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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

気になる、方針無視後の行方。

2011年02月09日 23時16分03秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 成功した時は万歳、しかし、失敗した時の代償は決して小さくない。チームの方針に逆らってまで断行した場合は尚更である。勝敗を決してしまったばかりか、指揮官の職までも不安定なものにしてしまったのだから。大物野球評論家の意見を借りれば、「喝っ!」だけでは済まない行為となる。でも、考えてしまう。もし、ジエゴの果敢な、いや大胆な指示無視が成功という結果に終わったならば、と。積極的な行動に賞賛、なんて考える者もいるかもしれない。いや、前述の野球評論家が言いそうなことではないが、チームの和を乱した責任は重いと捉えて厳罰となるのか。ウォルフスブルクの決断も興味があるが、是非、誰の隣にもいるであろう結果重視の上司の意見も聞いてみたい。

サッカー=リトバルスキー監督、指示無視のジエゴを出場停止処分(トムソンロイター) - goo ニュース

セビージャが思い出させてくれた、香川真司の記憶-。

2010年12月17日 00時01分39秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 随分と長い間、待たされた。先週末から続く体調不良で、会社内での行動以上のエネルギーを使えない状況だった。吐き気を感じてはトイレへと動き、猛烈な便意を感じてはトイレへと急ぐ。加えて、微熱という放っておけない体調では、パソコンの起動なんて生きるための順位はケツから数えた方が……などと便所絡みの話題はこれくらいにする。
 待たされたのは、自信の体調回復だけではなかった。4月初旬にマンション外壁工事のアンテナ撤去以来の「回復」である。bjのファイナルをはじめ、ワールドカップから広州アジア大会にいたるスポーツイベントのテレビ観戦を制限された。スカパー!と各種衛星放送を止められることが、どれくらい歯がゆかったことだろうか。約8ヶ月間の苦しみからの解放である。平日に時間を割いてまでも「この日」を待っていたのである。
 セビージャ-ドルトムント。欧州リーグ注目の一戦は、観戦復活にも相応しいだろう。ドルトムントの話は、ここで改めて書く程のことでもないだろう。得点へのこだわりを見せ続ける香川真司をYouTube以外で眺めるのは大いなる喜びだ。そして、セビージャである。ヘスース・ナバス、そしてディエゴ・カペルやペロッティ。サイドを中心にドリブルで攻撃を組み立てるスタイルは、どこか4-4-2の左サイドを主戦場としていた頃の「以前の香川真司」の姿とかぶる。欧州の地で大活躍を見せる現在と、長居スタジアムで「上」を目指したいた頃と-。

クラブW杯、決勝戦は西村氏ら日本人審判団(読売新聞) - goo ニュース

“プエルタの悲劇”、再び-。

2009年08月09日 23時00分13秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 一体、何が起きたというのだ-。
 ネットでのニュース報道を眺めながら考えてしまった。
 つい数分前に、リバプールとの親善試合映像を見終えたばかりである。
 4バックで構成される最終ラインを統率する姿は、
 急死報道の1週間前の出来事だった筈である。
 セビージャのプエルタ死亡から2年、
 心肺機能のメディカルチェックは進められていたと聞く。
 しかし、悲劇は再び起こった。
 選手の健康管理と“悲劇”の因果関係は今の時点では不明だ。
 突発的な事故だったのか、
 それとも選手の持病に起因するものなのか-。
 

エスパニョール主将が急死=スペイン・サッカー(時事通信) - goo ニュース

マドリーを再建する“恐怖政治”

