[写真]阪神タイガースの応援風景に何とも違和感を感じているは自分だけか?
最近、長居では“お決まりの行動”となっているアウェイ席へ。
“アナログ”という定義には合致しているか思わないが、
応援風景にも、非科学的な根拠のない些か精神論的な
内容が見え隠れする。
阪神タイガースはチームとしては“嫌い”ではない。
いや、寧ろ好感の持てるチームとして見ている。
完璧さの欠けた“ダメ虎”時代は、さらにその思いが強かった。
ただ、応援風景が何と言っても馴染めないのだ。
今季、選手の応援歌の前に盛んに発せられる
“男を上げろ…”コールもその一つである。
彼らはプロである。
数多い選手の中で、
スタメンを勝ち取った選ばれし“男の中の男”である。
語弊があるかもしれないが、応援している人間よりは
想像を絶する節制や自己管理を行っている人種であることは間違いない。
“男を上げる”ことは、好結果を出す、という意味と同義となるわけだが
3割の成功が良しとされる野球というスポーツで
そうも男を上げる結果を残せないのも事実だ。
「何も解っちゃいねえ…」
選手の声が聞こえてきそうである。
そういった怒りのパワーを根元とした内容が
どうも“男を上げる”応援に直結してるとは思えないのである。
翻って、サッカーという競技ではあるが
コンサドーレ札幌の応援には、聞いていてグッとくるのだ。
“札幌の誇り。”
応援という行動の前に、
リスペクトする要素が含まれるこの光景には
選手ならずとも目が潤んできてしまった。
ここまで言われれば力が湧かないわけはない。
選手を“煽る”阪神タイガース。
選手を“鼓舞する”コンサドーレ札幌。
より現代にマッチするのは、
後者だと感じるのは僕だけなのだろうか。
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