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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

いざ、聖地・有明へ…(2007年12月23日)その2

2007年12月31日 20時29分43秒 | スポーツ一般

 [写真]普段、見慣れない広告板が“アウェー感”を一層高める筈が…。

 正直、思っても見ない光景だった。
 相手、東京アパッチは“我が将軍”であるリン・ワシントンを
 シーズン内の復帰さえも危ぶまれるような怪我の“原因”となったチームであり
 今シーズン、初黒星をつけられたチームである。
 連休中の首都圏開催だ。
 大阪からもクリスマス・バカンスを兼ねた熱狂的なブースターが
 多数来場することが予想される。
 有明コロシアム内は、さぞ殺伐とした雰囲気となっている筈だ。
 そんな互いの緊迫感に身構えた予想は、
 入口横のアルコールを販売する“小粋なバール”らしき場所で
 談笑する大阪、そして東京ブースターを目にしたとき、
 『あれっ?』と思わざるを得なかった。
 繰り返すが、敵と笑顔で語りあえるような雰囲気では無い筈だ。
 試合前のウォーミングアップの横で
 松葉杖をついた痛々しいリン・ワシントンの姿を見ると
 言葉は悪いが、報復行為さえも辞さないような試合の雰囲気こそ
 この試合には相応しい、と。
 だが、そんな思いと同時に東京ブースターから発せられた
 大阪ブースターへのエール交換が
 自分1人だけが描いていた“地獄絵図”が
 他のブースターとは異なる未来予想図であることを
 証明したようである。
 大阪ブースターからも、
 友好的なエールが交わされた瞬間、
 自らのマイノリティー的な思想を一層、強めたようである。
 
 敵と味方のブースターが
 同じ入場ゲートを通過し、
 同じ売店で飲食を共にし、
 同じトイレで用を足し、
 同じスタジアムでバスケットボールを楽しむ……

 そこに、アウェー側を真っ向から否定するような
 他のスポーツにみられる殺伐とした雰囲気は存在しない。
 共に数分後に開始される試合が
 すばらしき内容となることだけを願う……

 間違っていたのは、
 自分だけであったのかもしれない。

広島快進撃!史上初の来季J2降格チームVへあと1勝!(サンケイスポーツ) - goo ニュース

いざ、聖地・有明へ…(2007年12月23日)その1

2007年12月26日 22時00分12秒 | スポーツ一般

 [写真]大阪エヴェッサの初アウェー観戦となった東京アパッチとの一戦。


 この高揚感は、どう表現したらいいのだろう。
 りんかい線の有明駅を下車し、“聖地”を目指し歩を進めながら
 頭の中を駆けめぐる様々な思いを整理する。

 連休を利用し、東京まで足を運んだ。
 何も1年で最も繁忙となりそうな時期をわざわざ選んでの東上。
 蓄えたマイルの使用期限が迫っている、というような安易な理由は
 あくまでも後付に過ぎない。
 大阪・守口市民体育館で感じたモヤモヤ感が
 有明コロシアムへと足を運ばせた理由に他ならない。
 今季、初めての敗戦を喫した一戦であるとともに、
 エヴェッサの大黒柱であるリン・ワシントンを重度の怪我で失った一戦。
 東京アパッチ側が仕掛けた、“エース潰し”であることは信じたくはない。
 ただ、試合終了直後に見せたマット・ロティックをはじめとする選手が
 アパッチ側の行為に“理由”を求めたこと行動は、
 怪我が起きた一連のプレーに
 何らかな悪質な意図を感じた、とも思えなくもない。
 守口では得られなかった答えは、有明で求める-。
 エヴェッサの選手ならずとも、
 いちブースターとしての興味が
 大混雑の首都・東京に敢えて足を踏み入れた大きな理由である。

 

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ヘタフェ、荒れた試合を観きった“おまけ”