2009年08月01日 01時23分02秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 いよいよ欧州各国でのリーグが始まる。
 タイトル奪取を目論み、「ギャラクティコ」を再び作り上げた
 レアルマドリーが再注目なのは言うまでもないだろう。
 それでも、長いリーグ戦である。
 絶頂期や谷底記はどのチームにとっても避けて通れない。
 巨額な移籍金を費やしたマドリーにとって
 費用対効果となるタイトルは奪えることができるのだろうか。
 いささか猜疑的な見方をする人間が多いのは、
 過去の過ちを繰り返すのか?といった疑問からだろう。
 ビッグネームばかりの集団が抜群に機能するのは
 監督の手腕によるところが大きい。
 技術論や戦術といった面よりも、
 人間掌握術が最も重要なのは、
 いらぬ争いによって、チームを崩壊させるような火種を
 作らせないためでもある。
 かつて、ビジャレアルを率いた際、
 アルゼンチンの王様であるフアン・ロマン・リケルメを
 規律に反するとして買い殺したマヌエル・ペジェグリーニである。
 “恐怖政治”をもちらつかせながら、
 ギャラクティコをてなづける姿が想像できそうだ。
 億万長者たちが規律を持ってプレーする-。
 ちょっと意外な光景かもしれないが……

英国随一のサッカー名将、サー・ボビー死去(読売新聞) - goo ニュース

阪神4連勝で4位浮上、巨人は内海誤算(読売新聞) - goo ニュース

補強によってマドリーは強くなるのか?

2009年06月28日 00時28分31秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 強くあるためならば、金に糸目はつけない。
 ギャラクティコの再現となる布陣が予想されるレアル・マドリーにとって
 バルセロナに奪われたリーグタイトルと、ヨーロッパ制覇は
 目標と言うよりも義務に近いミッションとなった。
 経営状況や他チームの補強の兼ね合いなどお構い無しの補強は、
 興ざめな雰囲気さえも漂ってしまう。
 ただ、だからこそ対戦相手が燃える理由にもなる。
 高額となった補強から得られた結果が、
 散々なものとなったなら、サポーターならずとも
 費用対効果を疑問視する話題が出ることは間違いない。
 そんなマドリーの“コケっぷり”を期待してしまう程の
 圧倒的な補強であることは間違いない。

レアル、ロナルド獲得を正式発表=スペイン・サッカー(時事通信) - goo ニュース

ロナウジーニョの不満を加速させた潮流

2008年07月17日 22時04分46秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 欧州選手権が終わって半月が経過した。
 これまで代表中心だったウエイトが、自然とクラブへと動く。
 待遇や起用法に不満を持つ者は、新天地への道を探る。
 人の流れが大きなうねりとなって、
 クラブ自体のカラーまでも変化させる勢いだ。
 そんな中、CL、そしてリーガの奪取に失敗したバルセロナが
 近年のクラブの顔であったロナウジーニョを放出し、
 アーセナルからスピード豊かなユーティリティプレーヤーを獲得した。
 前線ならサイドも中央もこなすフレブを得たことで
 “幻想”を失っても余りある戦力強化なのかもしれない。
 もっとも、ファンタジーな部分は
 若き新たなチームの顔となるアルゼンチン人が十分に補うはずだ。
 汗をかき続けることが、勝ち続けることへの道となっていた所に、
 ユーロで走り続けたスペインやロシアの成功例が後押しする。
 勝つことに対し、
 奇をてらった動きは、もはや不要であることの証明が
 ブラジル人の不満を加速させた、と
 考えることができないだろうか。
  

サッカー=バルセロナ、ベラルーシ代表MFフレブを獲得(ロイター) - goo ニュース

安田理五輪レギュラー獲りに自信/J1(日刊スポーツ) - goo ニュース

セビージャ、“世界一を目指すチーム”が取り戻したプライド

2008年02月26日 23時02分27秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 イスタンブールのCLでの敗戦に、セビージャのデル・ニド会長の激怒していた。
 決めるべき場面に決められなければ、敗戦を受け入れることになる。
 ピッチコンディションが悪かったことも影響していただろう。
 しかし、自らのチームがトルコまで出向いた結果が
 最悪に終わったことで、土曜日の試合への“入り方”は
 決まったのかもしれない。会長の怒りによって……

