尾瀬へ向かう。

雪解け水か? 水量多く、かつ澄んだ水を湛える片品川。







釣り師が目の前でルアーで獲物をしとめる。何故かこちらもテンションが上がる。

丸沼高原ペンション村。まだ桜に出会えるとは!







金精峠に近づくと、こんな感じ。写真は菅沼辺り。





戦場ヶ原展望台。











春はまだ準備中と言ったところ。

華厳の滝付近から、いろは坂を下り切るまで、まさかの雨。当然、写真を撮るヒマもなし…。

久々の日帰り400キロコースとなりました。

それにしても、R122号で日光と足尾、草木湖のあたりは、廃墟となったドライブインが多い。景色は綺麗だけど、観光では地域生活は成り立たないのか? 中禅寺湖畔も、かつて栄えたホテルや土産物屋さんが廃墟同然で放置されている。
土日の観光客は決して少ないとは思えないけど…。日光は大好きだけど、大きな問題を抱えていることを感じざるを得ない…。

2017年バイク始動!

2017年05月04日 | XR250
かなりお久しぶりです。
昨年9月頃を最後に更新が途絶えていました。
なかなかバイクに乗る機会ぎなく…。

2017年も早いもので5ヶ月経ちましたが、そろそろ真面目にバイクに乗らなければ…。

今の歳を考えると、あと何日バイクに乗れる日があるのか…。

日々を大切にしなければ!

と、いうわけで、バイクリハビリで、近所の有馬ダム(名栗湖)です。




本当は三峰神社に行きたかったのだけど、広河原・逆川林道が法面崩落で通行止め。

これから奥多摩を回ってきます。
目標、150km(まあ、リハビリなので…)。

2016年 オヤジ達の夏休みキャンプツーリング

2016年08月14日 | XR250
お久しぶりでございます。
前回のアップが4月初頭。すでに4ヶ月以上も放置しておりおました・・・。
その間、ネタがなかったワケではありませんが、確実に「バイクに乗る時間が減った・・・」。一種の老化現象か? すこし疲れることに億劫になってしまいまして。
今回の夏休みツーリングは、それをバシッと断ち切るために、いろいろ準備をしてきました。
「NEWシューズの購入」、「マフラー交換」、「リアボックスの新調」などなど。バイクに乗れない間に頑張って蓄えておいて、一気に「自分へのご褒美」として。

というワケで、キャンプツーリングへ出発です。
目的地は、草津高原オートキャンプ場。昨年も2泊しており、涼しく、虫が少なく、近くに温泉があって、そして林道があってと、印象が良かったのです。

初日、関越道高坂SA集合。相棒のオヤジと待ち合わせ。この相棒、3児のパパで休日といえば子供のお世話ばかり・・・。


もちろん、それはとてもいいことだけど、メット越しのインカムでの話題が、ほぼ家族の話と会社の愚痴。

草津は渋川伊香保で降りるのが一般的かもしれないけど、藤岡JCで上信越道へバイクを向けて松井田妙義ICを目指す。
県道33号→国道406号と乗り継ぐ。渋川から国道353号を通って草津へ向かうより、変化が多く高所を走るので涼しい。
石器時代の住居跡や、ちょっと穏やかではないが、国定忠治処刑場後、また温泉やかつての宿場町後など、そしてワインディングが気持ちよい。
行き交う車も少なく、走りやすい。

お約束の温泉、ビール、肉をしっかり買い込み、初日の夜がスタート。



初めて見るクラフトビール「嬬恋物語」のメルツェンをいただく(→もう少しパンチというか、コクが欲しい)。



オヤジなので肉ばかりでなく、しっかり枝豆や野菜をいただき、夜も更けてゆく。



焚き火を前に酒が進むが、話題はやっぱり家族と仕事。もっと色気のある話はないものか?

