長万部町、昔は交通の要衝として発展した町ですが、今では酪農と、漁業が中心となっています。ところで、「長万部」は、長・万・部と書きますが、耳で聞いても文字を読んでも、ちょっととまどう面白い地名です。この町の、シャマンペ・ヌプリという山の名が語源になっていますが、アイヌ語でシャマンペとは、魚のヒラメのことを意味します。このあたりの海岸は、ヒラメをはじめ、たくさんのカレイがとれますので、このような名前がついたものと言われております。また、長万部の駅弁「カニめし」は、いまや全国的にも知られる名物弁当となっています。(現在、日本では370ヵ所ほどの駅で、駅弁が売られ、その種類は、およそ2800種と言われています。その中でも、ここ、長万部駅のカニめし弁当は、全国駅弁大会で常にベスト10入りしていると言う、まさに駅弁の花形です。)
