 ミッドウィークにCLを戦うチームにとって、
 出場した選手となれば疲労度が無いはずがない。
 水曜日から中2日。
 マノロ・ヒメネスは、
 「世界一を目指すチームに休息は不要」と言わんばかりに
 スタメンにベストな面々を揃えた。
 その中に、劣悪なピッチコンディションを理由に
 スタメンを外されたディエゴ・カペルの姿もあった。
 イスタンブールでの指揮官の選択が、この日も繰り返されたならば、
 ディエゴ・カペルは再びベンチで試合状況を見つめる結果と
 なったかもしれない。
 サラゴサ戦の直前まで降り続いた雨は、
 ピッチ中央を水没させる程の豪雨だったからだ。
 縦へと展開されるパスの度に、
 激しく水飛沫をあげる状況が、
 この日のサンチェス・ピスファンのコンディションを物語る。
 ゴールラッシュとなった試合展開で、
 ヒメネス監督が歓喜の雄叫びをあげるシーンが
 何度も画面に映し出される。
 『どうだ!』と自信に満ちた表情は、
 イスタンブールでの悪夢を振り払い、
 そしてCLを勝ち抜くためのプライドを取り戻す
 戦いとなったに違いない。 
 

レアル喜んでいる間に決勝弾献上(スポーツニッポン) - goo ニュース

ヘタフェ、荒れた試合を観きった“おまけ”

2007年12月17日 23時42分55秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 帰宅とほぼ同時に、週末に行われた試合を
 早回しを入れながら眺めてみた。
 特に、先週からはクラブW杯が加わっていたのだから
 各チームの異なる“色”も見たということになる。
 そんな中、試合内容に甲乙はつけたくないのだが、
 アトレティコ-ヘタフェ戦は
 何とも興味深い一戦となった。
 ビッグクラブからやむなく手放された
 生きの良い若手が所属するヘタフェ。
 長短織り交ぜてのパス交換から、統一された戦術は
 個人技主体と思われがちなリーガにおいても
 十分に組織の力を照明してくれる。
 退場者を出す荒れた展開となった試合でも
 存分に楽しめたのは、
 そんな熟成された戦術だったからに他ならない。

 退場者を出すことによって、
 試合のテンポが急激に変化することに
 普段は“早送り”を決めこむことが多い方だが、
 滅多にお目にかかれないようなロスタイム7分(!)を含め
 何とも“おまけ”を貰ったような試合となった。
 

ポンテが初のMVP Jリーグ年間表彰(共同通信) - goo ニュース

ACミランが証明した“番狂わせの無い夜”

2007年12月16日 22時37分20秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 度肝を抜かれた、という感じではない。
 初めてミランの試合を観戦した感想である。

 ただ、ピッチ内にちりばめられた布石が
 相手ディフェンスを混乱させ、
 著しく組織化された攻撃から得点を奪う。
 ACミランの攻撃を前に、
 フィオレンティーナのディフェンスが“幼く”見えてしまうのは
 それだけ彼らが成熟した戦術を有していたからに他ならない。
 決してスーパーで幻想的でファンタスティックな
 試合運びではないが、破綻する様が想像できない完璧さは
 溜息だけの90分であった。
 
 そして、横浜での彼らの戦いも然り-。
 世界一のクラブの勝因に、ファンタジスタの存在は不要である。
 普段からチーム内に浸透している戦術さえ全うしさえすれば
 結果は間違いなく残せる。
 アンチェロッティ監督の指導力から引き出された
 戦術に対する確固たる信念-。

 番狂わせのない夜は、
 こうして生まれた。

ACミラン、クラブW杯初制覇 4-2で南米王者退ける(共同通信) - goo ニュース

リーガ・エスパニョーラに向けた“微妙”な期待感

2007年10月06日 23時47分26秒 | サッカー(ヨーロッパ)

 放映の権利元との交渉が難航していることで
 ビッククラブの生中継が基本線であったカードから微妙が見られる。
 もちろん、スーパーなプレーの数々は
 スターを集めたチームによって出会う確率は高い。
 だが、決してビッククラブには演出できない
 プロビンチア特有の“野暮ったさ”や選手へに対する視線の温かさは
 ビックカード以外で見られる確率が高いのかもしれない。
 そして、今日は…
 交渉が拗れて、再び通好みなカードも…と期待しながら
 今節のカードに目を移す。
 
 ビッククラブの試合は大きな魅力だ。
 されど…
 今夜の予期せぬトラブルは…

セルティック、乱入男性を永久観戦禁止に=スコットランド・サッカー (時事通信) - goo ニュース