7月4日(水)

ゾウリムシとブレファリスマが混在している液体です。
ゾウリムシは、顕微鏡下で草履(ぞうり)のような形に見えることから名前がついています。
繊毛虫 Paramecium caudatum の和名、またはその近似種のことを意味します。
単細胞生物としてはよく名を知られていて、オランダのレーウェンフックによって17世紀末に発見されました。
水田や沼や池などにすんでいて、落ち葉のたまった部分の水を採取すると採集することができます。
細胞の表面には繊毛(せんもう=繊維のように細かい毛)により素早く泳ぐので、観察するのが難しいです。
一方、ブレファリスマ(Blepharisma)は、ゾウリムシと同じ繊毛虫類 異毛目ですが、
ブレファリスマ科に属している微生物です。大きさは、一般的にゾウリムシよりも大きく、50~1000μmくらいです。
体はゾウリムシとそっくりですが、体の色はピンクがかっています。
そこで、私たちは「赤ゾウリムシ」と言っています。
ゾウリムシよりも大きく、動きもゆっくりなため、私たちはブレファリスマの方が
観察に適していると考えています。
これらの微生物を培養して、学校での実験やサマーセミナーに広く使ってほしいと
考えています。

ゾウリムシとブレファリスマが混在している液体です。
ゾウリムシは、顕微鏡下で草履(ぞうり)のような形に見えることから名前がついています。
繊毛虫 Paramecium caudatum の和名、またはその近似種のことを意味します。
単細胞生物としてはよく名を知られていて、オランダのレーウェンフックによって17世紀末に発見されました。
水田や沼や池などにすんでいて、落ち葉のたまった部分の水を採取すると採集することができます。
細胞の表面には繊毛(せんもう=繊維のように細かい毛)により素早く泳ぐので、観察するのが難しいです。
一方、ブレファリスマ(Blepharisma)は、ゾウリムシと同じ繊毛虫類 異毛目ですが、
ブレファリスマ科に属している微生物です。大きさは、一般的にゾウリムシよりも大きく、50~1000μmくらいです。
体はゾウリムシとそっくりですが、体の色はピンクがかっています。
そこで、私たちは「赤ゾウリムシ」と言っています。
ゾウリムシよりも大きく、動きもゆっくりなため、私たちはブレファリスマの方が
観察に適していると考えています。
これらの微生物を培養して、学校での実験やサマーセミナーに広く使ってほしいと
考えています。