東京では猛暑日が続いているというが、それが嘘のような涼しさの中、自由な時間は過ぎてゆく。

そして、2日目へ続く・・・。

※このメンバーで行くと、いつもカメラを出さずに終わってしまう(笑)。



2015 夏休みキャンプツーリング 3日目

2015年09月14日 | XR250

お久しぶりです。


もう夏休みが遥か昔の記憶のようになってしまいましたが、記憶を振り絞って記します。


これも一種の老化防止につながれば・・・。という思いでございます。


 


それでは早速夏休み3日目を思い出して書きます。


 


草津高原で会社の後輩と別れ、ひとり志賀草津道路を目指す。草津白根山は所々もうもうと硫黄臭の湯気(噴煙?)を発しており、荒涼とした風景。噴火警戒レベルが「2」なのだろうか? 湯釜のドライブインは休業中。噴煙近くは路上駐車は禁じられており、監視員が見張っている(って、監視員のおじさんも危険では・・・)。なお、指定された駐車場は停まれました。


森林限界に達した緑のなんと涼しげな雰囲気。標高約2200メートルの渋峠は、気温19度。ちなみにこの日の下界の気温は37度程度だったハズ。この気温差は、まさに感動に値するけど、メッシュジャケットとパンツの隙間から肌に当たる風が、涼しさを通り越して寒い・・・。


 


横手山を過ぎ、志賀高原へ入る。この道は冬は何度も何度も走っているが、夏に来ても最高! ルンルン気分(←表現が古い)な私は、メットの中で歌を口ずさむ(なぜか「北酒場」)。


 


奥志賀高原。毎年、年末年始を家族で過ごすペンションへご挨拶。



 



県道502号線、奥志賀公園栄線。冬は通行止のこの道、左手には透き通った水をたたえた清流がバイクとランデブー。森林が放つほんのり甘い空気を、胸いっぱいに吸う。都会で汚れた空気に満たされた肺に、少し生命力が戻った気がする。満たされた空間の中で思うことは、なぜか日頃の反省ばかり・・・。

1年ぶりのかやの平。なにも景色は変わらないが、今日が金曜日ということもあり、家族連れが多い。その中で、もちろん僕はひとり。





2年前、ひとりで福島の檜枝岐でキャンプをしていた時、となりの家族連れ(おっさん3人とガキ2名 あえて「ガキ」と呼ばせてもらう)のガキが、「ねえねえおとうさん、となりのテントかわいそうだよ!」と連呼。私も最初は気にしていなかったけど、どうやらひとりでカップラーメンをすすりながら缶ビールを飲んでいる私の姿が、あまりに「かわいそう」だったようだ。気づいたお父さんは「やめなさい!」と制していたが、まあ、ガキは止まらないわけだ。
ひとりキャンパーは家族連れからはそう見られているものなのか? そんな寂しそうだったかな???

と、いうトラウマもあり、今日はせめて自炊をしてみた。



夕日に照らされ、赤く色づく景色を肴にビールを飲む。なにも考えなくっていい。泣いたっていい(だれも見ていない)。ただ、気持ちが良い。
この気持ち、あの時のガキはあと何年したらわかるかな?







こんな自由な時間が過ごせることに、とにかく感謝。

2015 夏休みツーリング 2日目

2015年08月17日 | XR250

草津高原オートキャンプ場で目覚めた2日目の朝。

「エアコン不要」、「小鳥のさえずり」、「森林の香り」、「爽やかな風」。

いや~、もう天下取った気分!

 

ちなみにこの草津高原オートキャンプ場、入り口が分かりづらかったり、受付付近の見栄えが悪かったり、鉄塔の下だったり、トイレが男女共用だったりと、苦手な方はいるかもしれなが、総じて「良い」。

サイトは充分に手入れがなされており、綺麗に区画が区切ってある。フリーサイトもしかり。1日目、2日目とも、我々と同じくバイクツーリングキャンプに訪れたライダーが数名おり、孤独を愛する人たちには良いかもしれない。

 

さて、朝食を済ませて、早速林道を目指す。今日の目当ては、「万沢林道」。

距離、約21キロ。国道405号線側からアプローチすると、いきなり約1キロ以上の直線ダートが現われる。

バキューンと飛ばしたい! ところだが連日の雨で少々ぬかるんでおり、フロントタイヤがあっちに向いたりこっちに向いたり・・・。

結果的に「制限速度(?)」程度で走る。

 

