2014年の最大目標として取り組んできた全国スポーツ祭典での1500m。
夢にまで見た優勝という形で終えることができました。
せっかくだから、この大会に向けた取組とレース展開等を記録に残しておこうと思います。
まずは2013年11月にもがく者に誘われて参加した神奈川スポーツ祭典まで遡ります。
この時、1500mは2位、5000mは優勝という結果でした。
そして、小耳に挟んだのですが、どうやら優勝者は全国大会に駒を進めることができるらしい。
それも招待。
マジか!
で、表彰式のあと役員に尋ねると。
「残念ね~。全国大会は2年に一度なのよ~。来年またがんばってね」(女性の役員でした。おかまちゃんではありません)
とのこと。
なるほど。
ということで、2014年は全国スポーツ祭典に参加することを目標としたのでした。
そして、この大会に出るため得意種目である1500mに力を入れて練習に取り組みました。
ジャック先生の元で。
内容的には400mのレぺが中心。
とにかくスピードを上げるために。
2013年の1500mのベストが4分27秒。
そして2014年4月に日体大記録会1回目は4分24秒。
2回目は4分21秒50。
順調に記録を伸ばし、20秒切りまで目前に迫ってきました。
そして6月。
SAWAとはんちゃんとで全国スポーツ祭典の予選の予選である湘南陸上競技大会1500mに臨みました。
ここで、優勝すると神奈川スポーツ祭典に招待されるんです。
まずは第一歩。
そして、結果は2位。
優勝タイムは4分24秒に対して自分のタイムは4分28秒。
でも、今回走ってみて感じたことはタイムは全く関係ないってこと。
1500mは駆け引きなんですね。
この時は気負いからくるアップのやりすぎ(笑)と、入りの自重で消極的なレース展開。
気が入ってないので、ラストスピードアップに反応できず。
負けるべくして負けたという感じでした。
負けはしましたが、お金を払えば神奈川スポーツ祭典には出れます(笑)
今回のレースで見つかった課題を克服して神奈川スポーツ祭典は必ず優勝を誓う。
そして9月に行われた神奈川スポーツ祭典。
もがく者と出かけました。
このレース展開はまさに勝負だけのもの。
タイムは全く関係なしです。
先ず1周目は69秒で入るも2番手につけ様子見。
そして、2周目に入ると先頭で走っていた方が、がくんっと75秒までペースを落とすも誰も前に出ず。
完全に後半のラスト勝負のため足の温存を図っているんです。
そして、先頭を走っていた人が1000m通過で仕掛ける!
ちょっと離れるがまだ余裕あり、ラスト300mで追いつき一気に抜かすも。
4人でのラスト勝負となりました。
ラスト100mの直線でトップに立ちギリギリ逃げ切って優勝。
1位~4位までの差は1秒ありませんでした。
その中には、全国スポーツ祭典で1500mの大会記録を持つ選手もいて、あらためて勝負だったんだな~って感じました。
そして、迎えた11月16日。
京都での全国スポーツ祭典陸上競技大会!!!
会場は、陸上の聖地である西京極陸上競技場。
否が応でも気分は盛り上がります。
顔ぶれは、全国の予選で優勝した人や入賞者のみの16人。
一発決勝レースです。
全く根拠はないのですが。
優勝するとしか思えませんでした(笑)
そして、「優勝する気がする!」って言い続けていました(笑)
ある意味、自分に催眠術をかけているような。
※今回、京都支部のうえっつさん、まどかちゃん、息子さんがナント横断幕を作って応援に来てくれました~!
