goo blog サービス終了のお知らせ 

CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

なぜ、“代表とJは別物”なのか。(その2)

2011年02月06日 22時43分55秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 2日に2011年Jリーグの日程が発表された。個人的にはシーズンチケットの購入も済んだことで、開幕を待つばかりである。チームにとっても、今季はJ以外にもACLという未知の戦いがある。改めて、コンディション調整を含めたチームマネジメントを問われるシーズンであることは間違いない。J2で攻撃的な戦術に磨きをかけ、J1昇格で守備の整備を第1の問題として取り組んだ2010年のセレッソ。アジアでの戦いを手に入れたことが、過酷な環境での戦いによる疲弊に繋がり、結果として戦力の維持に失敗しているチームも少なくない。劇的な好結果を残した後の“怖さ”は、セレッソにとっても他人事ではないだろう。かつてJ2降格を経験した歴史をひもとくまでもなく、である。

 さて、なぜ、“代表とJは別物”なのか……。オリンピックというビッグイベントに熱狂する国民性が存在することで説明がつく話なのかもしれない。日の丸をかけて戦う姿は、何物にも代え難い興奮と落胆を日本人として共有できるという意味では、代表戦に分があるのは間違いない。Jを追いかけ続ける者の「範囲」が狭くなることは、代表との比較となると超えられない問題でもある。狭い領域に対して、「チーム愛」を全面的に表現するサポーターの姿こそが、逆にサッカー好きというライト層を遠ざける要因にもなっている。声をあげなければ、Jは観戦できないのか、という誤解。そんなことは、決して、無い。熱狂的なサポーターならずとも、観戦はOKである。観戦が多い者にとってのまさかの誤解は、ライト層が代表戦でテレビ画面に映る日の丸サポーターから受ける行動からくるものだろう。そして、Jの観戦が、いきなり特定のチームへの肩入れをするようで何か踏み出せないという思いである。そして……。何だか、批判的な内容になり、まとまりがつかなくなってきた。

 代表戦も楽しい。でも、Jだって負けはいない-。

 相互の発展に明確な答えがあるならば、という思いである。 

サッカー=マジョルカ移籍の家長、途中出場でスペインデビュー(トムソンロイター) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年12月4日)その3

2010年12月07日 22時04分57秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 レヴィー・クルピ監督にとって、今季の集大成というべき采配。後半開始に投入された山口螢である。広州アジア大会の優勝メンバーでもある山口を最終戦に起用する-。サポーターへの顔見世とも思われた傭兵は、実に興味深いものであった。ACL出場の権利がかかった重要な一戦での出場は、指揮官にとっても大いなる賭であったかもしれない。ナビスコ杯や出場停止といった有事以外で、固定メンバーを崩してまで山口を信頼した。
 磐田戦で後半開始直後に喫した2失点は、ボランチを家長から山口へと配置転換したことだけが理由とはならない。選手の受け渡しや位置取りが不味かったのに加え、いささか“固い”感覚に思えた精神状態が不具合を生んだと言える。バイタルエリアでは激しく身体を寄せ、攻撃では縦に鋭いボールを供給し続けた内容は及第点以上だった。
 結果論ではあるが、ターンオーバー制をも必要となる来期を見据えたものだった気がする。ACLをたぐり寄せる一戦は、同時にACLを戦い抜くための予行演習である、と。

サッカー=UEFAがモウリーニョ監督への処分を軽減(トムソンロイター) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年12月4日)その2

2010年12月06日 21時49分02秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 辛抱強い選手起用、そして攻撃指向への転換-。レヴィー・クルピ監督にとっては、簡単に采配できるシーズンではなかったに違いない。守備の安定を最優先に考えた開幕当初と、ゴールラッシュで終戦。シンクロしない2つの試合内容は、指揮官がJ1での戦いに微調整を加えたからだろう。3バックが機能しないと見るや、即座に4バックで安定を求めたのもながめても、今シーズンの戦いが守備ありきであったことが窺える。ただ、悩みの種は守備だけに留まらない。