「なんだこの林道、楽勝じゃん!」なんて思っていたが、きちんと林道らしい林道が現れるのでご心配なく。

埼玉と長野の県境、「中津川林道」を走ったことがある方はいるだろうか? 大きめな石がゴロゴロ、そして一部砂利が深い・・・、という感じがよく似ているかもしれない。

※詳細はこの後アップする動画を見てください(現在絶賛編集中)。

走っている途中でカメラが下を向いてしまいました・・・

 

次は高田山林道を四万温泉からアプローチ。入口ははっきり言って分かりづらい。四万温泉からわずか3.4キロのダート。四万温泉から入ると、わらび峠までずっと結構な登坂。路面も締まっており、結構楽しめる!

 

2日目の林道はここまで。

あとは東京から合流する会社の後輩と待ち合わせ、街で肉とビールを大量に買い込んで夜の宴に備える。

まあ、みんなそろそろいい年なのだから、誰か一人でも「野菜も買おう!」という人がいても良いのだが・・・。

 

 

ps.無許可で掲載してごめんな!

 

3日目に続く。

 


2015.夏休みキャンプツーリング

2015年08月16日 | XR250

久々の投稿でございます。

思わずブログのアップの仕方を忘れてしまうほどのインターバル・・・。

ですが気をとりなおして2015年の「夏休み」の思い出をアップさせていただきます。

 

2015年の夏休みは、3泊4日のキャンプツーリングとなりました。

前2泊は会社の後輩2名とコラボキャンプ。最後の1泊がひとりツーリングです。

 

まず、前半2日。

 

7月末日、灼熱の関東を抜け出し、一路「草津高原」へ。

実は前の日まで大雨洪水注意報が出ていた。昼間は晴れているようだが、夕方から夜にかけて毎晩のようにドサっと降っているらしい。

キャンプ&林道トレッキングが主な目的だが、いったいどんな「どろんこ」が待っているのだろうか? 少々の不安を抱き、かつ「なんとかなるだろう・・・」という楽観的な気持ちで出発。ちなみに初日は、会社の後輩1名がお供。

 

関越・渋川伊香保ICを降りると、目的地方向はグレーの雲が覆っていた。

そして八ッ場ダム付近。長いトンネルを越えると、いきなり雨。

「ああ、やっぱり」と思いつつ、あらかじめ雨を予想していた装備を装着。

なお、「雨」に見舞われたのは、この八ッ場ダム付近と初日の夕飯準備中の1時間ほどだけ。どれだけ日頃の行いが良いというべきか???

 

12:00頃、草津高原オートキャンプ場到着。照りつける太陽は刺すように痛いが、日陰や、風が吹くとそれは標高1200m。

エアコンは要りません!

 

本来であれば一本林道を楽しむところだが、オッサンな二人は「草津=温泉=ビール」と言う発想が頭中の9割を占め、「とりあえず温泉に行こうぜ」と林道は完全スルー。

 

草津の湯は熱く、日焼けした肌にヒリヒリとしみ込むよう(温泉の質も関係している)。少々乾燥肌気味の私もお肌ツルツル!

 

そして湯上り。急いで買い物を済ませて、キャンプサイトでコレ! 乾杯! もう、天下を取った気分です。

 

 

キャンプ初日の夜は、天然のエアコン&ビール&焼肉、そしてオッサンの必需品と言える薪で夜は更けていく。

PS.こんなシチュエーションなので、愛だの恋だの、将来の夢などもっと雰囲気のある話をすればいいものを・・・。

結局、会社&家族の話が主でした。いつでもできるのにね~。

 

 

※次回に続く・・・。

 


春の千葉林道ツーリング その3 ~林道 東奥野線、横尾林道~

2015年04月15日 | XR250

林道1日目夜。

昨夜はとにかく肴、酒で腹を存分に満たし、「さあ、寝るぞ!」と布団に入ったらまだ21時30分。

とにかくスタートが早かったことと、宴のペースが早かった。普段の会社帰りで飲む時間と全く
違う時間感覚に思わずニンマリ。

これって、土日に目覚ましで起きて、「さあ、急ぐぞ! ん? 待てよ。今日は休みじゃん!」
で、二度寝するヨロコビとでもいいましょうか?

