2年前、CL準決勝でACミランは
ヒディング率いるPSVに
「あわや敗戦」というところまで追い込まれた。
同じ時刻、シチリア島東部の町、
メッシーナの中心部から離れたとあるピッツェリアでは…
「ミランの勝敗なぞ気にならん!」と
真剣に画面を見つめる東洋人を溜息をつきながら嘲る。
我がマチ、メッシーナに関与しないカルチョは
観るのも無意味と言わんばかりの態度だ。
ただ、画面内で躍動する東洋人、パク・チソンに比べ
失点に呆然とする「同胞」も多少、気になっては
いたようではあったが…。
基本的なことではあるが、
いかに国を代表するクラブチームが
国際試合を行っている状況を前にしても
他の「マチ」の勝敗は、全く他人事である。
そう、他人事である。
日本シリーズは、
名古屋と札幌という「政令指定都市」対決だ。
両都市でのテレビの視聴率が好調らしい。
逆に、東京や大阪を見ると…
極めて純粋な結果である筈の視聴結果が、
ニュースのトピックなるこの不自然さ。
最もらしい内容を見る度に
スポーツ文化の成熟具合が知れるようだ。
何だか、無性に寂しい…
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