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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

クルバ見の多忙な時期は秋とともに-

2007年10月30日 22時48分58秒 | スポーツ一般

 世間では、師走なんていうものが忙しい季節の
 代名詞のようになっているが、
 多くの種目を“クルバ見”している者にとっての秋は
 ウインターシーズンの幕開けということもあり
 随分と慌ただしい時期なのだ。
 サッカーや野球といった春から行われるスポーツと重なる10月や11月は
 貧乏見を主としても、どこを目当てに出かけるかが勝負となる。
 
 バスケか…。それとも…
 
 おっと…
 今年、“シーズンワーク”として続けてきた
 セレッソ大阪のホームゲームを追いかける企画も
 この時期にがっちりと重なるから
 むやみに目移りしている場合でもないのである。
 シーズン開幕戦を迎えた大阪エヴェッサ。
 そういえば、
 数々のホームゲームに足を運んだことも
 過去の話となってしまったようだ。
 
 食欲の秋と…
 クルバ見にとって多忙な秋と…

 

3年目のbjリーグが開幕=王者大阪、初陣福岡に快勝 (時事通信) - goo ニュース

戦国J2に安全圏は存在するか?

2007年10月23日 22時26分56秒 | サッカー(その他)

 驚異の新人、と呼ばれた男に
 誰もプレッシャーという文字は想定外と信じていた。
 今年から自動車レースの最高峰となる選手権に
 参戦したハミルトンにとって、
 年間チャンピオンという栄冠は
 限りなく近い位置に控えていた筈だった。
 だが、地上波が映し出したブラジルからのライブ映像は
 スタート直後から混乱する姿だけであった。
 1年間、着実にポイントを積み重ねた冷静さは
 そこには全く感じられない。
 スタートミスという最初の不味い一手は
 挽回を仕掛けたギャンブルが結果的に致命傷になるという
 彼らしくない終戦となってしまったのである。

 絶対的な安全圏など存在しない…

 球場の狭さがホームランが多発する要因となる
 広島市民球場のように。
 ワン・エンド・ワンスローの1本目を外したことが
 得点の拮抗を呼ぶbjリーグのように。
 “普通”に飛ぶことが金メダルという結果となる筈が
 思わぬ結末となったリレハンメルのように…
 
 そして…
 
 上位2チームが着実に確実に勝ち点を稼ぐ
 J2にとっても『お言葉』は
 繰り返されるのかもしれない。
 

東京Vが鳥栖戦へ初のホーム戦前の宿泊(日刊スポーツ) - goo ニュース

本当に“個”の力は“組織”を凌駕するのか?

2007年10月22日 22時21分29秒 | サッカー(日本代表)

 うーん…

 思わず唸ってしまった。
 テレビ画面が次の番組予告へと遷移したにもかかわらず
 リモコンを動かすことも忘却の彼方へ、といったところだ。
 試合内容が取りわけ濃縮なものでもなかった。
 技術的な部分や魅せる場面も
 際だっていたようなことも無かった筈だ。
 勿論、彼らの多くが欧州トップリーグに所属し、
 そうした魅力値の基盤が格段に高かったことも事実なのだが。

 デンマークのホームでの開催となったユーロ予選。
 前回対戦で、退場者を出した不利な状況にも
 地元・スペインを慌てさせた光景が目に焼きついている。
 各国に散らばった猛者が代表戦となれば“集戦”する様は、
 猛者が揃う程に組織的な試合内容が困難となる。
 個人的な力では抜きんでたフランスやイングランドが
 予選で芳しい結果を残せていないことからも
 いかに“組織的”へと自己犠牲できるかが
 チームの躍進に繋がるといっても過言ではないだろう。

 同じように勝利と敗戦を繰り返したスペインにとっても
 個から組織への転換は急務だった。
 そこには個人での打開が限界に達したことを意味するものであり
 アジアカップの敗戦によって方針を転換せざるをえなかった
 日本代表が目標とする“個の打開”を優先する考えの
 対極がそこには存在するのである。
 
