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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

W杯モード展開中での息抜き2

2006年06月04日 21時15分45秒 | 野球
 初夏の清らかな天候とは裏腹に
 重苦しい試合展開となった。
 両チームとも内野のエラー絡みによる失点。
 加えて、両先発投手が制球が定まらず、
 ストライクを取りに行ったボールを痛打される
 といった悪循環から点取りゲームの様相を呈する。

 興奮状態は炎天下と相まって観客を熱地獄へと導く。
 通路裏の日陰では、熱病に冒されたご老人が
 ひとりまたひとりとオアシスに辿り着いた安心感からか
 次々と倒れ込む。
 冷水やビールを求めた客も売店に殺到している。
 ああ、まさに地獄絵図。
 
 膠着状態は8回の攻撃まで続いた。
 観客の異常興奮状態が、ソフトバンク藤岡の手元を狂わせ
 片岡が押し出しの四球を選ぶ。
 再び熱病の再発だ。
 しかし、熱病の終息は見られない。
 最終回までは…

ミスミス2失点 後味悪い阪神 (共同通信) - goo ニュース

W杯モード展開中での息抜き1

2006年06月03日 22時15分44秒 | 野球
 
 ジーコ・ジャパンは本番を前に
 休養日無しで合宿中である。
 明日のマルタが最後の調整マッチとなるために
 最後の鞭を入れての練習が続いているのかもしれない。
 でも毎日気を張って…というのも。
 
 という理由からでもないが、阪神甲子園球場へ向かう。
 来週からのW杯開幕に備えての野球の「観貯め」だ。
 実際には、ドイツとの時差の関係で野球とサッカーの試合時間が
 重複する状況は少ないだろう。
 日本時間の22時に野球か…。
 延長戦や乱打戦にならなければ、だけれど。
 
 土曜日の曇り予想はどかこへ吹き飛んだようだ。
 選手に、そして観客にとっては酷となる太陽が
 頭上に照りつける。
 週末になると不順な天候が続いていた状況から
 一変である。

 貧打が続く阪神も一変…。

 まあ、勝っているのがせめてもの救いだが
 最近はストレスが多い試合が続いている。
 今日の天候をストレートに表現するような
 晴れ晴れとした試合を期待していたのだが…
 

豪が練習試合に大勝 キューウェル2得点 (共同通信) - goo ニュース

ジーコJにブラジル人報道陣殺到! 神様の足技に… (夕刊フジ) - goo ニュース

3日続けてヒーロー鳥谷 阪神サヨナラ、首位守る (共同通信) - goo ニュース


『甲子園劇場』が羨ましくないワケ

2006年05月20日 23時17分23秒 | 野球
 
 [写真]巨人戦のサヨナラに沸くライトスタンド。
     不細工なヒットでも最高の気分である。

 完全なる体調不良、だ。
 咳が断続的に続き、微熱もある。
 やむを得ず甲子園観戦を辞退したら、サヨナラの結果だ。
 普段なら、どうしてその場にいれないのかとの無念さを
 テレビ画面にぶつける状況ではあるが、
 最近はすっかり寛容になった。
 歓喜のシーンでも「フン…」と鼻で笑うくらいだ。

 それもこれも、
 ゴールデンウィークに行われた巨人戦で
 矢野の渋い渋い「3塁ベース当てヒット」による
 サヨナラを体験したからに他ならない。

 常日頃、巨人戦のサヨナラを現場で体感せずには
 「あの世」へ行けないと公言していただけに
 もうすっかり「冥土の土産」を携えた気分である。
 もう安心、である。 

阪神サヨナラ勝ち 神-オ評 (共同通信) - goo ニュース

負の連鎖を断ち切るために

2006年04月22日 21時42分17秒 | 野球
 どうにも止まらない。

 巨人は開幕から続くカードの勝ち越しを決め、
 そして阪神は5連敗だ。
 前日の息詰まる投手戦とは全く異なる淡泊な内容に
 盛大な溜息を吐いた虎党も多いことだろう。
 打てない打線をバックに、
 序盤からの大量失点では手の打ちようもない。
 最も、打線を「いじる」ことを好まない岡田監督が
 打線の繋がりを理由に改善策を打ち出すとも
 思えないことも承知の上だ。
 何とも歯がゆい虎党である。
 
 チーム力が低下しているときには
 運の悪いジャッジも重なる。
 悪い流れは新戦力で断ち、という理論が当てはまらない
 チームにとって負の連鎖は止みそうもない。
 
 現有戦力で乗り切るのみ。

 方法はそれしかないのだ。


巨人が3回に一挙5点、逃げ切る…阪神は5連敗 (読売新聞) - goo ニュース

巨人、4年ぶりの貯金12 巨-神評 (共同通信) - goo ニュース

偉大な記録と試合結果と

2006年04月09日 22時57分07秒 | 野球
 大阪の桜は、ここ数日間の陽気で満開となった。
 やはり桜に囲まれ、
 大阪城公園で飲むワインは格別である。
 西へ目を向ける。傾き始めた太陽が眩しい。
 そんな日曜のひととき-。
 
 大阪ドームでの横浜戦。
 金本が偉大な大記録を達成した。
 道程はここで記載する必要はない。
 記録そのものが『道程』だから。
 
 それにしても
 阪神がメモリアルゲームに勝ったことが嬉しくもあり
 驚きでもある。

 村山実氏の命日…
 元オーナーの…
 歴史的にも重要な一戦を悉く落とす。
 
 しかし、この日は違ったようだ。
 それは金本自身が、
 記録をこれからも継続していくことへの行動であり、
 通過点でしかないことを証明したからに違いない。
 
   