 “シンジ抜き”のセレッソをマネジメントする-。

 香川真司の移籍はクラブの既定路線だった。開幕からゴールを量産し、不可欠であったチームのクラッキを手放すダメージは計り知れない。清武弘嗣を香川真司と同じポジションに起用することで窮状を乗り切る。自分を含めた多くの人間が、攻撃の偏差値が低下することを想像した。無理もあるまい。京都戦でのロスタイム劇弾をはじめ、チームを救ったエースが不在なのだから。だが、ネガティブな想像は見事に覆されることになる。香川真司と乾貴士のコンビプレー以上の極上のハーモニーをもって、である。清武弘嗣のフリーランニングがアクセントとなるショート・ダイレクトパスによる突破は、それまでドリブル主体の攻撃とは異なる迫力であった。バランス感覚に優れた家長昭博を加えた3シャドーが、相手チームにとって脅威だったのには理由があった。プレスをかいくぐるテクニックと素早いパス。3シャドーが互いの特徴を最大限に発揮することで、攻守のバランスは保たれる。前戦からの守備に加え、ピンチとなるやディフェンスラインに吸収される位置まで相手を追いかける。つまり、指揮官の要求は、攻撃への自由度と守備の厳格さであった。

楢崎、GKで初のMVP=ベストイレブンにも名古屋勢5人―Jリーグ表彰式(時事通信) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年12月4日)その1

2010年12月05日 22時44分54秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 ACL出場権を得る-。J1で多くのセカンドグループに位置するチームにとって、目指すべき目標であることは間違いない。トップを狙うまでの戦力は有することはなくとも、ACL出場権を得られる3位以内という現実的な目標を設定する。高望みという巨大なアドバルーンを上昇させることで、不安定な戦いを強いられることを避ける意味でもあるのだろう。しかし、J2上がりのチームが目標設定として掲げる意味は少しばかり微妙だ。勢いは間違いないとしても、誤った路線選択は、再び下位リーグへの降格という行き先にもなりかねない。セレッソにとってのACL出場権を奪う目標は、危険行為と背中合わせであったような気がする。実際、開幕から躓いたことで、アジアでの戦いは絵空事として脇に追いやられていた。ただ、指揮官は着地点は不変であった。

 移籍組の起用で結果の出ない新布陣を辛抱強く見守り、吉報を待つ-。

 批判は承知、の起用もあったかもしれない。あるいは、チーム内での起用に関する不協和音も存在したかもしれない。ただ、そうした問題事を含めたマネジメントに怠りがなかったことが、リーグ最終盤で夢目標に手が届く順位をもたらした。実行すべき準備は、全て行った。セレッソに安定をもたらす中盤の要であるマルチネスは、運命の一戦に間に合わなかった。エースの欠場という有事も、もしかしたらレヴィー・クルピ監督にとっての想定内であったような気がしてならない。

22年カタール大会 酷暑対策で開催時期変更も(スポーツニッポン) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年12月4日)プロローグ

2010年12月04日 00時25分59秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 これだから、素人の予想はアテにならない。話はJ1開幕前にさかのぼる。圧倒的な攻撃力でJ2を駆けあがったセレッソの順位を“中の下”ぐらいと考えていた。攻撃的な姿勢は評価するものの、守備の安定無くして戦国J1を生き抜くことは不可能だからである。いくら新戦力を加えたからといっても、キャンプ始動がどん尻ではクルピ戦術を叩き込むにも時間が足りない。3月未勝利という戦いを眺めた時点で、予想を下方修正する必要も感じた位であった。それが、である。指揮官が幾度も発信していた様子見の10戦を過ぎる頃になると、“落ちない-”ことも見えてくる。今やドルトムントの新星以上の活躍を見せる香川真司を欠いても流れは変わらなかった。夏場の急上昇からACL出場権を奪える位置まで辿り着く。初戦の大宮戦後に感じた降格への恐怖は、アジアへの希望と変化した。優勝争いの中で、幾多のどんでん返しを喰らったセレッソが、最後尾から捲りを決めようとしている。

ドルトムント香川が欧州L初ゴール 3-0で勝利に貢献(夕刊フジ) - goo ニュース

熱狂、ふたたび。

2010年12月02日 22時12分37秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 2022年と聞けば、随分と遠い未来の話のような気がしてならない。いくら年齢を重ねることによる体内時計の狂いで1年の経過を早めたとしても、12年後の世界なんて安易に想像できる人間なんて多くないはずだ。W杯開催地の決定が迫っている。あと1時間強で、いや、まさに現時刻にも開催国決定に向けた運命の選択が続けられている。2002年に世界中から熱狂的な風を集めたような日韓大会から8年が経過した。熱は冷めきらないうちに、である。サッカー界に限らず、日本が上昇気流に乗るためにも-。

W杯招致、全9候補地の「最終提案」終わる(読売新聞) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年11月28日)その2