気の利く後輩社員がフロントへビールを注文し、第2ラウンド開始。

まあ、飲んだ飲んだ・・・。


そして二日目。窓の外は霧雨。昨夜の酒も程よく残っており、微妙な平衡感覚のまま宿を出発。

本日のルートは、「林道 東奥野線→山中林道→大山林道→横尾林道」。

まずは林道 東奥野線を目指す。




館山自動車、富津竹岡ICを上白狐地区方向(県道34号線、海方向とは逆の方向)へ向­かうと、
今まで快適であった道路が突然なくなり、林道東奥野線と奥野線の分岐にぶつか­る。

東奥野線は、前半はダートと舗装が交互に現れる。ダートの路面はフラットで、­とても走りやすい。
しかし後半からは道幅が急に狭くなり、勾配も大きい。クルマは軽自動­車1台がやっと通れるほど。
※詳しくは映像を見て欲しい。

しかし、この辺にお住いの方は、どのような移動手段を使っ­ているのだろう・・・。結構な秘境感あり。
「白虎」という地名も、何かのいわれがあるのだろうか?



県道34号線に合流し、横根峠を目指す。途中、県道182号線に左折し、しばらくすると山中林道入り口が
右側に現れる。

前日走った山中林道も、今日は昨日ほどハードに思えない。幾分かリハビリの効果が出たのだろうか?
快調に飛ばし、木之根峠へ向かう。

県道88号へ合流し、右折。1~2キロほどだっただろうか? 左手に大山林道の入り口が現れる。

大山林道は、林道というよりも林道チックな迂回路と言ったところ。
クライマックスは、大山林道から続く横尾林道だろう。





千葉の林道で感じること。砂利というか、マディな印象。そして水たまりが多く(水はけが悪い?)、バイクも
ウェアもどろんこになる(まさに日本泥公団!?)。

最初は器用に水たまりを避けて走っていたが、途中面倒になり、正面突破・・・。エンジンやエキマニに
跳ねた泥が焼かれる匂い・・・。独特な感覚。

今回の千葉林道ツーリングのルート(金谷元名、山中、豊岡、東奥野、大山、横尾)の中では、最もガレていた
(竹岡林道など、もっとスゴいところはあるが、僕たちはそんなところに行く勇気はない)。

高山林道を経由し、舗装道路に出る。右手に袖の木林道が現れる。僕らの情報では「貫通していない」林道
だったが、実は貫通しているらしい(わかる方がいたら、ぜひ教えてください)。


今までいろいろな林道を走ってきたけれど、千葉の林道の楽しさは「どろんこ」かもしれない。
滑る感覚も面白いし、きっと転んでも痛くないだろう・・・。

そして、はしご的にたくさんの林道を走れる楽しさもある。

次回は晴れて暖かい日に、また遊びに来たい。


春の千葉林道ツーリング その2 ~林道山中線→豊岡線~

2015年03月28日 | XR250
林道 豊岡線


林道 金谷元名線を走破後、せっかく千葉まで足を運んだのだから、Uターン(私たちは戻林道<モドリンドウ>と
呼んでいる)するのももったいないので、次なる林道を目指すことにする。

目指すは林道 山中線。山中線から分岐する林道 豊岡線は事前の情報が少なく、今回はとりあえずパスしようと
考えていた。

R127へ抜けて、館山自動車道 鋸南保田IC方向へ進み、県道34号線を東へ進む。途中、横根峠より、県道182号線
(上畑湊線)を北上し、ほどなくして右手に山中線の入口が現れる。