 一過性な個人の突破から、
 パスワーク重視の展開へ…

 この日、スペインが魅せた
 ダイレクトパスが次々に決まる組織的なプレーは
 存分にデンマークディフェンスを混乱させ
 ゴールという最良の結果ももたらしたのである。
 存外、中盤を翻弄するパスワークも悪くないよ、と。

 日本代表のストロングポイントでもある部分を
 披露しての勝利が意味するものは…

 “熟成”も悪くないかも…
 ねぇ、オシムさん-。 

横浜FC降格もフロント全員続投(日刊スポーツ) - goo ニュース

今日も消えない長居の“文字”の理由(その2)

2007年10月18日 23時07分57秒 | サッカー(日本代表)

 不思議な光景である。
 “OSAKA”の文字は確かに浮かび上がっている。
 しかし、スタンド上部やサイドスタンドといった部分は
 座席の色も識別できない程の観客密度である。
 主席となるメインスタンドも同じような集客ぶりだ。
 同じような現象は、8月に行われた世界陸上でも見られた。
 安価なスタンド最上部とともに、
 1席20万円もするようなメインスタンド中央部分が
 飛ぶように売れているのである。
 単純に座席の価格構成だけにもよるのだが
 ここにも最上位層と最下位層がもっとも売れるような
 購入格差が存在するのかもしれない。

 試合は見たい-。だけど懐が…

 自分を含め、
 高額なチケットが観戦者の足を鈍らせていることも
 確かに埋まらないスタンドの大きな理由かもしれない。
 だが、本当に観戦を渇望させられるようなカードには
 “女房を質に入れて”でも見たい筈だ。
 そうなると、原因は試合を提供する側に
 問題があるということになる。
 魅力のある試合内容の充実も勿論重要だが、
 見ている側に強いパッションを与えるような試合。
 そんなピッチから迸る情熱が
 観客を熱くさせ、集客力を増強させるのかもしれない。
 
 
日本、つたなさ露呈=サッカー五輪予選 (時事通信) - goo ニュース

五輪代表の乖離する“プラン”と“結果”

2007年10月18日 11時56分43秒 | サッカー(日本代表)

 思った程の眠りの悪さも無かった。
 深夜に行われた自国の代表戦敗戦を受け、
 こりゃ朝まで眠りにつけないかと心配しながら懸念は
 ベットに入るまでであった。
 高ぶる気持ちのままに“瞬眠”してしまった強心臓に
 自分でも感心してしまう。

 五輪代表に対するゲーム内容や戦術については
 常に批判が日常化している。
 この敗戦により、そうした“不安論者”が
 それみたことかと口に筆に、そしてキーボードにと
 激辛論評を呈することは確実な状況だ。
 
 長く続いたアジア予選を制し、北京五輪本戦へと進出することが
 五輪代表としての重要プランであることは言うまでもない。
 いくら“内容勝ち”をしたところで勝利という結果が伴わなければ
 それは自らの気持ちを宥める行為でしかない。
 極端に言えば、
 彼ら五輪代表は見ている者の心を爽快にさせるような
 プレーを披露せずともグループ1位という結果が伴えば
 十分なミッションコンプリートなのである。

 しかし、目指すべきプランと結果(途中経過だが)が
 乖離した今、代表にかかわる全てのスタッフにとって
 批判を受け入れる時なのかもしれない。
 
 と、考えながらも、
 本戦出場への黄色信号が
 未だ“皮を被ったまま”の五輪戦士達にとっての
 変身へのトリガーとなることを期待してしまうのだ。

日本、つたなさ露呈=サッカー五輪予選 (時事通信) - goo ニュース

今日も消えない長居の“文字”の理由(その1)

2007年10月17日 23時13分28秒 | サッカー(日本代表)