2007年12月17日 23時42分55秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 帰宅とほぼ同時に、週末に行われた試合を
 早回しを入れながら眺めてみた。
 特に、先週からはクラブW杯が加わっていたのだから
 各チームの異なる“色”も見たということになる。
 そんな中、試合内容に甲乙はつけたくないのだが、
 アトレティコ-ヘタフェ戦は
 何とも興味深い一戦となった。
 ビッグクラブからやむなく手放された
 生きの良い若手が所属するヘタフェ。
 長短織り交ぜてのパス交換から、統一された戦術は
 個人技主体と思われがちなリーガにおいても
 十分に組織の力を照明してくれる。
 退場者を出す荒れた展開となった試合でも
 存分に楽しめたのは、
 そんな熟成された戦術だったからに他ならない。

 退場者を出すことによって、
 試合のテンポが急激に変化することに
 普段は“早送り”を決めこむことが多い方だが、
 滅多にお目にかかれないようなロスタイム7分(!)を含め
 何とも“おまけ”を貰ったような試合となった。
 

ポンテが初のMVP Jリーグ年間表彰(共同通信) - goo ニュース

ACミランが証明した“番狂わせの無い夜”

2007年12月16日 22時37分20秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 度肝を抜かれた、という感じではない。
 初めてミランの試合を観戦した感想である。

 ただ、ピッチ内にちりばめられた布石が
 相手ディフェンスを混乱させ、
 著しく組織化された攻撃から得点を奪う。
 ACミランの攻撃を前に、
 フィオレンティーナのディフェンスが“幼く”見えてしまうのは
 それだけ彼らが成熟した戦術を有していたからに他ならない。
 決してスーパーで幻想的でファンタスティックな
 試合運びではないが、破綻する様が想像できない完璧さは
 溜息だけの90分であった。
 
 そして、横浜での彼らの戦いも然り-。
 世界一のクラブの勝因に、ファンタジスタの存在は不要である。
 普段からチーム内に浸透している戦術さえ全うしさえすれば
 結果は間違いなく残せる。
 アンチェロッティ監督の指導力から引き出された
 戦術に対する確固たる信念-。

 番狂わせのない夜は、
 こうして生まれた。

ACミラン、クラブW杯初制覇 4-2で南米王者退ける(共同通信) - goo ニュース

九条のマチでコーヒーを~大阪市西区<努力とは逆に……>

2007年12月13日 22時25分01秒 | 喫茶 門

 普通であれば、
 このような形式で写真を紹介する場合は、
 最上級で最高のテクニックを駆使し、
 被写体が最も輝くような“写術”をもって臨む筈だ。
 そんな実力を有していない者は、
 輝くような写真を残すべく、最善の努力をする。
 
 努力をする……

 そんな行動さえも怠ると……
 人間は投げやりな部分を露出してしまうのかもしれない。
 食べ終わりを“被写体”にしようと-。

 というのは、
 限りなく後付けしたコメントだ。
 喫茶門で、コーヒーとチーズケーキを出された直後に
 むしゃぶりついた結果がこれ、ということである。
 ある、土曜日の午後……


 九条駅からの短い旅はここ、6番出口から…

帰ってきた将軍による効果とは(2007年12月9日)その3

2007年12月12日 22時54分48秒 | スポーツ一般

 [写真]コンパクトなつくりの池田市五月山体育館。
     アリーナ席の迫力は小規模会場ならではのものとなった。


 大阪エヴェッサが1Qから保っていたリードを
 広げつつあった3Qも半ば、事態は急変する。
 この日-。予兆は確かにあった。
 神経質な程、微妙なプレーをファウルとする判定が続いていた。
 ホーム側への不利、といった偏った判定こそなかったが、
 それでも両チームとも、“ここぞ”の場面での笛により
 今ひとつ流れを掴めていない要因の一つとなっていた。
 多めの笛は、反則過多で選手の首を絞めることになる。
 波多野和也も早々に4つもの“重り”を背負い、
 欠場時間を増やすことを余儀なくされる。
 選手の苛立ちが最高潮に達した、とも言えなくもないが……

 ジェフ・ニュートンの完璧かに見えたシュート・ブロックが
 審判による判定の餌食となったその瞬間、
 思わずヘアバンドをコートに叩きつけた行動が
 “反スポーツ行為”と見なされ、
 一気にファウル・アウトとなる5回目の“裁定”が下った。
 この試合に限ったことではないが、
 開幕連勝からリン・ワシントンを失った頃から、
 “愚行”によっての自滅が目立つ。