林道 山中線。少々の轍はあるけど、約2km程度のとても走りやすい道。182剛線から入ると、基本的にほぼ登り。

山中線を走りきると、T字路に差し掛かる。左に行くと林道 豊岡線。右に行くと、山中線の延長でそのまま
県道88号線(富津館山線)に合流する。

豊岡線は事前の調べでは「通行止(?)」とつかんではいかけど、入口は簡単なパイロンで規制しているだけ。

「まあ、行けるところまで行ってみよう」と、豊岡線へ入る。

この豊岡線、恐らく古い地図には掲載されていないだろう。しかし、実際は戸面原ダム方向へ抜けられる。

早速走り始めると、ダートと舗装が交互に現れる。この時期は枯れ葉や倒れた木、そして土砂の堆積など
所々あったけど、道は新しく、とても走りやすい。
※おそらく、近い将来全て舗装されるだろう・・・。

途中、「なるほど、通行止」な場所が現れるけど、オフ車であれば問題なく抜けられるだろう(映像をご覧ください)。

豊岡線を走りきったところで、右折すると戸面原ダム方向(県道88号線)、左折すると林道 田取線方向へ分岐する。

ヘタレな私たちは右折して県道を目指し、本日の宿を目指すのでありました・・・。

明日は、林道 横尾線を目指します。

春の千葉林道ツーリング その1~金谷元名線~

2015年03月22日 | XR250
金谷元名線youtube


冷蔵庫の中のような寒さも峠を越え、僕の「バイク熱」もそろそろ冬眠から覚めようとしております。

今年は寒さのせいか?いや、歳のせいか? 1、2月は数えるほどしかバイクに乗っておりませんでした・・・。

ここ数日でようやく日差しに暖かさが感じられるようになり、リハビリも兼ねて仲間と1泊2日のロングツーリングを
計画。

行先は千葉の富津付近。「楽しく走って、旨い酒と旨い魚を食べてリフレッシュしよう!」という趣旨なのですが、
行程の中心は林道。

実は富津付近の林道は、同じメンバーで3年前に訪れたことがある。その時が、林道2回目という超初心者。
当然右往左往の珍道中で、3人で1台のバイクを担いで道を渡ったり、転んでミラーを折る仲間がいたりと、
ハードな思い出が残っている。

リハビリなはずなのに、性懲りも無くまた千葉を選ぶあたりが、いくつ歳を取っても大人になりきれない部分である。


富津金谷ICで待ち合わせし、早速、林道金谷元名線へ入る。数日降り続いた雨で、たっぷりを水分を含んだ
枯れ葉がまるでバナナの皮のようによく滑る。

ダートは、その枯れ葉に加えて、たっぷりと水分を含んだ粘土質の土で、まあ、よく滑る。

主観だが、千葉の林道は粘土質の土が多い気がする。これまで関東近辺をいろいろ走ってきたけど、岩場というか、
砂利のダートが多かった気がする。

なので、「千葉の林道=汚れた」思い出があったが、今回もその通りであった。

走りに夢中で写真はほとんど撮っていないのですが、この金谷元名線は、所々深い轍や荒れた路面があるが、
総じて走りやすいと思う。距離も6.4キロと、千葉の林道の中では長い方だし、ハシゴすればたくさん走れる。

アクセスも高速のICから近いので、オススメです。

次回は、金谷元名線から林道豊岡線に入ります。
実は通行止らしかったのですが、その理由は・・・。








冬の林道ツーリング 伊豆半島 旨い魚とトホホなアクシデント…(後編)

2015年03月21日 | XR250

皆様、お久しぶりでございます。 季節は早いもので、そろそろ桜の便りが聞こえて来る今日この頃・・・。
寒い冬もようやく終わりを告げようとしているワケでございますが、昨年末(2014年12月)の「冬の林道ツーリング 伊豆半島」の後編をアップさせていただきます。
※今さら恐縮です・・・。




前日の夜は、熱い風呂に美味い魚と旨い酒、ふかふかな布団で早寝早起き・・・という、まさに〝ボーナスご褒美〟を
しっかり堪能。 体調も万全に、向かうは「林道土肥中央線」。