 [文字]長居スタジアムのバックスタンドに浮かぶ“OSAKA”の文字。
     集客状況のレベルメーターのようだが…
     ※写真は世界陸上時のを使用


 真夏のアジアカップ敗退をうけ、
 最近、特に多くなった日本代表の試合内容についての罵詈雑言も
 この日ばかりはトーンダウンかもしれない。
 元・所属選手が庭のように駆けていたピッチで2得点で躍動する。
 ダメ押し点もまた、元・所属選手によるものであった。
 縁の深い選手が活躍するとなると、
 スタンドもさぞ盛り上がるだろう…
 と、テレビ画面で目を凝らすとそこには忌まわしき赤い文字だ。
 
 2002年ワールドカップ開催で新設されたスタジアムの多くでは
 バックスタンドやサイドスタンド付近の座席一部に
 開催地の地名が記されることは珍しいことではない。
 ここ大阪・長居でも、バックスタンド中央にアルファベットによる
 “座席文字・OSAKA”が浮かび上がる。
 
 このスタジアムを本拠地とするセレッソは勿論、
 この夏に行われた世界陸上でも問題となった
 “文字の出現状況”だが、
 競技の人気や魅力に密接な関係がありそうだ、と考えるには
 些か早計のような気がするのだ。


オシムJ、エジプトに快勝…大久保の2発など4得点(読売新聞) - goo ニュース

“ターンオーバー論争”を抑圧する“薬”とは

2007年10月09日 23時00分13秒 | サッカー(その他)

 川崎フロンターレの“ACL上位論”から端を発した論争は
 Jリーグを重要視かカップ戦を軽視か、という部分まで
 協会トップを巻き込んだものとなっている。

 監督が選手の体力温存のために採用した“ターンオーバー”が
 あろうことか不発に終わったことも
 この“重要視”論争に油を注いでいるといってもいいい。
 しかし、選手の体力と勝利を天秤にかけ、
 普段、出場機会に恵まれない選手を“慰める”意味も
 多少込められたであろう戦術は、
 贅沢な資金を費やす欧州のビッグクラブにとっても
 成功裡に終わることは至難である。
 そもそも、同等の戦力を保持したまま
 均等に選手を扱うことが可能か、と考えることのほうが
 馬鹿げているのであって、
 血気盛んな一軍半の選手を宥める意味である、と発言された方が
 余程、見る側にとっては納得がいくというものだ。

 要は、
 ターンオーバーの“陰”となるサブメンバー起用論争が
 サポーターにとって納得ができる方法論か、ということだけが
 この問題の沈静剤ということになる。

 故に…
 先日の天皇杯で、揃って敗れたJ2上位陣にとって
 勝利が必要最低条件となることに他ならない。
 プロとしての責任問題を含めて…。

川淵キャプテン認めた「カップ戦よりJ」(日刊スポーツ) - goo ニュース

リーガ・エスパニョーラに向けた“微妙”な期待感

2007年10月06日 23時47分26秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 放映の権利元との交渉が難航していることで
 ビッククラブの生中継が基本線であったカードから微妙が見られる。
 もちろん、スーパーなプレーの数々は
 スターを集めたチームによって出会う確率は高い。
 だが、決してビッククラブには演出できない
 プロビンチア特有の“野暮ったさ”や選手へに対する視線の温かさは
 ビックカード以外で見られる確率が高いのかもしれない。
 そして、今日は…
 交渉が拗れて、再び通好みなカードも…と期待しながら
 今節のカードに目を移す。
 
 ビッククラブの試合は大きな魅力だ。
 されど…
 今夜の予期せぬトラブルは…

セルティック、乱入男性を永久観戦禁止に=スコットランド・サッカー (時事通信) - goo ニュース

見えた世界の先にある“見えない力”~デビスカップ2007(2007年9月23日)その4

2007年10月04日 22時56分50秒 | テニス

 [写真]ワールドグループへの“差”は実感したに違いない。
     次回への戦いはこの瞬間から始まっているのかもしれない。


 その“瞬間”、ビクトル・ハネスクはコートに仰向けに倒れながら
 両手を天井高く突き上げた。
 勝利の瞬間、彼が見せた行動は歓喜、というよりは
 むしろ安堵、といった気持ちが強かったように感じた。
 ポテンシャルで鈴木貴男と添田豪を圧倒しながら、
 あわや敗退がちらつく状態に追い詰められても
 決して崩れることがなかった精神力は、
 勝利への理由となったひとつかもしれない。