周回ごとに、まどかちゃんの応援が届き、本当に力になりました。
ありがとうございました。
そして9時30分から始まった1500m。
まずは中学女子。
そして一般女子。
さらに中学男子と続き、いよいよ壮年男子の出走です。
スタートポジションは一番インコース。
腰ゼッケンは1番。
これは、この中で持ちタイムが一番速いことを表しています。
みんながわたくしのことを意識しているのが、ヒシヒシと伝わってきます(笑)
さあ、スタート。
最初の100mは速いに決まってます。
ここで、前に出るとずっと先頭を引っ張る羽目に陥るので自重しながらも前の方のポジションを目指します。
最初のコーナーでは、膨らんで2コースを走ることになりましたが無理にインコース走って転んでしまうよりはいいと思い、とりあえず落ち着くまでこのままで行くことに。
1周目は70秒。
4番手の位置をキープ。
2周目に入り、ペースがガクンと落ちました。
これは先頭を引っ張っていた人が、このまま引っ張ると潰れると思ったからでしょう。
そして、後半に備えて誰も前に出ないという展開。
まさに神奈川のときと同じ展開です。
遅くても、決して前に出ないよう我慢。
そして、1000m通過して動きが。
先頭を引っ張っていた人を、2番手の人が抜きにかかり、そうはさせないと先頭の人もスピードを上げたから必然と全体的にスピードが上がりました。
ここからが勝負ですね。
1100m通過。
ラスト1周の鐘が鳴り戦闘態勢です。
わたくしの前に3人。
グングンスピードを上げていきます。
わたくしは、コウジから教わったラスト300mからのスパートに賭けているのでまだまだ温存。
そして、そのラスト300m地点。
今回の作戦は2段スパートです。
最初のスパートの時は、古武術で学んだ指の使い方で肩甲骨を利用した素早い腕ふり。
これで200m進み、ラスト100mは町の運動会の時のリレーの走りを思い出しながら手を開いて走る。
体は前傾姿勢で。
しかし、さすが全国大会ですね。
なかなか抜けない。
まあ、この展開は神奈川で経験しているので落ち着いていましたが。
2コースを使いながら一人また一人と抜いて、ついに2位に浮上。
あと一人は東京大会優勝者。
この人を抜けば優勝だ!
そして、ラスト100m。
意識するのは、体に力を入れないこと。
リラックスして素早い動きを心がけました。
先頭走っていた人は明らかに乳酸地獄に陥っているようでした。
そこを、すーっと抜いてゴール!!!
2階席で応援してくれていた妻にガッツポーズです。
本当に嬉しい!
※妻は、応援初めてです(笑)
そして、横断幕を作って応援してくれた、うえっつさんまどかちゃん、息子さんのところにも行ってガッツポーズ!!!
※優勝するとは、全く思っていなかったらしく、優勝できなかった時のために、お店でわたくし専用のメダルを購入してくれていたようです(笑)
本当に、本当にありがとう♪
長くなりましたが、本当に楽しい全国スポーツ祭典への道でした。
夢にまで見た優勝という形で終えることができました。
せっかくだから、この大会に向けた取組とレース展開等を記録に残しておこうと思います。
まずは2013年11月にもがく者に誘われて参加した神奈川スポーツ祭典まで遡ります。
この時、1500mは2位、5000mは優勝という結果でした。
そして、小耳に挟んだのですが、どうやら優勝者は全国大会に駒を進めることができるらしい。
それも招待。
マジか!
で、表彰式のあと役員に尋ねると。
「残念ね~。全国大会は2年に一度なのよ~。来年またがんばってね」(女性の役員でした。おかまちゃんではありません)
とのこと。
なるほど。
ということで、2014年は全国スポーツ祭典に参加することを目標としたのでした。
そして、この大会に出るため得意種目である1500mに力を入れて練習に取り組みました。
ジャック先生の元で。
内容的には400mのレぺが中心。
とにかくスピードを上げるために。
2013年の1500mのベストが4分27秒。
そして2014年4月に日体大記録会1回目は4分24秒。
2回目は4分21秒50。
順調に記録を伸ばし、20秒切りまで目前に迫ってきました。
そして6月。
SAWAとはんちゃんとで全国スポーツ祭典の予選の予選である湘南陸上競技大会1500mに臨みました。
ここで、優勝すると神奈川スポーツ祭典に招待されるんです。
まずは第一歩。
そして、結果は2位。
優勝タイムは4分24秒に対して自分のタイムは4分28秒。
でも、今回走ってみて感じたことはタイムは全く関係ないってこと。
1500mは駆け引きなんですね。
この時は気負いからくるアップのやりすぎ(笑)と、入りの自重で消極的なレース展開。
気が入ってないので、ラストスピードアップに反応できず。
負けるべくして負けたという感じでした。
負けはしましたが、お金を払えば神奈川スポーツ祭典には出れます(笑)
今回のレースで見つかった課題を克服して神奈川スポーツ祭典は必ず優勝を誓う。
そして9月に行われた神奈川スポーツ祭典。
もがく者と出かけました。
このレース展開はまさに勝負だけのもの。
タイムは全く関係なしです。
先ず1周目は69秒で入るも2番手につけ様子見。
そして、2周目に入ると先頭で走っていた方が、がくんっと75秒までペースを落とすも誰も前に出ず。
完全に後半のラスト勝負のため足の温存を図っているんです。
そして、先頭を走っていた人が1000m通過で仕掛ける!