土肥中央林道は、3.5キロの間に舗装とダートが交互に現れる。先には7.2キロの林道上池線も控えており、
約10キロの「通り抜けられる」林道が楽しめる。


10月の御荷鉾スーパー林道以来の走行。転けたくないという不安よりも期待が上回る。 今までいろいろな
関東近辺の林道を走ってきた。何となくだけど、それぞれの道に土地柄の個性があって楽しい。景観の凄さや、
道の質。砂利をひいた道だったり、 岩場がむき出しの道だったり、同じ道でも山によっても土質が違う。
そしてこれだけは確かだと思うが、千葉はマディな道が多く、バイクが汚れる。
土肥中央林道はどちらかというと、舗装部分が多い。難易度は高くない。この林道は走り応えを期待するより、
景観を楽しみたいところ。 駿河湾を望む景観はしばしバイクを止めて見入ってしまうほど。







そして今となっては笑い話かもしれないが・・・。



下りヘアピンが入口→クリッピング→立ち上がりにかけてご覧の通りで、まさにスケート状態。後ろを走る後輩から
「氷、気をつけてくださいね」とインカムが入った途端にズデッっと転倒。足で踏ん張ろうにも、何しろ相手は氷なも
ので・・・。完全に着地失敗状態でした。

ちなみに氷の上で横になったXR250は、なかなか起き上がってくれませんでした・・・。

幸いにもブレーキレバーが少々曲がっただけで、大事には至らずでしたが、本格的に転んだのは今回が初めてで、
結構心の傷は大きいものですね。オフ車なので傷は勲章かもしれませんが・・・。


その後の上池線も目立ったガレもなく、何度は高くない。本格的なオフ車でなくても、クリアできる程度と思う
(あくまで主観ですが)。




上池線を海へ向けて一気に下り、R136へ合流し、左折して松崎を目指す。松崎から県道15号、115号を経て、
大鍋林道を目指す。

この115号はの道沿いには、ライダーの間でちょっと有名なライダーズハウス「BBROAD」がある。

とにかく水がきれいだが、高度を上げるにつれて伊豆の名物のわさび田が現れる。上りはほぼ舗装だが、
1.角度が急 2.路面が荒れている 3.狭い ことが特徴。
ある意味、ダート風に走れて楽しい。

頂上を上りったところで、ようやくダート部分が現れる。全区間で約8キロ程度。引き返したくなるような難所も
なく、オススメと思う。

とにかく、走り優先だったため、写真が少なくてスミマセン・・・。


ちなみにこの時期、日本列島は強烈な寒気に包まれており、冷蔵庫のような寒さでした(だから土肥中央林道も
凍っているワケだけど・・・)。

東京に戻り、風邪をひいてしまったことは、言うまでもありません。



冬の林道ツーリング 伊豆半島 旨い魚とトホホなアクシデント…(前編)

2014年12月28日 | XR250
2014年も残り後わずか。
もうお休みに入った方も、まだまだ仕事の方もいらっしゃるかと思いますが…。

私においては、2014年の仕事もいったんは落ち着き、昼まで寝たり、夜中までテレビを見ていたりと、ゆるゆるした時間を過ごしております。

そんな中で、久々の投稿でございます。

12月、幸運なことに“ボーナス”が支給され、私も家計から少々お小遣いをもらい、林道仲間と1泊2日で冬の伊豆半島へ“旨い魚&林道ツーリング”を楽しんでまいりました。

いわゆる、自分へのご褒美です…。


では、早速出発!

「伊豆は暖かいだろう」と思っていましたが、間違いでした…。この日は各地で大雪だったり、この冬一番の寒さだったり。伊豆半島も、風が強く、最高気温は8度程度だったとのこと。

この日の目的地は、西伊豆の土肥。食事が目的なツーリングならば迷わず東名自動車道で沼津ICを目指すべきかも知れないけど、私たちは“林道を攻める”こともテーマなので、小田原→箱根を経由し、白銀林道→伊豆の背骨を越えて西側の海岸線に出るルートを選択。

