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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

スペクタクルか?それとも結果か?

2006年12月12日 23時45分42秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 勝利至上主義-。
 己の生活全てをサポートすることに捧げる者にとっては
 勝利とは最重要項目になりうるものかもしれない。
 ただ、観戦だけの傍観者になると
 その試合でのスペクタクルさを求めたくなるのは
 満足度を満たす要件が
 勝利以外のものにあるからに他ならない。
 
 世界一か-。
 満足度か-。

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トップレベルの選手につきもの…

2006年11月20日 22時24分11秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 無事、これ名馬の条件とはよく言ったものだ。
 良好な『結果』を残すことが求められる運動選手にとって、
 その場に出られないことは、
 戦わずしての敗北を意味する。
 勿論、出場するだけの美学も
 アナクロと言える代物なのかもしれない。
 しかし、出てナンボ、の世界であるのも事実だ。
 トップレベルの選手程、
 不慮の事故に遭遇する可能性は高まる。
 常に相手選手の標的となりうる人間にとって、
 不可避とも考えられる。
 どんなに注意深いコンディション調整という
 万全な過程を経たとしても、だ。
 
 
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身近になったスペインに思う。

2006年11月16日 21時36分52秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 試合会場で生観戦すること以上の醍醐味は存在しない。
 ただ、会社員と「兼業」している身にとって
 易々と、チケット代を払って足を運ぶことが
 可能かと問われれば、勿論Noである。
 テレビという、媒体の世話になる機会も
 自ずと多くなるというものだ。

 海外リーグの視聴を天秤に…

 今どきではあるが、
 BSが映らない(!)マンションに住む人間にとって
 長くスカパー!に世話になっていたせいか、
 スペインに関する映像や知識は
 「有名な3チーム(バルサ・マドリー・バレンシア)」へ
 極端に偏っていた。
 これも、WOWOWが同国リーグの放映権を
 独占していたことが理由なのだが、
 来月からは、幾分、「解消」されそうである。
 スカパー!でWOWOWが視聴出来るとのこと。
 BSが映らない(!)人間にとって朗報である。

 ユーロや大きな大会毎に、
 いやリーグの年度が変わるたびに
 放送局契約の変更という
 無駄な作業が解消されるのだ。

 しかし、
 それは同時に
 各国リーグの視聴を選択するという
 新たな作業も必要になる。
 好ましき改善点ではあるが、
 会社員と「兼業」している身にとって
 『全選択』できない懐事情も手伝って…

 何だか、
 嬉しいような…
 悲しくなるような…
 そんな気分である。 
 

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スポーツドラマは「作られる」べきなのか3

2006年11月11日 00時28分49秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 アーセナルという強豪に対し、
 劇的勝利という「ドラマ」を演出したのは
 勿論、ウエストハムの選手でありスタッフであり
 そして指揮官のアラン・パーデューであった。
 ただ、この練り上げられたドラマには
 観客という極めてオーソドックスな共演者が
 存在したことも見逃せない。
 
 アップトン・パーク-。

 ロンドン中心部から「チューブ」と呼ばれる地下鉄で
 西部へ向けて約30分。
 駅前から続く住宅街の中に突然現れる巨大施設。
 イングランドのスタジアムの多くが、
 この「住」と完全にマッチしているような雰囲気は
 このスタジアムも例外ではない。
 近年、スタンド改修されたことによって
 座席が増設されたとはいえ、
 巨大とはいえないそのサイズが
 何とも暖かみが伝わってくるようだ。

 1年前-。
 フィレンツェでの留学時のルームメイトは
 この「ハマーズ(ウエストハムの愛称)」の熱狂的な
 サポーターであった。
 ジョー・コールやリオ・ファーディナンド。
 イングランドを代表する若きプレイヤーは
 皆、このチームを巣立っていったんだ、と
 パスタを茹でながら、
 身振り手振りで熱く語った。
 数年前に改修前のアップトン・パークで
 観戦したことがある、と応えると
 やはり話が解るヤツだと
 話は数十年前の往年選手まで遡ることとなった。
 グラスに豪快に注がれ続けたワインは
 みるみるうちに目盛りを減らした。
 
