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積丹半島日本の渚100選島武意海岸観光貸切チャータータクシーです。

2022-06-20 04:55:07 | 積丹町
積丹半島 日本の渚100選島武意海岸観光貸切チャータータクシーです。


積丹町の海一部が道内唯一の海中公園に指定されておりますが、美しい島武意海岸は第二号の指定地で、その絶景を望むのに必見の場所がこの島武意トンネルを抜けた所です。

神秘的な海の色、天然の名工が刻んだ岩の芸術、海の底まで見えるほど入り江の水は青く澄み渡り、夏ともなりますとひんやりとしたトンネルをくぐり、未知の世界を冒険する様なスリル味わう事が出来ます。

この島武意海岸は明治18年(1885年)に齊藤彦三郎という人がニシン漁に「魚網」という漁網を発明して鰊場を経営していたところです。

明治28年にシマムイ漁場の斜面を登り、苦心して私財をなげうって開削したのが延長30mの程の「島武意トンネル」です。それ以来、鰊をモッコ入れて背負いながら急な坂道を上りトンネルを通行してこちら南側の干場に運びました。

元々積丹岬の北に位置する島武意の浜は断崖絶壁の続く険しい海岸線、その浜から陸にニシンを運ぶ為には、どうしても岬のどてっ腹を繰り抜かなくてはなりませんでした。

そんな必死の思いで作ったトンネルも、現在は観光客が島武意海岸の散策を楽しむ為に利用しています。



積丹町大字入舸町

入舸とはアイヌ語で「ニト・トマリ」「弁財湾・寄木の湾」の意味で、すなわち、船の入る所から「入舸」と命名したようです。

明治39年村制が施行され、昭和31年町村合併によって積丹町大字入舸町になるまで、入舸村役場の所在地でした。(現在町役場入舸支所)

積丹場所の漁場の1つであった入舸に、齊藤彦三郎という青森県人が入って漁業を営み、後この町で角網を生み出しました。

齊藤彦三郎の豪邸(鰊御殿)がこの町の港に面して建っておりましたが、惜しいことに取り壊されて今はありません。