バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

金精峠→奥日光ひとりツーリング

2013年05月26日 | XR250
本日のルート

●往路)自宅→R407→関越道 鶴ヶ島IC→沼田IC→R120(日本ロマンチック街道)
→金精道路→奥日光 戦場ヶ原(三本松駐車場)
●復路)戦場ヶ原→金精道路→老神温泉→赤城道路(県道251号/4号)
→関越道 前橋IC→鶴ヶ島IC→自宅

5月25日(土)、朝7:00出発。ウィークデーは夏日が続いていたのに、今日に限ってはちょっと肌寒い。しかも曇天…。
自宅を出発し、関越道鶴ヶ島ICを目指す。途中、日高市あたり、左右に杉の巨木が広がる。「日光街道杉並木」と呼ぶらしい。普段何も気にせずに通過する道だけど、今日の目的地は日光なので、なんとなく親近感を感覚える。昔の人たちも、この道を北上して日光を目指したのだろう…。

関越道 沼田ICを降りて、日本ロマンチック街道を走行中は、ほぼ快晴に。気温も上昇し始め、それにつれてテンションもどんどん上がってくる。
椎坂峠のオルゴール館。スキー帰りはワケもなくよく立ち寄った。ここの駐車場から星空を眺めたこともあった。
クルマ通りは多く、ペースはゆっくり。でも、ゆっくりだからこそ、左右の木々の様子をじっくり感じられる。遠くの山々は、まだ山頂部分ははっきりと雪が残っており、日頃の生活圏との標高差を感じる。

吹割の滝。何度もこの道は通るが、実は立ち寄った記憶がない…。なので、どんあモノなのか? 観光ガイドでしか知らない。たけど、橋を通過する時際や、道路沿いに川が見え始める時など、ちょっと立ち乗りにしてみると、実は結構な景観を見せてくれるところのようだ。ちなみに今の季節、雪解け水が川の勢いを増しており、「東洋のナイヤガラ」はまさに見ごろなのかも知れない。



丸沼高原スキー場。まだ雪が残っている(箇所がある)。冬によくお世話になるスキー場。ちなみに写真は一番好きなコースだけど、こんなに急だったかな?

スキー場の“雪”に軽くテンションを上げていたが、実はそれはまだ序の口。高度を上げるにつれて道路脇や森の中などにある残雪の量が次第に増してくる。





菅沼キャンプ場前。昼食とコーヒーブレイク。雪はまだこんな感じ。触ってみると…、もちろん冷たい。













金精峠。トンネルを抜けると、群馬側と全く別の景色が広がる。男体山、麓に広がる戦場ヶ原。湯ノ湖。大きな螺旋階段のように曲線を描きながら急激に降りて行く道路。その絶妙な風景に、メットの中で思わず「オーッ」と叫んでいた。来て良かった…。







湯ノ湖。ワタシのプチ夢で、「湯ノ湖でフライ釣をしたい!」というものがある。この湖ではいつも優雅なアングラーの姿が多い。そして見る限り、釣れているようだ。そうだ、今度は釣道具を持って来よう!(実は、バイクにつめるコンパクトな道具を地道に揃えつつある…)。
そんな夢を描きながら、湖岸で一休み。木々、水面、人々…。どれを見ていても、全く飽きない。おっ、小さな子供が、イクラを餌にまたニジマスを釣った…。















戦場ヶ原 三本松駐車場。バイクと停めて早速戦場ヶ原展望台まで移動。キレイに整備された木道を歩くこと数分で、視界がドーンと開ける。
ワタシは以前、この戦場ヶ原をトレッキングすることが夏の恒例行事となっていた。数年にわたり、しかも年に何度も。という、かつての一番のお気に入りの場所であったが、諸事情あり足が遠のいてしまった。なぜだろう…?
万感胸に迫る思いで、、この地に立つ。恐らく4年ぶり以上だろうか? トレッキングに来なくなってからはそれ以上。
しかし、いつ来ても、自然の包容力はデカイ!また来ます!(たぶんバイクで)。

いつまでもこの景色を眺めていたいのだけど、帰路が気になり、再びバイクにまたがる。本当は湯滝や竜頭の滝を見学したり、中禅寺湖の湖岸でコーヒーブレイクしたり、いろは坂を走ったり…と、いろいろやりたいことや、走りたいところはある。
しかし、復路の距離を考えると、その楽しみはまた次の機会に取っておくことにした。日光は見所がありすぎだ…。