 将軍がベンチに陣取ってはいるものの、
 この日も無くなることがなかった愚行。
 コート内から、他の選手の素行不良に目を光らす大黒柱の不在が
 エヴェッサの今後にどう影響するか。
 勝利は得られたものの、
 コート内での将軍の不在が示した課題が
 一層、浮き彫りになったことに違いない。 

FIFA会長、クラブW杯のオセアニア代表「レベルに差」(読売新聞) - goo ニュース

三田を獲得、尾亦はC大阪へ=J2湘南 (時事通信) - goo ニュース

帰ってきた将軍による効果とは(2007年12月9日)その2

2007年12月10日 23時22分05秒 | スポーツ一般

 [写真]リン・ワシントンのベンチ入りで、
     エヴェッサは“落ち着き”を取り戻せるのか……


 寒い……。
 大阪北部に位置する池田市での開催となった今回のホームゲーム。
 車から降りた瞬間、頬にうける冷風を
 大阪市内と比べ、随分とキツく感じてしまうは
 その昔、大阪商人が盛夏の避暑地として利用していた、という
 小ネタ情報からも頷ける。
 最盛期を迎えた落ち葉の状況を見たせいもあるだろうか。
 着々と進んでいく冬支度を身体全体で感じる。

 アウェーでの連戦を終え、
 ホームでの戦いとなる今節。
 ベンチには、重度の故障で戦列を離れている
 主将であり精神的支柱のリン・ワシントンの姿があった。
 試合前にヘッドコーチや選手と談笑する姿を見て、
 安心するブースターも多かったかもしれない。
 ホームページやメディアで、怪我の状況を見る限り
 シーズンどころか選手生命さえも危ぶまれるような内容なのだから。
 たとえ、松葉杖姿が痛々しくとも、
 選手と冗談を言い合い、爆笑する姿が
 決してリン・ワシントンの“本心”からくる行動ではないと
 わかってはいるものの、心休まる光景には違いない。
 
 勿論、この光景がもたらす“好・効果”は
 選手にとっても例外ではない。
 

浦和が3-1で快勝 ACミランと準決勝(共同通信) - goo ニュース

帰ってきた将軍による効果とは(2007年12月9日)その1

2007年12月10日 00時14分13秒 | スポーツ一般

 [写真]愛嬌を見せる大阪エヴェッサのマスコット、“まいど君”。

 富山、新潟と続いた北信越4連戦を
 2勝2敗のイーブンで終えた大阪エヴェッサ。
 東京戦で開幕からの連勝が途絶えてからというものの
 今ひとつ、王者街道をばく進するような成績を残せない状況が続いている。
 アウェー開催ということも手伝ってか、
 微妙な判定が相手側有利となる結果となったことが
 選手の気持ちをコントロールする中枢を乱した、と言えるのかもしれない。
 
 しかし、乱れた選手の気持ちをフラットにするような
 精神的に重要な大黒柱の不在が
 相手側に傾いた流れを取り戻せなかった理由、というのが
 事実なのかもしれない。
 
 将軍・リン・ワシントン-。
 この男の存在こそ、である。

京都J1復帰!早速、柏木獲りへ(スポーツニッポン) - goo ニュース

九条のマチでコーヒーを~大阪市西区<隠れ家>

2007年12月03日 23時36分50秒 | 喫茶 門

 積極果敢な宣伝部隊にとっては、耳の痛い意見である。
 『私の隠れ家』をWebでオープン化するとはどういうことか?といった
 内容を多く聞く。
 喫茶門まさに隠れ家、に相応しい難解な場所にありながら
 本当に隠れ家にしてしまおうとするあたり……
 オーナーが聞いたら頭を抱えてしまいそうな事態である。

 ○の隠れ家、といった雑誌も存在する位だ。
 繁華な場所に相応しくない雰囲気を大切にすることも
 勿論、大切なことである。
 ただ、美味しいコーヒーと素敵な雰囲気を
 多くに人達に共有してほしい、という
 ごく個人的な願望も、また“アリ”ということなのだ。

 そして、
 今日も濃いマンデリンを飲む-。