箱根・国道1号線の旧道を折れ、白銀林道を目指す。ダートが始まるまで舗装の快適な道…だったハズだけど、ほとんど人が入らないのか? 落ち葉や枯れ枝が道一杯に散乱。落ち葉って、想像通りよく滑るのですよ、これが…。

今回の旅はMIDLANDのBT-NEXTを用意。でも、せっかくの高性能コミュニケーションシステムを通して通話している内容は、何故か会社での出来事…。

「今日くらい、もっと違う話題の方がいいんじゃないのか?」。「ですよね~」。まあ、会社の話題もそれなりに盛り上がるのだが…。

もうひとつコーナーを曲がれば待望のダートが現れる。ボルテージも最高に盛り上がってきたその瞬間、前を走る相棒のバイクが大きくバランスを崩す。

なんと、パンク…。

「まあ、よくあることだよ」とおもむろにパンク修理財を取り出し、修理を始めようとタイヤをチェックしたが、何か様子が変。単に穴が開いたのではなく、エアバルブの根元がねじ切れている…。当然、パンク修理財が及ぶ範囲ではない。チューブ交換が必要だ。

「さて困った…」。と、言いつつ、なんとかここを脱出し、修理をしないと“魚”が食べられないわけである。もちろん、電話もネットも圏外…。

・私=電話・ネットのつながる場所まで下りて修理工場を探す
・相棒=電話、ネットのつながる場所までバイクを押して下る

と言う作戦(作戦というか、それしかない…)で、お互いの“今できること”を開始。


ここで問題なのは、1.相棒のバイクを引き取りに行けるバイク屋の体勢 2.チューブがあること 3.予算面(レッカー&修理なので) そして、4.すぐ修理してくれること
なかなかハードルの高い条件である。


早速、「箱根湯元 バイク修理」で検索してみる。数件ヒット。片っ端から電話。不通…。
地元の人に聞き込み。有力情報得られず…。残念。

まあ、取り敢えず1号線を小田原方面に走ってみてバイク屋を探そう…と、嗅覚と勘所で走り出してみた。

すると、10分程度下ったところに、地元のバイク屋を発見。軒先にはレッカー車も止まっている。「これは!」と思い、早速バイク屋の門をたたく。

出てきたのはこわもてのオヤジ(自分もオヤジだが、この場は青年を気取る)。

寒さに口も動かないのだが、
 ・オヤジの顔色を見ながら料金交渉。
 ・チューブの在庫はどうだ?
 ・で、今すぐ引き取りに行ってくれ!