帰路は、来た道をそのまま帰るのももったいないので、老神温泉郷を経由して赤城山を目指す。赤城山の山のてっぺんを越えて、前橋市街へ一気に下るルート。







まず、老神温泉郷。名前は知っていはいたが、予想以上に秘境感あり。それは、「立ち入れない」秘境というより、「よくこんなところに建物を建てたな…」というもの。眼下の片品川が、いったい何メートル下に流れているのか? 片品川が長い年月をかけて削ったV字の谷の脇に開けた、小ぢんまりとした温泉郷。対岸まで橋がないと全く移動できない。



老神温泉郷を抜けて、名もなき道路を経て穴原・ミリオン牧場方向を目指す。恐らく、この道を通る機会がある人は、あまりいないのでは? という感じの、静かな道…。沢の音、風が草木を揺らす音、そして、サルたちの叫び声が森中に響き渡る。「野生のサルに襲われたらどうしよう…」という不安が心をよぎる…。たぶん、声からして、大勢いらっしゃるハズだ…。
そして、このあたりに来ると、ワタシのバイブル「ツーリングマップルR」だけでは識別不可能となり、ホンダのスマホアプリ「インターナビポケット」のスイッチをON!
ちなみにこのアプリ、いろいろなバイク雑誌で高評価だけど、ホントに良い。年間700円程度の年会費を払えば、もっと高度なナビ+αの仕事をこなしてくれる。是非お勧め!
インターナビポケットのおかげで、難なく赤城道路へ。「ヒカリゴケ自生地」なるものを右手に見ながら、どんどん高度を上げて行く。気がつけば標高1500メートル近くになり、気温は11度。この日で一番寒いポイント。
そして大沼、赤城神社周辺は、さらなり(寒さがね…)。



赤城山を越えて、今度は県道4号の赤城道路へ。先ほどの道もそうだけど、走り屋さんのメッカで、至る所にタイヤ跡がある。ところで、ワタシは元走り屋。こういう道を走ると、燃えてくるワケです(←と、言いながら、あるコーナーで突っ込みすぎてリアがロックし、スライド状態でコーナー進入した際は久々ビビッた)。オフロード用タイヤの特性をよく理解しておかないとね…。とにかく、皆さん安全運転にて。

前橋へ向けて下る道は、開けた平原を一本ずーっとまっすぐ走るような、スカッとする道。飛ばしすぎにはくれぐれもご注意のこと。

自宅到着は21:00。途中、たっぷり休憩も取ったので、結構な時間になってしまいました…。でも、これだけ移動距離があれば、ちょっとしたたび気分が味わえるかも…。
※今、軽い全身の筋肉痛を余韻に、このブログを書き上げました…。

■走行距離:399km
■総給油量:12.59?
■燃費:31.7km/?







多摩川源流ツーリング 一之瀬高原

2013年05月19日 | XR250
今日のルート。

新青梅街道→県道44号(瑞穂富岡線)→青梅飯能線→R411(青梅街道)→大菩薩ライン→一之瀬高原→往復

しばらく前の天気予報では、今日(日曜)は雨の予報。
しかし、金曜に“晴れのち曇”に好転!
というワケで、張り切って金曜に出社したのですが…。

その前2週間で、良かれと思って努力してきたことがどこか踏み違たらしく、
結局社長が激怒(汗)。
月曜に事情説明という非常に気の重い週末になってしまった。

でも、家にいても自体は全く好転しないので、「まっ、いいか」と無理やり気を入れ替えていつもの「ひとりツーリング」に出発。
少し気乗りのしない部分もあり、いつもの相棒(XR250)が重たく感じる…。

でも、XRの鼓動が次第にワタシの鼓動に同化してくる(ような気がする…)。
ありがとう。相棒よ。俺もガンバルよ!

成木。いつもの青梅秩父線。エメラルドグリーンの新緑が、以前(GW中)に見た時よりももっと勢いを増している。
森の合間を縫って走る道。、たまにどこからか? 甘酸っぱい香りがする。山の斜面に目を向けると、一面に小さな花が群生している。
花の名前が何かわかれば、このブログがもっと面白いものになるのだろうが…。

いつもの(?)奥多摩湖駐車場に到着。
気温は22度。これほどバイクに適した季節はないでしょ…。
今日の駐車場は、まるでバイクの品評会のような賑わい。



※でも、そこにいるのは、私よりアニキ(先輩たち…、つまり深いオヤジ層)ばかりで、若い男子、ましてや女子なんぞ1%未満といったところ。
最近のオヤジ層が元気なのか? 若者は他のことに興味があるのか?????

