みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2022年佐賀旅行 - 3日目その2(肥前国庁跡)

2023-02-04 23:47:00 | 2022年佐賀旅行
目次

2022年11月5日9時
昨日は佐賀市内のうち、佐賀城周辺エリアをガッツリ回りました。
本日(最終日)は、佐賀市のそれ以外の場所をガッツリと回ります。

ですが佐賀市、電車は福岡と長崎を結ぶ路線が東西に通っているのみですし、バスも行きたい場所とを結ぶ路線がほぼありません。
つまり諦めるか自転車を借りるかタクシーを使うかの3択になります。

自転車は……行きたい場所がわりとナチュラルに佐賀駅から7kmとか10kmとか離れていたりするので地味に辛いです。
おまけに南北それぞれに行きたい場所があります。

タクシーが最適ではあるのですが……でも、お高いんでしょう?

そんな私にこれ!
SAGAつながるTAXI!


なんとタクシーが1時間1,000円という、ちょっと意味の分からないレベルの破格で利用可能になります。
若干の使用制約はあったりしますが、今回はすべてクリアするように旅程を組んでいます。


ということで9時、SAGA MADOで支払い(前払いです)を終えてから担当のドライバーさんといざ出発です。

実は午前・午後それぞれ申し込んでおりまして、午前は北側、午後は南側を回ります。
最後は最南端、空港でお別れ予定です。
タクシーだとさっきまでヒーコラ言ってた荷物を気にしなくて良いので非常にありがたいですね。


タクシーは一路北へ。
途中で建設中の競技場の横を通って、「あ! 昨夜蛇の目鮨さんの大将に聞いたやつだ!」ってなりました。

……地味に困ったのが、かなりお年を召されたドライバーさんだったので、
私の滑舌の悪さも相まって、あんまり私の発言を聞き取ってもらえませんでした。


道中、バルーンのことが話題になったのですが、
なんでも今回みたいに開催期間中に雨が降らないのは珍しいそうです。

昨日(11月4日)は午前午後ともに風のため中止となりましたが、
昔、最終日に風がある中を強行したら風で流されてバルーン同士が空中衝突、1機が墜落するという事故が発生したのだそうで。
そりゃ慎重になりますね。安全第一。


さて、9:21、到着です。


佐賀駅からかなり北上しましたが、ここにはかつての国庁がありました。
これで国庁跡の訪問は周防・陸奥についで3ヶ所目ですね。

入館無料なのが素晴らしい


受付で記帳を求められました。
チラッと手前の人の訪問日を見ましたが……全然人が来てないのがよく分かりました。

冊子もかなりしっかりしたものが置いてあって、見物するにはわりと良いのですけどね。


さて、残念ながら展示は撮影禁止でした。
雑にまとめると、以下のような感じです。

・肥前は風土記が残っている5国のうちの1国だったんですね
・展示としては、付近の遺跡からの出土品や国庁の復元ジオラマがありました
・「古代山城の世界」展ということでパネル展示もされてました
  ※本来の展示の上に重なるようにパネルを展示しているのは、いかがなものかと。。。

出口にマスコットキャラが。


と、ちょうど運転手さんがやってきました。

運転手さん「あっち(復元エリア)にもなんかあるみたいですよ」

はい、知ってます。


お礼を述べつつ向かいます。

……補修、しましょうよぅ?


さて、では国庁跡です。
基本的には生け垣で、一部だけ復元されてますね。


瓦がかなりカラフルですね。


門自体はしまってます。残念ながら横から中に入る必要があります。


そこまで色落ちしていないですね。


ちなみにこの門(南門)、当時の大きさも正確には分からないということで、法隆寺東大門などを参考にして建てたそうです。


門から南側を撮影。
かつてはこの方向に南大路が伸びて、左右にお屋敷が並んでいたことでしょう。


では築地塀の横から失礼をば。


わりと山が近いですよね。
南側(佐賀平野)がどれだけ低湿地帯だったかがうかがえます。


前殿


正殿


後殿


後殿から南門方面をパシャリ
広いような狭いような(広いんだろうけど)


さて、そろそろ撤収しましょう。
実は午前中、そんなに余裕がないのです。(というよりは、時間が読めない場所が多い)
※出発予定は9:45で、現在9:37なので巻けてはいます



続きます。


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