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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

マドリーがそこには無い。悲しさ…

2007年01月28日 21時36分50秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 やってしまった-。
 試合録画の内、数回はやってしまう。
 あるべき物が、あるべき場所に存在しない。
 テープに映る目的外の映像は、
 まるでテレビの前に対峙する人間をあざ笑うかのようだ。
 日本時間の早朝開始となるリーガ・エスパニョーラ。
 当然、生観戦は最初から諦めている。
 CSチャンネルを録画の場合は
 目的の場所へ固定する必要がある。
 スカパー!WOWOW330ch。
 あー。再放送に賭けるか。
 そして、『華麗なる一族』でも観るか。 

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躍動するベテランはチームを救えるか?

2007年01月24日 20時18分49秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 「ベテラン年」の幕開けかもしれない。
 2年目のJ2を戦う東京Vは、名波浩をはじめ
 代表クラスのベテランを加入させた。
 不惑を迎えるカズも元気である。
 いずれも、チームの命運を彼らに「預けた」形である。
 若手の台頭もここでは別の話、である。
 確かに、1年間続く厳しい戦いに
 体力的な不安要素は拭えない。
 ただ、最近見られるような
 勝利へと導くために必要な
 試合を読み切る力を重宝する動きは
 ベテランの魅力を一段階高めた気さえする。
 
 あとは、結果が伴えば…
 アルゼンチン代表にサネッティを招集した
 バシーレ監督も同じ気持ちかもしれない。 

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「不調なトンネル」を抜けるのは、バルサ?マドリー?

2007年01月22日 23時43分41秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 チームが苦しい状況に、
 勝利という結果を残せるのと残せないのとでは、
 精神的にも相当な違いがあるだろう。
 マドリーとバルセロナ。
 そして、首位のセビージャを含め、
 上位陣のもたつきはリーガの混戦を生む。
 本調子とは程遠い上位陣たちである。
 前節、サラゴサの攻撃を凌ぎ、
 脱銀河系の船出から、新たなユニットを構築しつつあるマドリー。
 対して、エスパニョールに守備陣を崩壊されたバルサ。
 ピッチ外の諸問題を多いに賑わすマドリーは
 雑然が多いにも関わらず、今節も結果を残した。
 マジョルカのマキシ・ロペスにずたずたに切り裂かれた
 ディフェンスは、前半を凌げたことが
 レジェスのセットプレーの得点という
 「好結果」を呼び込んだ。
 ファン・ニステルローイのポストプレーと
 ロビーニョの突破、それにイグアインの安定感。
 それぞれ、個々に光るものは見せてはいるものの、
 今ひとつフィットしていない。
 逆に、それが2月からの「欧州戦線」に向けた
 課題でもあり、伸びしろでもあるというところだろう。
 
 それにしても…
 ロナウジーニョのボール保持率低下は、
 バルサに対する警告が鳴り響いているような
 気がしてならない。
 勿論、リーガ最下位のヒムナスティックが
 中盤の守備を整備していたことは事実だ。
 だが、周囲を「囲まれる」ことを楽しんでいるかの如く、
 創造的なパスを軽快に捌いていた姿は
 この日は無かった。
 ファウルも辞さない厳しいチェックに苛つく表情が
 何度も画面に映されるたびに、
 警告音量が増大するかのようだ。
 とはいえ、3得点で快勝した結果は、
 バルサに、安堵感という好影響を与えることは
 間違いなさそうである。
 
 不安定な戦いながら、
 結果を残すマドリーとバルサ。
 不調というトンネルからの突破口を
 いち早く見つけたチームが、
 混戦を制しそうである。

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終焉した『ギャラクティコ』が向かう先は3

2007年01月18日 21時35分04秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 攻守に順調だった前半。
 そして自陣に釘付けとなった後半。
 どちらが、本当のマドリーの姿なのだろうか。
 答えは明確だ。その両方である。
 後半も半ば。中盤のプレスが効果的ではないと判断したカペッロは
 運動量が極端に落ちたレジェスに代わり、
 デ・ラ・レッドを投入する。
 そのデ・ラ・レッドの見せ場は、
 交代直後にいきなりやってきた。
 同点を狙って前がかりとなっていたサラゴサをDFを
 あざ笑うかのように切り裂いた縦パスは、
 「暖気運転」の最中のデ・ラ・レッドへと渡る。
 ゴールキーパーとの直接対決も
 ファーストタッチとなったシュートは正面に飛んだ。
 悪くはなかった…
 カペッロの采配も。そして、デ・ラ・レッドの位置取りも。
 だが、守勢の状況で幸運を掴み損ねることは
 勝敗を占うまでもなく不吉な気配を漂わせる。
 ダレッサンドロ、アイマールの個人技が
 マドリーディフェンスを疲弊させる。
 ロビーニョの突破に対するケアを確実にこなすサラゴサ。
 攻撃はファン・ニステルローイへの
 イチかバチかの縦パスに限定された。
 思えば、この場面で「堪えた」ことが、
 残りのシーズンへのステップとなるかもしれない。
 まさに、崖上か崖下かのタイトロープを渡る状況。
 体力が低下した後半、攻撃が単調になった課題は残る。
 マドリーが誇る『ギャラクティコ』は終わった。
 しかし、過去のプライドを捨て
 そして、マドリーの誇りと言うべき強い気持ちが
 未完成なチームを踏みとどまらせた。

