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XL184が進行肝細胞癌に有効である可能性

2011年01月11日 23時24分48秒 | B型肝炎のキャリアについて
MET、VEGFR2、RET経口阻害剤であるXL184(BMS-907351)が進行肝細胞癌(HCC)に有効である可能性が明らかとなった。
フェーズ2試験は1件までの前治療歴のあるChild-Pugh分類AのHCC患者29人が登録された。患者には毎日100mgのXL184を12週間投与し、12週時点で奏効が確認された患者は投与を継続、増悪(PD)となった患者は投与を中止することにした。解析時点で6週間以上の投薬を受けていた18人で安全性の評価、患者背景の分析を、12週以上の投薬を受けていた16人の患者でRECISTによる抗腫瘍効果の評価を行った。患者の67%にあたる12人が男性で、年齢中央値は63歳(53-83)。B型/C型肝炎由来の患者が8人、アルコール性のHCCが3人だった。9人の患者がソラフェニブを投与された経験があった。
肝細胞癌を根絶できれば!日本でも治験があるのだろうか?