2010年12月01日 23時48分17秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 得点を生み出すことに難儀していた時期が嘘のようなゴールラッシュであった。ゴール前を固める相手に、ロングシュートで対抗し、サイドのディフェンスが薄いとなると数的優位を作るべくディフェンスがオーバーラップで仕掛ける。湘南戦で奪ったゴールパターンはバラエティに富んだ内容だった。では、なぜセレッソはゴール欠乏症から脱することができたのだろうか。効果的なポイントは複数だろう。守備に奔走するあまり、攻撃にかける人数があまりにも足りない状況は改善されつつある。最も得点を生み出す要因となった部分は、サイド攻撃をより重視することで、フィニッシュへのタメが充分に取れるようになったからだろう。相手は1トップ+3シャドーの長所を消すべく、中盤に厳しいプレスを敷く。そうした状況をサイドのスペースを有効に使うことによって打破する戦略は的中した、と言えるのかもしれない。ディフェンスを特定の選手に絞らせないことで、アジアへと続く光を見つけたセレッソの戦いは最終章だ。

C大阪が大久保獲得へ 最終節後オファー(日刊スポーツ) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年11月28日)その1

2010年11月30日 23時10分29秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 ミッドウィークの戦いが続く連戦という日程-。思えば、セレッソの躍進はハードスケジュールの恩恵であったかもしれない。W杯の中断明けで試合消化がきつい状態となった中、一気にリーグテーブルの上位に顔を覗かせたセレッソ。あるいは、酷暑となった今夏の気候も後押ししたのだろうか。1トップ+3シャドーが細かい動きで攻撃を組み立てる展開に食らいつくあまり、相手がガス欠を起こす構図である。多くのチームが悲鳴を上げる中で、瑞々しくピッチを泳ぎ回るセレッソ。大阪ダービーまで黒星無縁となったのには理由があった。

本田、オフに帰国へ!ア杯に向け自主トレ(サンケイスポーツ) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年11月6日)その3

2010年11月09日 23時08分48秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 得点となりそうなチャンスは、確かに多い。だが、チャンスが複数存在しているからといって、得点が多数生まれることもない。互いが攻撃姿勢を貫いた時こそ、チャンスは多く生まれるものだと思う。そこには、攻守の均衡が崩れた場合に訪れるであろう失敗が絡んでいる。もう少しで相手の拠点を制圧できそうな時間帯にこそ、危うい場面だと言える。後半のほとんどを制圧した清水が、あと一歩で先制点を奪えそうな時間帯。セレッソにとっての得点機会は偶然ではなかったような気がする。小松塁のディフェンスの裏を取る動きに加え、家長昭博からの美しいスルーパスという得点への組み立ては完璧だった。しかし、清水の守備ラインが高く保っていなかったら、小松塁が駆け抜けた広大な領域は存在しなかっただろう。結果的にリスクの代償を払うこととなった清水。しかし、得点を生み出せないでいるセレッソにとっても、何かヒントになるような戦いであったような気がしてならない。守備の安定が、来期のACL出場権を維持する力となっていることは疑いのない事実だ。しかし、より多くの勝ち点を積み上げることが最終目標への到達条件だとしたら、リスクを冒す場面も必要ではないだろうか。それこそ、サイドからのクロスに、ボランチをも前戦に侵入して飛び込むことも含めて-。

ザッケローニ監督、若き日本を評価=サッカー日本代表(時事通信) - goo ニュース

セレッソ大阪観戦記録、“落ちない-。”(2010年11月6日)その2

2010年11月08日 21時42分26秒 | サッカー(セレッソ大阪2010)

 見た目には、“普段のスタイル”と変化は無い。1トップの後ろに攻撃的な3人が位置する。アドリアーノを出場停止で欠く中で小松塁が収まった以外は、である。ただ、微調整はあった。勿論、清水線に起用された1トップである小松塁の特徴を生かしてのものでる。比較的ディフェンスの裏を狙う傾向が強いアドリアーノに比べ、ポストの動き多く実行する小松塁。ここに、マルチネスからの縦パスが収まるまでの時間的な攻撃の猶予が生まれた。3シャドーが前を向ける、という時間的な猶予である。わずか数秒、いやそれ以下かもしれない部分で、乾貴士のスピードは生き、清武弘嗣にはボールを受けるべき余裕が生まれ、家長昭博にはファンタジスタの能力を発揮する視野が確保されたのである。前半、中盤からの小刻みなダイレクトプレーで清水ディフェンスを翻弄したのには、指揮官が小松塁を起用した意図が隠されていたのかもしれない。夏場に連勝を重ねてた好調時、怪我から復帰したアドリアーノの運動量が極端に落ちていた時期と重なるのには理由があった。3シャドーを生かすポイントは、何よりも1トップの動きの質であるということを-。

日本、中国戦前半1-0とリード アジア大会のサッカー男子(共同通信) - goo ニュース