 しかし、
 勝利への天秤が、日本そしてルーマニアのどちらに傾くか微妙な状況で
 ターニングポイントとなるべき事柄といえば、
 「国家を代表する誇り」の強さが上げられる。
 アウェーゲームとはいえ、国家を代表する負けられない事情が
 ルーマニア側が強かったような気がしてならないのである。
 もちろん、敗戦後に見せた添田豪の涙が語るように
 日本代表にとっても日も丸への思いは負けていなかった筈だ。
 それでも、審判の判定が不利となろうが
 試合の流れが日本に傾きようが、
 ただ自国の勝利を目指すことのみを追求したことが
 ルーマニアの大逆転劇に繋がったような気がしてならないのだ。

 そこには、
 日本人が知りえない“力”が加わっているのかもしれない。
 海外を転戦し、切磋琢磨する人間がチームメイトとして
 国を代表する戦いを繰り広げる。
 思えば、サッカーのルーマニア代表も
 イタリアやイングランドといった海外リーグに所属する選手によって
 構成される。
 普段は“国”を感じることが少ない人間が
 ひとつの勝利への想いを集約させる。
 事情が事情だけに、その想いの強さや形を
 明確に説明できないことも事実である。
 
 しかし、今回の戦いの勝敗を分けたのは
 “見えない国家への想い”の強さが
 ルーマニア側が勝っていたことのような気がするのだ。

 少数ながら集まったルーマニア人サポーターと
 輪になって歓喜の雄たけびを上げるコートの対面で
 日本代表の選手、そしてスタッフが
 雪辱の想いを誓っていた。

セルティック快勝の起点に俊輔、ACミラン破る…欧州CL(読売新聞) - goo ニュース

見えた世界の先にある“見えない力”~デビスカップ2007(2007年9月23日)その3

2007年10月03日 21時26分46秒 | テニス

 アドリアン・ムトゥ、クリスティアン・キヴ…
 少し前ではアドリアン・イリエやダン・ペトレスクといった選手も。
 そして、忘れてはならぬ「東欧のマラドーナ」こと英雄・ゲオルゲ・ハジ。
 これらは全てルーマニアを代表するサッカー選手である。
 サンチャゴ・ベルナベウで見た晩年の東欧のマラドーナは
 CLの舞台でも輝きを放っていた…
 あれから7年-。
 
 ルーマニアに関する情報を自分で引き出そうにも、
 溢れ出てくるのは蹴球情報のみであった。
 この日のシングルスは、
 アンドレイ・パベルとビクトル・ハネスクである。
 ランキング形式で実力を測るテニス界において
 それぞれ90位と151位というのは、
 対する日本の鈴木貴男と添田豪にとっては完全なる格上への挑戦だ。
 ホーム・アドバンテージを最大限に利用して、
 勝利のために得られるものを全て得ることが
 日本の勝利のためには必要だった。
 微妙な判定も含めて…
 
 鈴木貴男は苛ついていた。
 自らが自信を持って見送ったボールが“インボール”と判定され、
 改心のサーブが“アウト”と判定される。
 アドバンテージとなる筈の日本側が用意した“日本人ジャッジ”が
 こともあろうか自分を追い込むことになろうとは…
 序盤の2セットを先取した勢いは次第に失われていく。

 逆にアンドレイ・パベルは冷静だった。
 思わぬ判定は鈴木貴男と同様で、気持ちを制御する機能を
 次第に蝕んでいくと思われた。
 圧倒的不利な状況にもかかわらず、
 ポイントを積み重ねていく。
 試合中盤、鈴木貴男の足に痙攣のアクシデントも
 アンドレイ・パベルの追い上げに“力”を与えたのかもしれない。
 たが、彼を勝利に導いたのは
 紛れもない“一つの想い”があったからに他ならない。
 試合終了後の彼の表情を見れば…
 

女子ダブルス、杉山・森田組は1回戦敗退…AIGオープン(読売新聞) - goo ニュース