肝臓との戦いに向けて!

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コーヒーを飲む人は肝癌リスクが低い!

2011年01月16日 21時02分04秒 | B型肝炎のキャリアについて
(国立がんセンター予防研究部長  津金 昌一郎) 2005.4.10 日経新聞を起用させていただきました。
2月中旬、米国の学術誌に「コーヒーをたくさん飲んでいる人ほど、肝がんになりにくい」というわれわれの論文が掲載され、日米の多くのメディアにとりあげられた。
全国各地の40-69歳の男女約9万人に生活習慣についてアンケートし、コーヒーの摂取量別にその後約10年間の肝がんの発生率を比較した。疫学研究でも結果の信頼性が高いコホート研究とよばれる追跡調査である。

コーヒーをほとんど飲まない人たちに比べ、毎日1杯以上飲む人たちでは肝がんリスクが半分になった。しかも量に応じた減少傾向が明確で、1日5杯以上飲む人たちではさらにリスクが半減した。

コーヒーの肝がん予防効果は動物実験で以前からも指摘されていた。学会発表などでも今回の研究成果のほかに複数のグループが、同じような結果を報告している。コーヒーをたくさん飲んでいる人は、肝がんになりにくいということは間違いないだろう。

ただ、これまでコーヒーを飲まない人が、たくさん飲むように生活習慣を変えたとして肝がんを予防できるかどうかは現段階では保証できない。そのような摂取量の変化をとらえた上での検討が実施されたわけではないからだ。

いったいコーヒーのどの成分がどう作用するのかもよくわからない。ただ、お茶も含めた他の飲料では効果がみられなかったことを考えると、共通するカフェインではない可能性が高い。コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質の抗酸化作用が、肝臓の炎症の憎悪を押さえるという実験結果があるので、この物質が効いているのかもしれない。

日本の肝がんの9割はC型かB型肝炎の持続感染者から発生している。肝炎ウイルスに感染していない人は肝がんにはならないと考えていい。予防の第一歩は、ウイルス検査で自分が肝がんのハイリスクかどうか知ることだ。

われわれの別の研究では、コーヒー大国ブラジルのサンパウロ在住日系一世の肝がん死亡率が日本の半分以下であることもわかっている。

■適度にコーヒーを飲みましょう!!■■■
缶コーヒーでも問題ないようですし!とりあえず癌はおそろしい・・

肝炎キャリアでの最善の生活と検査・治療について

2011年01月16日 20時43分14秒 | B型肝炎のキャリアについて
肝炎キャリア者の最善の生活について

・肝炎については、現状でも過去と比べれば、めまぐるしく技術が進展してきています
 今後、肝炎を一掃するべく、新たな治療法や予防法が検討されると判断しています

・現状では、肝炎の経験者(慢性肝炎・肝硬変・肝臓癌)に不運にもなられた方の
 貴重な意見を収集し、生活状況・食事の内容・飲酒・タバコ等の意見をいただき、
 なにが問題であるか、統計的に収集することにより、次の新しい薬が誕生するのを
 まちましょう
・キャリアの10%程度が慢性肝炎になると言われていますが、実際は肝炎の型が
 あるのではないでしょうか?(一生、キャリアの方をしらないので)
・年10%とすれば、10年もたてば、ほとんどの方が発症しますし、
 
・最近では、どの医者も話がありますが、キャリアから、慢性肝炎にならず、即
  になる危険性があるといわれています
・上記理由から、最近医者にかかれば、定期的に無意味とも思える、RI検査
 エコー検査(年に数回)も実施するようにすすめられるとおもいます

・結論>みんなで、協力して肝炎絶滅の策を考えましょう