金本「あと5年続けたい」 鉄人には904も通過点 (共同通信) - goo ニュース

浜中祝砲の4、5号連発 金本も認めた4番後任 (共同通信) - goo ニュース

『結果』と『調整』と『らしさ』と

2006年04月02日 21時41分11秒 | 野球
 連日の1点差負け。
 加えて、前日は押し出しでのサヨナラ負けと
 モヤモヤ感漂うチームにはカンフル剤が必要だった。
 先発した江草の快投はまさにそれであった。
 不安定な立ち上がりではあったが、
 丁寧な投球で後続を斬る姿は
 オープン戦の好調時をそのまま公式戦へと移行した
 調整方法が成功した結果だろう。
 
 完封も見えた9回の交代は、
 岡田采配の温情と期待の両方が見えた。
 先発江草には好調のイメージを崩さないように。
 そして、久保田には前日の悪いイメージを払拭するような
 好投を期待して…。

 上手くいかないものである。
 そもそもミッションに「完全」は無いのかも知れない。
 久保田は相変わらずボールにバラツキが見られ
 一発までも浴びてしまった。
 
 だが猛虎ファンよ。
 懐かしい光景ではないか。
 ミッション通り進む内容など「らしく」なかったあの頃を
 思い出してほしい。
 数年前まで「ダメ」の枕詞として使われた虎の姿を
 何となく思い出してしまうではないか。

 勝負としては不完全だが、
 試合展開は十分だ。
 と、言い聞かせている…。 

先発転向いきなり会心投球 江草8回すいすい無失点 (共同通信) - goo ニュース

不安定な久保田 期待に応えられず (共同通信) - goo ニュース

今季も岡田監督は『不動』を続けられるか

2006年04月01日 17時53分43秒 | 野球
 悪い流れは断ち切れなかった。
 救援した投手陣が踏ん張ったものの
 1点差に泣いた前日同様、
 この日もサヨナラ負けだ。
 
 優勝した昨シーズンのメンバーと変わらないオーダーに
 些か不安を覚える。
 特に日替わり打線からの脱却で、
 心理面でも落ち着いている筈の檜山が
 自身のダメ虎時代を彷彿とさせる意図の感じられない
 スイングを繰り返す。
 ヴェテランだけに指揮官としても
 起用法には頭を悩ますだろう。
 矢野のバットに快音が聞かれない状況も加え
 本来ならば打線の組み替えをイメージしても
 いいのかもしれない。

 それでも岡田監督は「持論」を曲げないだろう。
 1年間、中心選手として活躍して貰うべく
 送り出したスターティングメンバーを
 数日間の結果のみで「撤回」することはない。

 新人時代の鳥谷を
 虎ファンの「臨界点」まで我慢強く起用し、
 日替わり打線と称され、相手投手への対応とばかりに
 スペンサーと檜山、そして藤本と関本を交互に起用し
 結果を残し続けたことで雑音を封印して見せた。
 
 「初日」が出ない状況に
 我慢の起用をする側の苦悩と
 結果を残そうとする選手の苦悩。
 
 待たれるのは、
 勝利のみ、だ。

ヤクルト、サヨナラ勝ち ヤ-神評 (共同通信) - goo ニュース

井川大荒れの7四死球「虎祭り」お預け (日刊スポーツ) - goo ニュース

『吉報』の予感

2006年03月31日 23時42分33秒 | 野球
 昨年の開幕戦もヤクルトに敗れた、そうだ。
 フィレンツェのインターネット・ポイントで
 結果を知ったのは数日後だったのを思い出す。
 断髪まで行った井川での敗戦まで一致する。

 恐るべき程のプラス思考である
 猛虎ファンはこれを連覇への吉報とみる。
 変わったのは井川の髪型で十分だと。
 古田プレイングマネージャーに
 花を持たせたんだ、と。
 
 
能見の成長が収穫 1回を無失点 (共同通信) - goo ニュース

本当の高校野球の楽しみ方

2006年03月24日 23時15分56秒 | 野球
 不祥事が続く、『高校野球界』。
 高野連会長から大会期間中の行動を注意するような
 指導がニュースになる位だ。
 清く、そして全力でプレーすることへの賛美に対し
 些細な点でも汚れた部分を残したくないと
 必死であることが、逆に乱れた状況を際だたせるのである。
 
 この際、清楚で潔白な高校球児でなくても良いではないか。
 元々、高校野球とはローカリズムの極致なのである。
 1年に2度、郷土の代表校を応援する。
 特に、田舎を離れ長期間経過している者にとって
 母校でないにも関わらず、純粋に声援できるのは
 何よりも出身都道府県の代表が他県の代表と争うことへの
 抑揚感に他ならない。
 極端にいえば、郷土は他の都道府県より優れている、と
 いった誤った考えさえ浮かぶ。

 明日、故郷北海道の代表が登場する。
 勿論、甲子園へ向かうつもりでいる。
 1年の内に2回ぐらいは、懐かしむ気持ちが尊重されても
 良いのではないか。

八重山商工が初戦突破 選抜高校野球大会第2日 (共同通信) - goo ニュース