バイクを一路一之瀬高原へ向ける。
そう言えば、いつもこの道(青梅街道/大菩薩ライン)はツーリングの移動用の道路としてだけ考えていたけど、実はスゴく快適な道なんだよね。

あまりに近くにいた女の子が、実はとんでもなくかわいかった…。そのことに気付く瞬間のような。







一之瀬高原へ入る。ここへの入り口は2箇所。オイラン淵を過ぎて直ぐに右折するか? もしくは、もっと甲州市側へ走ってSK落合キャンプ場を過ぎて右に曲がるか? ワタシは後者を選択。

実はこの道、以前XJR400を愛車としていたころ、秋に来たことがある道。路肩が崩落…、落ち葉で滑りやすい路面…。と、あまりいい印象を持っていなかったのだが、今の相棒(XR250)はむしろ水を得た魚のようにスイスイ切り込んでゆく。多少滑っても直ぐにリカバリー可能。

途中、「高橋(だっけか?)/犬切峠」とY字分岐が現れる。一度来たことがある道とは言え、完全に覚えているワケではない。ましてや今の相棒はオフを得意とするXR。敢えて、荒れた道を選択。

すると、直ぐにアスファルトははがれ始め、そして待望のダートが出現!





ダートは言え、民家(?)、別荘(?)らしき建物が散見される場所であり、意外と走りやすい、良いダート。

グングン高度を上げていくと、これが多摩川の源流なのだろうか?







透明度も高く、飲めそう(この上に民家などはなし!)。コーヒー飲みてー! と、思いながら、先ほどの奥多摩湖駐車場で買いだめしておいた缶コーヒーを飲む。
とにかく、水も空気もきれいだ。

まだまだダートは続くので、先へと進む。
普段は閉まっているであろうゲートが開いている。「祭関係者は通行可能」だと。まあ、取りあえず、ほぼ毎日が祭り気分なワタシは前進。






途中、林道交差点が現る。
地図にない道。どうやら隣の大ダル林道(ダート)とつなげるようだ。
とは言え、まだこんな感じ。



この道は一之瀬高原の道ともつながるらしい。


※現時点では、一之瀬林高原からの「大ダル林道入口」は閉鎖中。





先ほど、「祭関係者は通行可能」と表示があり、ここまで来たのだけど、とにかくひとりのため、「怒られたらどうしよう…」。とビビリな性格が、こころの8割を支配し始め、Uターンして一之瀬高原へ戻る。

一之瀬林道。全て舗装の、超走りやすい道。
※対向車や、ハイカーの皆様には気をつけてね!





もちろん、景色も絶景!





しばし、風の声、小鳥のさえずりしか聞こえない世界へ、この身を置いてみる。
大事なことは、自分が明日、社長へ事情を説明するとかではなく、この自然を守ってゆかなければならないこと…。だろうか? そうだろう。
仕事の失敗なんて、多摩川の水源の1滴にも満たないハズだ…。

相棒を、まるでスキーのスラロームをするがごとく、完璧に自分の支配下に置き(一応、ワタシはスキーが得意なのです…)、ワインディングを駆ける。

すると、現れるのが一之瀬川。しばらく、その水勢に耳を傾けていると、その生命力に引き込まれそうになる。







これが、多摩川の源流。自分も毎日世話になっている東京の水。
最初の一滴は、これほどまでに清らかなのだ。

どこであんなに汚れてしまうのかな?

予断かもしれないが、最近、会社に研修の新入社員がOJT研修にやってきた。
その目は光輝いている。ゼロスタートなので、失敗はない。全てが学び。

その輝きを、いつから失ってしまうのだろう…。

今のワタシは輝いているだろうか?
源流の最初の一滴の輝きを失ってはいないだろうか?

「多摩川の最初の一滴」と言われる場所は、いつものツーリングとちょっと違う味わいを感じた…。

我が家(東村山)から約2時間。
先ほども言ったけど、SK落合キャンプ場側から進入すると、道は少々荒れ気味。
オイラン淵側から進入すると、快適なワインディング。

くれぐれも、対向車車両には注意のこと


晴耕雨読…

2013年05月11日 | 読書
待ちに待った週末ですが、生憎の雨…。

1週間(正確に言うと4日しか働かなかったけど…)がんばってきたのに、
この仕打ちはないよな~。

と言いつつ、本日起きたのは午後3時。

一日無駄にした感が満載です…。




余談はさておき、こんな日の皆様のすごし方はどんなでしょう?

