悪態もつきたいものである。
しかし、酒の有無で客室乗務員に文句を言うのは
あまりにも一般的ではないか。
だって彼は普通の「酔っぱらい」だったのだから。
ところで、このブログにだいぶ前にも書いたのだが
海外旅行をする中で機内食がどうも苦手だ。
ここで海外旅行と限定しているのは、
国内線では問題が生じなかったからである。
数年前まで、例えば大阪-札幌のような
比較的に長距離路線といわれるところでは
クロワッサンやワッフルなどの軽食が必ずついていた。
美味しく頂けていたのである。
しかし-。
国際線で提供される機内ショック(しょく・・・)!
こんなつまらないシャレでは言い表せない苦痛。
多分、あのギャレーから漂う臭い(失礼か?)が苦手なのだ。
機内食の時刻になると鼻腔が敏感に反応し吐き気が襲ってくるのだ。
これをヨーロッパ路線では2回から3回繰り返されるのであるから
フランクフルトやパリでのトランジット時は
乗り物酔いをした客以上に顔を青ざめさせる。
ここで旅程での難所を乗り越えさせてくれた食べ物を上げてみる。
ルフトハンザ航空で映画上映時に提供されたおにぎり。
日本航空で新婚旅行中のピンチを救ってくれた「うどんでSKY」。
キャセイパシフィック航空で出張時の緊張を和らげてくれたハーゲンダッツ。
つまり、軽食でいいのだ。
何も北極圏でツンドラを眺めながらの「にせフルコース」は不要なのである。
航空各社の皆様、こんな乗客のニーズを汲み取って下さい。
そういえば、
映画『羊たちの沈黙』のラストシーンで
ハンニバル・レクター教授も言ってたっけ。
「機内食など人間の食べ物ではない。」
ここまでは共感できるが、
さすがに人間の脳は食べられないか。
[写真]やはり今回も「地獄の巡礼」となったフランクフルトだった・・・
客室乗務員に悪態ついた男、大西洋の小島に置き去り (ロイター) - goo ニュース