 アップトン・パークのサポーターは
 選手を絶対に見捨てたりしない-。

 プレミアリーグからの降格や
 相次ぐスター選手の他チームへの流出にも
 彼れらはピッチに声援を送り続けた。

 何かが起こりそうな雰囲気を
 常に作り出すんだ-。

 ルームメイトのアランが語ったその一言こそ
 ドラマを作り出した脇役に
 「観客」が欠かせなかったことに
 他ならない。
 

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スポーツドラマは「作られる」べきなのか2

2006年11月09日 21時44分00秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 話は火曜日に書いた内容まで遡る。
 ウェストハム対アーセナル-。
 プレミアリーグ下位に低迷するチームと、
 ミッドウィークには欧州各地を転々とする
 強豪チームの対戦だ。
 戦力を見比べれば、結果は自ずと予想できる。
 アルセーヌ・ヴェンゲルが見せる
 心理戦にも対処が必要である。
 ピッチ上と、ピッチ外と-。

 指揮官のアラン・パーデューは考えた。
 前半は耐える必要がある。
 予想通り、ノースロンドンの強豪チームに
 一方的な攻撃により試合を支配される。
 中盤はトマシュ・ロシツキーに弄ばれるも、
 最後の局面では懸命に身体を張り続けた。
 この時が来るまで…

 後半18分。
 試合巧者のリー・ボウヤーを下げ、
 スキャンダラスな伊達男(ここではこの位にしておくが…)の
 テディ・シェリンガムを投入する。
 アラン・パーデューの目論見通り、
 徐々にではあるが、アーセナルゴールを
 脅かす機会が増えた。
 特に、リー・ボウヤーと共に
 度々左サイドから突破を見せたポール・コンチェスキーからの
 クロスボールが「あわや」の場面を演出する。
 テディ・シェリンガムの「位置取り」も
 得点の臭いを感じぬにはいられない。
 
 そして、「この時が」訪れる。
 試合終了直前のマーロン・ヘアウッドの
 クロスへの泥臭い飛び込みで
 遂に均衡を破るのであった。
 
 沸き上がる、アップトン・パーク。
 試合終了直後にアルセーヌ・ヴェンゲルに対し、
 握手、いや目線さえ合わせなかった行為こそが
 アラン・パーデューの充実感を物語る。

 どうだ、と言わんばかりに…
 
 終盤のドラマは、
 一人の名指揮官による采配で企画・演出され
 そして実行されたのである。
  
 

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「良いサッカー」が抱える勝てない『矛盾』

2006年11月07日 22時49分18秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 アルセーヌ・ヴェンゲルは、
 試合中から苛立ちを隠そうとはしなかった。
 テレビカメラを前にして、
 時にはわざと『神経戦』とも取られるような
 仕掛けた表情を残すこともあるフランス人監督だが、
 この日に見せた怒りの矛先は、
 度重なるバックチャージを反則と認めない主審よりも
 寧ろ、自チーム(アーセナル)に対する
 行き場のない憤りが形となったものだろう。

 CLから続く、ゴール欠乏症は
 一向に回復の兆しを見せない。
 ティエリ・アンリのポストプレーは健在だった。
 ロビン・ファン・ペルシーは、
 相変わらず自らの持ち場である左サイドで鋭い動きを見せた。
 チェコ人のトマシュ・ロシツキーは、
 中盤からの前線へ、的確な「散らし」で
 攻撃のアクセントつけた。
 アレクサンドル・フレブの拘束ドリブルは、
 ウエストハムのディフェンスを
 何度も混乱させた。
 セスク・ファブレガスは…

 アーセナルの攻撃に関わる選手について
 寸評を述べるとこんなものである。
 
 悪くはない…。
 
 ただ、それだけ、である。
 「こねすぎ」との思われるような
 ペナルティエリア周辺で展開されるダイレクトプレーは
 得点の臭いを感じぬにはいられない。
 だが、そこまで、である。
 一番ゴールが近かったと思われるシーンが
 コロ・ハビブ・トゥレの放ったミドルシュートだったことが
 この日のアーセナルの「矛盾」を象徴しているようだ。
 エマニュエル・アデバヨルを投入し、
 「力業」を試みるものの、
 結果は好転しなかった。