ワタシは、ブログタイトルにもある通り、もっぱら読書。

それもバイクに関する本ばかり。

走れないこんな日でも、バイクに接することができる…。

疑似体験というか、何というか…。

で、今読んでいるのはこれ↓

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題名: 「旅々オートバイ」(新潮社 1999年5月発行 全337ページ)
著者:素樹文生(もとぎふみお)


広告系の仕事をしていた主人公は、27歳で仕事も家も恋人も全部捨てて、日本放浪の旅に出た。
家財道具は、バイクに乗せられる日常最低限のモノのみを持ち出して。

後は全部処分。

まず、戻る場所は確保しておきたいとこどろだけど、それも清算してしまう潔さが良い
(←自分にはできない…)。

目的地を特に決めず、気の向くままバイクを走らせる…。

今日泊まる宿も決めていない。

気に入ったところがあればしばらく滞在する。


まだ半分しか読んでいないので、どんなオチがあるのかわからないけど…。

目的地を決めて、そこをめがけて一目散に走ってしまうワタシとは、えらい違い…。
まず、そこが素直にうらやましい。。

旅の体験をつづった本はいろいろある。

この本の違いは、旅、ツーリングのあり方に、ちょっと変化球を投げているような
気がした。

目的地がないだけに、どんな結果になるのか?

期待しつつ…。

たぶん今日で読みきってしまうだろう。


ps.ちなみにこの本、元は1500円もするのに、bookoffで105円で
手に入れたもの。

安いことはうれしいが、本の価値は、いったい何なのだろう?





埼玉→長野 ひとりツーリング

2013年05月04日 | XR250
■本日のルート

<埼玉>
県道53号(青梅秩父腺)→[名栗湖]→広河原 逆川腺→県道73号→[秩父さくら湖]
→国道140号→県道210号→[彩の国ふれあいの森]→中津川林道→
<長野>県道68号(梓山海ノ口腺)→610号(原朝尾韮崎腺)→[信州峠]→
県道23号(増富ラジウムライン)→601号→中央道 須玉IC→中央道→
圏央道 青梅IC→自宅

ゴールデンウィーク真っ只中。天気予報では「今年のGWは肌寒い…」とのこと。
確かにバイクだとひんやりとした風を顔に受けるが、またそれも気持ち良し。
だけど念のため、スキー用のインナー上下に、厚手のカーゴパンツ、チェストガード、
革ジャンを装着。そして手荷物としてフリースを用意。

まず、県道53号(青梅秩父腺)。河原から家族連れの歓声が聞こえる。



平和な微笑ましい風景だけど、「トイレ事情はどうなんだろう…」とか、
「これだけ大勢いると早い者勝ち? もしくは予約制?」など、余計な
ことが気になってしまう…。


名栗湖を左手に見ながら、広河原 逆川腺を目指す。



この名栗湖(有間ダム)石を積み上げた構造(ロックフィル)で水をせき止め、その水はいつも
青く澄んでおりとてもきれいな場所だけど、この日はなぜか茶色く濁っている。

何か理由があるはずだけど…。


広河原 逆川腺。有馬渓谷観光釣り場を右折し、どんどん高度を上げてゆく。
最初は川沿いをさかのぼるようにして高度を上げてゆく。




途中、大名栗林道の入り口が左に出てくるが、どっかりとゲートで封鎖状態。
数名のオフライダーが止まっていたが、中には入れたのだろうか?






ちなみにワタシのバイクはXR250で、いわゆるオフロードバイク。だけど
ひとりツーリングではオンロードを中心にしている。コケたりしても
それこそひとりぼっちなので…。


広河原 逆川線 秩父側にて


広河原 逆川腺から左手に、遠くに町並みが見える。秩父市だろうか? 
高度を上げるにつれてどんどん気温も低下。さわやかだけど草花はまだ新芽状態。
そしてどこからか桜の花びらが舞ってくる。






広河原 逆川腺はひと山を越えて県道73号線(秩父名栗腺)へ合流。そして
秩父さくら湖へ続く。浦山川を左手に見ながら快適なワインディングが続く。
広河原 逆川腺より高度が低く、緑がより色濃い。民家も少なく、ホントに
水がきれい!

