~高尾山走術研究所~

高尾山で走る術を研究する会。
それが「走術研究所」です。
みんなの心は一つ「天狗のように走ること」

歯車の効率性を高めることをヒントに

2016年06月09日 | ジョギングノート
心技体。

日体大記録会のとき。
アップ中、前を走る高校生のティシャツに書かれていた言葉に考えさせられた。

いつも、ジャックダニエルズの理論に則り練習している。
いかに効率的にランニングエコノミーを向上させられるのか?
インターバルの意味は?
閾値ペースって?

これは、心技体の体。
体を鍛えるためのトレーニングであった。

そして、技。
これは、まさにランニングフォーム。

NHKのテレビ番組の「凄技」で歯車対決を観た。
プラモデルなどで使用する、小さなモーター一つで、冷蔵庫70キロを持ち上げることが出来るのか?

素材を吟味し、ミリ単位で研磨し、動力の伝わりを極限まで高める技術者に驚くとともに、ここまで効率性を追求する姿勢に学ぶことが多かった。

走ることにおいても、足の着地、膝の曲がり具合、腕の振り方、股関節の動きなど、いかに地面からの衝撃を推進力に変えられるか?が、課題ではないでしょうか。

歯車の技術者ではないですが、それぐらいに繊細に意識して走ることも大事だと思った。

最後に心。

これは、ちょっと迷うのだが、精神力のことか、それとも心のことか?

そもそも、心と精神は全く別物と考えている。

精神力とは、例えば苦しいとき如何に力を出せるか?
そんなイメージを持っている。

心とは?
これを定義するのは難しい。

僕の場合は、楽しい!ということが最重要と考えており。

心から楽しい!ということが、一番。

なので、トレーニングにおける心技体とは、精神力、ランニングフォーム、体力の向上を差すと考える。

そして、レースにおいては、楽しいと思える心、ランニングフォームの意識、体力のコントロールなんだろう!

日体大記録会で高校生の背中を見て思ったことを書いてみた(笑)


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