~高尾山走術研究所~

高尾山で走る術を研究する会。
それが「走術研究所」です。
みんなの心は一つ「天狗のように走ること」

走術研究旅日記2013

2013年08月31日 | 走術研究旅日記
2013年の旅日記をまとめることにしました。

【8月26日】
火祭りロードレースを終え、途中温泉で汗を流した後、一路岡山を目指しました。
向かう先は、備中松山城。

死ぬまでに一度は訪れたい場所でした。
そんな備中松山城に着いたのは、朝の9時。
700キロ近くの距離を途中サービスエリアで仮眠しながらやっと着きました。

そうまでして訪れた備中松山城。
素晴らしいの一言に尽きます。

途中で地元の方と一緒になりお話しをさせていただき、そのお城への愛着が自分にも乗り移ってしまったかのよう。
とてもこのお城が好きになりました。

来て良かった。












さて、そのお城を後にして、途中でお城のように立派なお寺を眺めたりしながら、倉敷に向かいました。

倉敷の町は、昔ながらの街並みが残る素敵な場所。

大原美術館で有名な大原孫三郎の伝記を読んで、どうしても訪れたい場所のひとつがこの倉敷。
大原美術館所蔵の絵画が素晴らしいので、米軍も空襲をしなかったというその土地。

関東でいう佐原の町並みを大きくしたような倉敷の町は素晴らしかった~。















倉敷を堪能した後は、ホテルに向かいました。
今回の旅行では、陸上競技場の近くのホテルが必須条件。
ちゃんと練習できる環境を確保しました。


岡山のカンコースタジアムの補助陸上競技場で使用料200円とナイター設備使用料100円を支払って練習開始。



岡山のランナーがいれば、一緒に走ると思ったのだが。
練習しているのは、短距離種目の学生ばかり。

仕方ないので、スパイクを履いて400mレペを行いました。

腕を滴る汗がかっこいい♪
って、思いました。

(8月26日の練習)
夜レン 18時30分
岡山総合運動公園補助陸上競技場

Eペース30分(流し100m5本)
Rペース400m(400m)×10本
1本目 71"
2本目 73"
3本目 72"
4本目 70"
5本目 70"
6本目 71"
7本目 73"
8本目 72"
9本目 71"
10本目 68"
Eペース15分

【8月27日】
さて、この日は島根県へ向かいます。
島根県の松江城を見学するためですが、岡山県から近いのかと思っていたらそうでもない。

しかし、途中蒜山高原(ひるぜんこうげん)という西の軽井沢と呼ばれる素晴らしい景色の中を走ることができました。

その中でも大山(だいせん)という山がかっけー!

どっしりとして、見る者を圧倒しますね。

うん、素晴らしい。

そんな山間を抜けると、眼下に海が広がってきます。
やっと島根県に到着するのですが、そこで気づいたことがあります。
それは、島根県の町並みです。

なぜなんだろう?
みんな屋根の瓦が赤っぽい。

面白いですね。

岡山のときは、焦がした木材が家の壁に使用されていたので漆喰とこの黒い壁でモノトーンの町並みが形成されていたのですが。

町ごとに、特徴があることに気づいて少し嬉しくなりました。
おそらく、地元の方々はあまりに見慣れた光景だから、全く気にしないのでしょうけど。

ちなみに、次に訪れる滋賀県の家の特徴は壁が赤い。
それは、防虫対策に特殊な薬品を塗った木材を壁に使用しているから。
その薬品が赤いのでしょう。

さて、松江城。
まだ、国宝に指定されていないのですが、ぜひ認めてあげてほしいお城です。
とにかく、かっけー。












まさか。
この松江城を見学していたら、会社の人に会いました。
こんな遠い島根県で会うなんて。
悪いことできませんね(笑)。

そして、松江城を見学の後は鳥取へ。
鳥取砂丘がお目当てなんですが。
ナビで検索すると、なんと到着が17時30分。

そうすると、京都支部のうえっつさんとの待ち合わせに遅れてしまう。

急遽、鳥取行きは取りやめ一路京都を目指します。
島根から京都までも結構遠いんですね。
やっとの思いで京都に到着。
宿についてすぐ着替え、待ち合わせ場所の京都タワーへ。

京都料理とビールとおしゃべりを堪能しました。













生麩を焼いたのが美味です。




酔っ払いは缶ビール片手に京都の街へ繰り出す。
東本願寺の門の前でピンクTシャツ着たんだけど。
全然わかんね!