というワケで、何とかオヤジが出動。私のバイクで先導し、相棒の待つ白銀林道へ向かう。


相棒もなんとか通話可能範囲に下りてきていた。

手際よくパンクしたバイクをレッカー車に積み込み、工場へ搬入。

バイク屋のオヤジ、「近道を知っている」ということで先導するが、なぜかとんでも無いダートへ入っていく。

聞けば、このオヤジも10年位前まで箱根の林道を走りまくっていたとか。

なのでオフロード車用のチューブ(しかも競技用の強化品)の在庫まで持っていた。

しかし、オフロードバイクがレッカー車の背中に乗ってダートを走っている姿は、実に不思議だった。

直ぐに終始してもらい、西伊豆へ急行するが、到着したころはあたりは真っ暗(で、激寒)。




熱い風呂、旨い魚に旨い酒…。苦労した分だけ、旨かったことは言うまでもない
(食べながら寝てしまうほど疲れていたが…)。


続きは2日目に走った「土肥中央林道」での模様をお話します。

予告として、この写真です(笑)。


晩秋の山梨クリスタルライン ソロツーリング

2014年11月25日 | XR250
お久しぶりの投稿です。

11月は連休に恵まれていますが、私の事情が諸々ツーリングを許してくれず…。

この日は久々の“遠乗り”ソロツーリングでした。


6:00に起床はしたものの、朝風呂に入ったり、台所を片付けたり、まだ就寝中の家族の朝食準備をしたり、床を拭き掃除したり…。

気付けば出発は9:00。ウィークデーの出社時間より遅い…。


軽く主婦(夫)業を片付け、早速出発。


圏央道で八王子JCを目指すも、案の定渋滞。ひとつ先の高尾まで進み、高尾→R20(大垂水峠)→相模湖ICへ迂回。


周囲が秋色に染まる中央道を快適に飛ばし、甲府昭和ICで一般道へ。


昇仙峡。紅葉は少々ピークを過ぎ、赤というより、赤茶色に染まる木々。ビビッドな赤より、むしろ温かみがあると思えば、また心地よい景色かもしれない。

県営駐車場へ入る渋滞をすり抜け、昇仙峡のもっと先、クリスタルラインを目指す。


能泉湖(荒川ダム)。橋の上からダム方面を撮ってみるが、風は「ピュ~~」という感じで、冬を連想させるもの。
グローブが橋の上から飛ばされそうになったり…。




クリスタルラインへ入る。クルマ通りは極めて少ない。対向車へ細心の注意をはらいつつ、ワインディングを快適なペースで進む。







乙女高原という、なんとも可憐な名前の地名を過ぎ、柳平という地にたどり着く。


そこで出会った光景。





まるまるとした柿。夕陽に照らされて、よりいっそうオレンジ色が際立つ。





「牧丘第一小学校 分校」。休日からか? 子供達の姿は無い。
おそらく、しばらくの間、風にしか揺らされることの無かっただろうゴールネット。





最近、政府は「地方創成」を大きく打ち出しているが、その効果が発揮されるのはいつごろだろうか?

自分も今とても興味のある話題であり、「なにかできることがあれば…」と切に願う。
過度な発展はいらないけど、住み良い環境は追求したい。※将来Iターンを希望しているので…。



帰り道、柳沢峠から望む富士山。しっかりと雪景色。



11月23日、17時頃、この付近の気温は5度。着実に、確実に冬は近づいているよう。

ハンドルを握る手の感覚が無くなる…。

頬にあたる風が冷凍庫のよう…。

そして、バイクのエンジンのぬくもりが、この上なく心地よくなってくる…。


この前まで夏だったような気がしているのは、僕だけだろうか…。

嗚呼、来年の夏が待ち遠しい…。




紅葉の見ごろ! 奥多摩ツーリング

2014年11月03日 | XR250

突然ですが、「特異日(とくいび)」って知っていますか?
実は11月3日がその特異日の典型で、「ある特定の天気が現れやすい」日なのだそうです。
そう、11月3日は、特に晴天率が高い特異日なのだそうです。
※ちなみにsおの反対で降雨率が高いのは6月28日とのこと。

この3連休、オール雨という週間予報を見事に裏切って(良い方に)、特に3日は晴天に恵まれましたね。

また、一説によると11月3日は「明治天皇の誕生日」であり、だから神がかり的に晴れる…とも言われているそうだ。


前書きが長くなってしまいましたが、11月2日、3日は、ほぼ地元の奥多摩にプチツーリングに出かけてきました
※ワケあって紅葉の写真は各1箇所ずつしか取れていません。


まず最初は、11月2日「奥多摩むかし道」の紅葉。
天気が悪く、ちょっとどんより…。「ホントにこれが見ごろなの?」という感じはしますが…。








そして11月3日「奥多摩駅付近」の紅葉。





ちょっと色味を足して…







今年は10年に一度の紅葉のアタリ年と聞きましたが、そうかも知れない。
澤乃井園、水香園、白丸ダム付近、そのほか多摩川沿いで普段何気なく通り過ぎてしまうところも鮮やかに色づいている。

あとどれくらい、この景色が楽しめるのだろうか?


3連休最終日、奥多摩湖駐車場はドライブ、ツーリングを楽しむ人たちで一杯。







ひんやり清らかな風につつまれ、暖色に彩られた山々に囲まれて…。こんな休日が楽しめる環境に感謝。

※愛車XR250もまもなく30000キロ。ほぼノントラブルで、バイク屋いわく、「絶好調の部類」とのこと。
「乗り方が良いのでしょうね」との言われました。


まだまだ走るぞ! 相棒!