ちょっと離れるがまだ余裕あり、ラスト300mで追いつき一気に抜かすも。
4人でのラスト勝負となりました。
ラスト100mの直線でトップに立ちギリギリ逃げ切って優勝。
1位~4位までの差は1秒ありませんでした。
その中には、全国スポーツ祭典で1500mの大会記録を持つ選手もいて、あらためて勝負だったんだな~って感じました。
そして、迎えた11月16日。
京都での全国スポーツ祭典陸上競技大会!!!
会場は、陸上の聖地である西京極陸上競技場。
否が応でも気分は盛り上がります。
顔ぶれは、全国の予選で優勝した人や入賞者のみの16人。
一発決勝レースです。
全く根拠はないのですが。
優勝するとしか思えませんでした(笑)
そして、「優勝する気がする!」って言い続けていました(笑)
ある意味、自分に催眠術をかけているような。
※今回、京都支部のうえっつさん、まどかちゃん、息子さんがナント横断幕を作って応援に来てくれました~!
周回ごとに、まどかちゃんの応援が届き、本当に力になりました。
ありがとうございました。
そして9時30分から始まった1500m。
まずは中学女子。
そして一般女子。
さらに中学男子と続き、いよいよ壮年男子の出走です。
スタートポジションは一番インコース。
腰ゼッケンは1番。
これは、この中で持ちタイムが一番速いことを表しています。
みんながわたくしのことを意識しているのが、ヒシヒシと伝わってきます(笑)
さあ、スタート。
最初の100mは速いに決まってます。
ここで、前に出るとずっと先頭を引っ張る羽目に陥るので自重しながらも前の方のポジションを目指します。
最初のコーナーでは、膨らんで2コースを走ることになりましたが無理にインコース走って転んでしまうよりはいいと思い、とりあえず落ち着くまでこのままで行くことに。
1周目は70秒。
4番手の位置をキープ。
2周目に入り、ペースがガクンと落ちました。
これは先頭を引っ張っていた人が、このまま引っ張ると潰れると思ったからでしょう。
そして、後半に備えて誰も前に出ないという展開。
まさに神奈川のときと同じ展開です。
遅くても、決して前に出ないよう我慢。
そして、1000m通過して動きが。
先頭を引っ張っていた人を、2番手の人が抜きにかかり、そうはさせないと先頭の人もスピードを上げたから必然と全体的にスピードが上がりました。
ここからが勝負ですね。
1100m通過。
ラスト1周の鐘が鳴り戦闘態勢です。
わたくしの前に3人。
グングンスピードを上げていきます。
わたくしは、コウジから教わったラスト300mからのスパートに賭けているのでまだまだ温存。
そして、そのラスト300m地点。
今回の作戦は2段スパートです。
最初のスパートの時は、古武術で学んだ指の使い方で肩甲骨を利用した素早い腕ふり。
これで200m進み、ラスト100mは町の運動会の時のリレーの走りを思い出しながら手を開いて走る。
体は前傾姿勢で。
しかし、さすが全国大会ですね。
なかなか抜けない。
まあ、この展開は神奈川で経験しているので落ち着いていましたが。
2コースを使いながら一人また一人と抜いて、ついに2位に浮上。
あと一人は東京大会優勝者。
この人を抜けば優勝だ!
そして、ラスト100m。
意識するのは、体に力を入れないこと。
リラックスして素早い動きを心がけました。
先頭走っていた人は明らかに乳酸地獄に陥っているようでした。
そこを、すーっと抜いてゴール!!!
2階席で応援してくれていた妻にガッツポーズです。
本当に嬉しい!
※妻は、応援初めてです(笑)
そして、横断幕を作って応援してくれた、うえっつさんまどかちゃん、息子さんのところにも行ってガッツポーズ!!!
※優勝するとは、全く思っていなかったらしく、優勝できなかった時のために、お店でわたくし専用のメダルを購入してくれていたようです(笑)
本当に、本当にありがとう♪
長くなりましたが、本当に楽しい全国スポーツ祭典への道でした。
まさか、全国制覇までしてしまうとは!!
オレもその背中目指して頑張ります!!
おかげで、充実したマラソンライフを送れたよ~(σ≧▽≦)σ
また、一緒に大会出ようね。