秩父さくら湖は運がよければ国道140号線からも浦山ダム放水が見える。
その雄姿も驚きだけど、逆にここから秩父市を見下ろす景色もスゴい! 
ちなみにこの浦山ダムは、重力式コンクリートダムとして堤高156mという
規模は、全国2番目の大きさだそうな…
(ちなみにナンバーワンは奥只見ダムの157m)。




ダムを過ぎると一気に盆地の秩父市へと高度を下げてゆく。





中津川林道。道の駅大滝あたりから小雨が振り出していたけど、このあたりでは
さらに冷たく、どんどん体温を奪う。

長野(川上村)方向から走ってきたライダーの姿をみると、やはり泥まみれ。
まあ、林道だから仕方がないのだけど…。

林道入り口で空気圧を調整。その間も長野側からバイクがどんどん下りてくる。
なぜかオフライダーは、見ず知らずの者同士でもすれ違いさまに「ペコリ」と
する。

これがなんとも気分が良い!






中津川林道は確か5月1日に閉鎖が解かれたばかり。以前来たときはフラットダートで
走りやすかった記憶があるが、今回はちょっと「荒れてるな…」という感じ。
※写真は撮りやすいところで撮ったので、フラット。実際は…。

まだ道端にはところどころ雪が残っており、その雪解け水が路面を濡らす。そして雨。
崩落による石の堆積。さらに滑りやすい枯れ葉などなど…。

まあ、滑ったり、跳ねたり、その必死に走っている感じがたまらなく好きで、
こういう道に入ってくるのだけど…。

ちなみにこの道は意外と交通量が多いので注意。オフライダーだけでなく、4輪も多いので。ブラインドコーナーは対向車がいることを前提にライン取りしたほうが良さそう…。

そして頂上到着。必死にバイクをコントロールしていたから気づかなかったけど、
止まって落ち着くと、これが寒い! 
景色もまだまだ冬。広河原 逆川腺より数段冬の景色。直ぐにフリースを装着。



三国峠 頂上にて




中津川林道を走りきり、川上村へ下る。クルマのすれ違いも難しそうな細いRもキツめなワインディングだけど、先ほどの林道に比べたら“へのカッパ状態”。景色はまるで冬だけど、夏、そして秋はきっときれいなワインディングなのだろう。


高度を下げるにつれ、畑がたくさん現れる。作物は何だろうか? トラクターが畑の土をきれいに整地している。

県道68号(梓海海ノ口腺)を国道141号を目指して下る。
ちなみに国道141号線とうのは、山梨の清里から長野の佐久へ縦につなぐ道路。
「清里」、「佐久」、「野辺山」という文字を改めて地図を見ると、「遠くへきてしまった…汗」と、ちょっと反省してしまう。

141号を目指す間にも、どの道にも「○○峠」、「△△峠」などが立ちはだかる。
そして気温は約10度…。

進路を原朝尾韮崎腺に決め、中央道須玉ICを目指す。途中、信州峠が現れる。
標高1470m。峠を基点に、長野から山梨へ。

途中、「みずがき」という地名の場所で、遅い昼休憩。140号沿いの町、そして県道619号(清里須玉腺)が「オモテ」だとすると、こちらはなんとなく、こじんまり、ひっそりとした「ウラ」を感じる。ワタシも今日までこのような地名があることを知らなかった…。

ただ、地図を見ると「○○林道」だの「△△林道」だの、魅力的な道が多く、また是非訪れたいと思う。今度は泊まりで、ゆっくりと…。※近くに温泉街もあるようなので。


恐らく、2013年最後の桜かな?


みずがき湖 (塩川ダム)にて


みずがき湖 塩川ダム ダム堤から下をのぞくと…

増富ラジウムラインを南下中、ガソリンスタンドへ立ち寄る。山深い道で、時間も19時、しかも休日でも営業中のスタンドは、こちらとしては非常に助かる思い…。

給油し、タイヤの空気圧を調整。作業にちょっと手間取っていると、店員(主人)さんが「ちょっと待って」と言い、ガレージを開ける。
そこには年代モノのピカピカに磨かれたバイク(1台はカワサキ マッハは判ったが…)が整然と並んでおり、主人いわく。「いや~、世間は休みでしょ? もう走りたくてしょうがないんだ…」。でも、世間のライダー、そしてドライバーのために敢て営業しているのだそうだ。「休日で、田舎のガソリンスタンドがみんな休みだったら困っちゃうでしょ?」(主人)。

須玉から中央道に乗り、途中、大月→小仏トンネルの間30km(!?)の渋滞をすり抜け、帰宅したのは夜の22時半ころ。

今日はいったい何km走ったのだろう…。
距離を測ることを忘れてしまったことを反省しながら、この文章を書いております(汗)。

では皆様、今日も安全運転で、ツーリングライフを楽しみましょう!