北海道道庁旧本庁舎の池の木々も紅葉しています。長い間赤レンガの愛称で親しまれている、北海道道庁旧本庁舎です。明治21年、当時としてはモダンな建物として、人々を驚かせたそうですが、北海道の移り変わりを見つめて100年余り、今では、国の重要文化財に指定され、幕末から明治にかけての公文書や、北海道の歴史についての資料を保存する文書館として、一般に開放されております。屋根の下に描かれている赤い星は、北極星を旗印とした開拓使のマークです。まれに札幌ビールのマークだ!とおっしゃる方がありますが、それもそのはず、そもそも札幌ビールは、政府の指導によってつくられた、官営ビールが始まりでしたから、同じ星のマークを使っているのです。赤レンガのすぐ後ろが現在の庁舎です。