京都駅には、大階段なるものがあります。
その階段を駆け上がる大会があるんだとか。

もちろん、駆け上がりました(笑)。





(8月27日の練習)
朝レン 5時30分
岡山市街散策ジョッグ 1時間30分

【8月28日】
昨日の酒で顔がむくんだ状態で、今度は三城目になる滋賀県の彦根城を目指します。
彦根は、父の実家があるところ。
子供の頃よく帰省して連れて行ってもらったのが、彦根城でした。



そもそも、父の母校がこの彦根城の中にある高校。
今年は夏の高校野球で甲子園に出場してたな。
なので、父が彦根城をこよなく愛していた関係で、帰省すると必ず連れて行ってくれた思い出の場所なんです。














なぜか、高校の修学旅行でもこの彦根城に来たし。

そして、今回の収穫は「近江ちゃんぽん」なるB級グルメに出会えたこと。



このちゃんぽん、相当レベル高いです。
滋賀に寄ったら是非食べてみて欲しい代物です!
また接客も素晴らしく、なんとラーメン屋なのに注文を取るとき方膝をつくんです。
若い女の子が。
教育がしっかりされているお店でした~。


彦根城を見学した後は、北陸道をひた走り一路福井県を目指します。
福井県には、丸岡城という古いお城が現存します。

さて、その丸岡城ですが。
駐車場がタダ。
こりゃ嬉しいね~。

で、いろいろ見学しようと思うが。
この丸岡城は天守しかない。
石垣さえ、ほとんどない。








資料によると、
「大正中期より昭和初期にわたり濠は埋められ、現在は本丸と天守閣とわずかに石垣を残し城域は公園となっている。昔の城郭は五角形の広い濠を有し外郭に侍屋敷を配置し、さらに河川を利用し外濠を設け寺院民家を包容し城下町を形成していた」
と、書かれている。

その面影が全然ないんですよね~。
本当に残念です。
もうちょっと、地元の人たちがお城について熱くなってもいいんじゃないのかな~。
せっかく、こんないい天守閣があるのに、もったいない。

これは、人柱になったお静伝説によるものなでしょうか?

その伝説とは。
このお城を築城するときに石垣を築いてもどうしても崩れてしまう。
そのとき、当時のお殿様が人柱を入れることを提案。
地元で、片目しかなく貧しいお静という女性をそのお城の人柱にすることを決める。

お静には2人の息子がおり、一人の息子を侍に取り上げてもらうことを条件に人柱になることを承諾したようです。

で、結局その息子は侍になることができず終わるんですが、その後、この地方では洪水など天災が相次いだため、お静の祟りだといわれ、慰霊碑を立てお静の呪いを静めたそうな。

そんな、悲しい伝説があるから、熱くなれないのかしらね。


火曜サスペンス劇場でもおなじみの東尋坊にも行ってみました。
断崖絶壁のため自殺の名所にもなっているとか、いないとか。






飛ぶのか?




さて、福井のホテルのそばには、総合運動公園があり、岡山に続いて補助陸上競技場で練習を行う。
ここでも、やはり短距離や投擲を練習する学生の姿しかなく、一人でレペを行いました。

で、当初800mのレペと思って走ったのですが、トラックを2周しても2分かからない。
これ、400mトラックじゃないジャンか~。
府中陸上競技場と同じ300mトラックだったのですね。



冬でも走れるように、室内練習場がありました

一通り練習すると驚いたことに、この総合運動公園の周りを多くのランナーがジョギングしていました。
皇居を走るランナーと同じぐらいの数はいたんじゃないでしょうか?
福井もランニングブームなんですね~。

(8月28日の練習)
夜レン 18時30分
福井総合運動公園補助陸上競技場600mレペ
Eペース30分(流し100m5本)
1本目 1'57"
2本目 1'59"
3本目 1'57"
4本目 1'54"
5本目 1'54"
6本目 1'54"
7本目 1'52"
8本目 1'51"
9本目 1'51"
Eペース20分(流し100m3本)

【8月29日】
今日は最終日。
あっという間に時間って過ぎちゃうんですね。
福井県から高尾山に帰るまでにもう一つお城を見学することにしました。

それは、愛知県の犬山城です。








今度のお城ツアーは四国へ行こう!
四国には現存12天守が4つもあるから~。


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