 ただ…
 この日の姿が象徴する。
 終焉した『ギャラクティコ』が向かう先は
 決して平坦では無いことを。

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終焉した『ギャラクティコ』が向かう先は2

2007年01月17日 21時04分35秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 ここは、マドリードか?と思うような展開だ。
 ファン・ニステルロイら前線の選手が、
 忠実にチェイシングする姿やアップテンポな展開は
 プレミアリーグのイメージを抱かずにはいられない。
 加えて、今季、『高速パスサッカー』を標榜とするサラゴサの
 ダイレクトプレーに触発されてか、
 数試合前の「亡霊」達とは見違えるような繋ぎを見せる。
 そんなハイスピードな試合内容は、
 マドリーのシンボルであり、精神的支柱のラウルが
 負傷退場したことで、一層拍車がかかった。
 交代出場のロビーニョが、ドリブルにより左サイドを切り裂くことで
 攻撃のアクセントが数倍、増した。
 前半終了間際の得点は、テンポある攻撃が
 実を結んだ結果といえるだろう。
 
 だが、攻撃だけでは
 サッカーというスポーツが成立しない。
  

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終焉した『ギャラクティコ』が向かう先は1

2007年01月15日 23時27分02秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 『銀河系』の近辺が、最近騒がしい。
 運命を共にする筈のベッカムは、
 シーズン半ば早々に「ミッション」を終えることが決まった。
 同様にロナウドも続くものと見られる。
 加えて、ここ数試合のもたつきは、
 血の気が多い怒れるマドリスタに、火を注いだ形となった。
 もう後がない-。監督のカペッロが打った策は明快だ。
 長らく「ギャラクティコ」に彩りを加えたメンバーを刷新し
 若手に切り替える。
 勝利を重視する宿命がつきまとう名門にとって、
 育成を同時進行させることは、
 現場、そしてマドリスタにとっても
 ある程度、目をつぶる必要があるだろう。
 でも、時は待ってくれないのである。
 ベストなメンバーを組めない場合は、
 勝利に対するメンタリティーで
 相手をどれだけ上回ることができるか-。
 この一点なのである。
 

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ルール違いの『明』と『暗』4

2007年01月14日 20時55分30秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 
 [写真]bjリーグの独自ルールが、バスケットボールの持つ魅力を
     さらに深めた好例といえる。     
 

 国や場所、そしてリーグや組織によって
 同じスポーツでも違うルール。
 名と暗-。不利か有利か、というような
 ルールを用いるスポーツの本質的な問題は、
 同じ環境で勝負している状況からも
 解らない、というのが本当だろう。
 但し、そのスポーツ本来が持つ魅力を
 破壊することのないルール改正こそが
 本当の『明』の部分のような気がしてならない。
 

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インテルナシオナルが美しかった理由。

2006年12月18日 22時50分49秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 『魅力』的な『生活』が送られれば、
 人生、それで言うこと無し、の筈である。
 勿論、人によって魅力的な定義も違うだろうし、
 生活さえ出来ればと、「衣住」を蔑ろにする人も
 存在するだろう。
 
 魅力的なバルセロナ-。
 生活をかけたインテルナシオナル-。

 必死さが勝利を呼び込んだとは
 イビチャ・オシムのコメントである。
 必死さ。即ち、勝利をより多く欲するその姿は、
 ピッチ上で魅力的なプレーを披露し続ける
 スター軍団よりも美しい場面もあるのだ。
 オシムの言葉に反論するのなら、
 魅力的だったのは、
 インテルナシオナルだった、と。


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魅惑的から現実的へ。バルセロナの転換はあるか?

2006年12月14日 22時00分56秒 | サッカー(ヨーロッパ)
 近年のサッカー界における外国語の襲来は、
 この男の登場によって完成なのかもしれない。
 『ボランチ』とともにテクニカルな選手を現す
 『ファンタジスタ』は言葉通り
 観ている者を幻惑し、そして魅了する。
 欧州の中でも、比較的にゆったりとした日程を
 組んでいるスペインの中といえ、
 ミッドウィークのCLや、国内のカップ戦と続く戦いは
 選手に肉体的にも精神的にも疲労を蓄積させる。
 ましてや、日本への長旅となれば…
 
 クリスマス休暇前の最後のムチ、といえば
 選手にも力が入るといったところだろうか。
 決勝進出という、最低限の結果を得たバルセロナ。
 加えて、クラブアメリカが
 強烈なプレッシャーを仕掛けなかったことも手伝って
 クリーンで魅力的な攻撃が披露できた。

 夢の戦いは、
 シビアに勝利を追求する南米勢との
 現実的な戦いへと続く-。
 

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