 悪くはない、のだ。

 ゴールという明解な結果が表れない現状に
 指揮官の焦りにも似た怒りが
 現状のアーセナルが抱える「矛盾」が
 見え隠れしているような気がしてならない。
 

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『夏時間』の終わりが会社生活に及ぼす被害

2006年11月05日 22時20分51秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 ヨーロッパ中央時刻に
 観戦スケジュールを合わせる生活。
 それは、日本に住んでいるといえども
 「夏時間」を意識せざるをえない。
 特に、10月最終週からの「通常時差」への変更は
 時差8時間への移行であり、
 睡眠時間の減少を意味する。
 ライブ観戦した場合の試合終了時刻が
 日越えをする時差。
 月曜日には少なからず影響を与えている
 人々も少なくない筈であるのだが…。
 
 おお。
 アーセナル戦は、
 開始時刻が22時半(日本時間)か。
 これなら、職場生活における被害は
 最小限度で済むかもしれない。
  

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カルチョは何処へ進むのか

2006年10月30日 21時37分39秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 「このまま」では済まないのが、
 カルチョの奥深さと言えるのかもしれない。
 裁定によって得をした者、
 そしてそうでない者-。
 前者が、ユーベやラツィオであれば、
 後者はフィオレンティーナなのかもしれない。
 このままでは終われない。
 そもそも、この問題の着地点とは何処だったのか。
 ここ数年、カルチョを牛耳る存在と言われた
 ユーベにはセリエB降格を命じる。
 俺が悪いと言われるのならば、おまえこそ、といった
 終わりのない「足取り合戦」が、今日も続く。
 
 全て、嘘でした。
 寧ろ不正なことも無かった-。
 そんな不毛な結末が、
 現実味を帯びてきたような気がする。
 

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ミランの訴えは実らず ラツィオに大きな成果=訂正(共同通信) - goo ニュース

ベッカムの不遇は、進歩的な始まりか?

2006年10月29日 23時47分44秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 現時点に於いて、如何に重要な地位を占め、
 物事を円滑に進めるためには
 必要不可欠であったとしよう。
 数年後にも、同様の地位や部位を
 確立している者がいるとしたら、
 その者が活躍している場所は、
 余程、進歩が見られないような
 手のつけられない石器的で神聖な場所か。
 それとも、その者が進歩的な行動を実行したかの
 二つである。
 それ程、同じ場所に留まって
 進歩的な行動は困難を極める。
 
 ディビット・ベッカム-。

 マンチェスター・ユナイテッドで
 長期間君臨するファーガソンの元、
 ライアン・ギグス、ネビル兄弟らと
 「ベイブス」と呼ばれた彼らと共に
 欧州CL制覇を成し遂げた。
 バルセロナ、カンプノウでの歓喜の中、
 その至福の時間が、
 よもや、師との決裂を生み
 マドリードへの移籍へと進むカウントダウンと
 なっていたことは、
 如何に優秀な占い師であっても
 絵空事と一蹴されていたことだろう。

 そのディビット・ベッカムが-。

 マドリードで不要の烙印を受け、
 窓際へと追いやられている姿を見るにつけ
 栄光が永遠に続かない事に対する無念さと
 儚さにも似た気持ちにさせるのだ。 

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カルチョの国らしい「妥当な結末」

2006年10月28日 12時20分14秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 極めてイタリアらしい結末となった。
 八百長疑惑暴露に始まったこの問題は、
 元凶とされるユーベのセリエB降格や
 関わりのあったチームの勝ち点剥奪、
 CL出場権の剥奪、といった
 厳罰をもってなされた筈であった。

 だが…

 多くの凶悪事件や窃盗事件が
 恩赦という形で放免される機会が多いこの国では
 「そうですか」と素直に処罰を受け入れることは
 関西人にとっての「品物をまける」感覚に
 極めて近いのかもしれない。
 文字通り、タダでは済まないのである。

 セリエBで好調に勝ち点を稼ぐユーベ。
 そして、普段見慣れないビックネームの大名行列に
 地方都市のスタジアムは、
 軒並み観客増の傾向だ。

 晒される期間は1年…
 その辺りが妥当だろう。
 それがイタリア的な「感覚」なのである。 


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