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安藤、女子で唯一の4回転ジャンプ失敗。 「成功」の思い届かず・・・

2006-02-24 06:10:33 | オリンピック
夢見た五輪で4回転挑戦 失敗も女子初の安藤


 長野五輪に出場した荒川静香にあこがれ、夢見た五輪で挑んだ。女子選手でただ一人、成功している4回転サルコー。安藤は独特の弧を描くような助走に入ると、わずか1度のチャンスに懸けた。10年間のスケート人生のすべてをぶつけて、観客の記憶に残りたくて。
 女子選手で五輪初の歴史的な4回転に挑戦した。1年半ぶりに吹っ切れたように跳んだ。ギネスブックに載った大技で転倒したが、転倒の減点が大きい新採点で果敢な試み。観客からは勇気に拍手が起こった。
 昨年末の全日本選手権終了後に「呼吸が合わなかった」という「マイ・ファニー・バレンタイン」をやめた。愛知・中京大中京高入学式で聞き、好きになったイタリアのオペラの名作「蝶々夫人」に変更した。そして4回転を迷わないため、振付師のウィルソン氏と相談し、最初のジャンプにした。「これまでは最初の連続ジャンプを失敗すると迷っていた。最初にトライすれば、勢いに乗れると思って」。昨年の世界選手権では自らの意思でやめ、ホテルで泣いた悔しさを晴らすつもりで臨んだ。
 4回転に全力を注ぎ、後半はスタミナ切れで得意のジャンプで両足着氷や転倒が相次いだ。初めての五輪で苦い思いが残ったが「失敗しても成功しても五輪で4回転に挑みたかった」。
(共同通信)


村主、演技終えても涙こらえる・・・

2006-02-22 11:30:08 | オリンピック
<フィギュア>村主、演技終えても涙こらえる


 女子フィギュアスケートのショートプログラムで、最後のスピンを終えると、村主は両手を胸で組んで神に感謝を捧げるポーズを取った。思わず涙ぐみそうになったが、「今回は楽しく五輪を過ごそうと思っているので、涙をなくしたい」という思いからこらえた。
 フラメンコ調のギター曲に乗り、苦手のジャンプを無難にこなしていく。スパイラルでは丁寧なエッジワークや後ろ向きのY字などを披露し、観客にアピール。得意のスピンでスピードがなく、やや盛り上がりに欠けた部分もあったが、自己ベスト(62.02点)に迫る61.75点を出した。
 それでも「(昨年12月の)全日本選手権よりだいぶ良くなったが、細かいミスがないわけではない」と満足はしていない。
 オーバーワークがたたり、昨年9月に右股(こ)関節を痛めて出遅れた。詰めきれない部分があったらしく、「けがが響いている」と悔やんだ。
 5位だった前回五輪と比べて「今回は観客席がリンクに近く、お客さんの空気や呼吸を身近に感じる」という。「お客さんに奉仕する」が持論だけに、観客の存在は最大のエネルギー。メダルはまだ、十分に狙える。【来住哲司】 (毎日新聞)


安藤美姫、重圧を脱した安堵感に・・・

2006-02-22 11:15:51 | オリンピック
<フィギュア>安藤、重圧を脱した安堵感に


 女子フィギュアスケートのショートプログラムで、吹っ切れたような笑顔の安藤が引き揚げてきた。演技自体は会心の出来から程遠かったが、重圧を脱した安堵(あんど)感に包まれていた。
 冒頭の3―3回転の連続ジャンプは回転不足のうえに着氷が乱れ、後ろ向きのスパイラルではフェンスに左手がぶつかった。「連続ジャンプは二つ目がいつも以上に流れすぎた。スパイラルは3秒間(の姿勢保持)を意識したら、いつも以上にスピードが出ていてぶつかってしまった」。城田憲子監督は「初出場の緊張で、スケートが滑っていなかった」と顔をしかめた。
 今季は連戦の影響もあってけが続き。昨年12月中旬には右足小指を骨折した。調子が思うように上がらず、五輪代表決定後は緊張と不安で「逃げ出したい」と毎日泣いていたという。それでも、「笑顔が見たい」というファンからの手紙やメールなどに支えられて立ち直った。
 演技後は「出来は61点くらい。でも、笑顔で滑れてエンジョイ度は182点くらい」と明るかった。メダルは絶望的。だが、安藤には世界の女子唯一の大技、4回転サルコウへの挑戦が残っている。【来住哲司】 (毎日新聞)


フィギュア女子SPは荒川3位、村主4位、安藤8位。

2006-02-22 07:45:52 | オリンピック
<フィギュア>荒川3位発進、村主は4位、安藤は8位


 トリノ五輪第12日目の21日、フィギュアスケートの女子ショートプログラムが行われ、荒川静香は迫真の演技で66.02点の3位、村主章枝は61.75点で4位、安藤美姫はジャンプミスがあり56.00点の8位につけた。イリーナ・スルツカヤ(ロシア)は66.70点の2位、サーシャ・コーエン(米国)が66.73点で1位発進した。【野口美恵】
 荒川は、最後のビールマンスピンが終わった瞬間、喜びがこらえきれず、こぼれるような笑みで天を見上げた。世界でも荒川だけの手で支えないY字スパイラル、美しいドーナツスピン、深いエッジワークで魅せるステップなど、すべての要素で圧巻。3回転フリップはステップを踏みながら飛び上がるなど、フィギュア演技の限界に迫る舞を披露した。クール・ビューティーと称される荒川も、この日ばかりは「びっくりしました」と自己ベストの高得点に興奮。「安心せずにあさって(フリー演技)につなげたい」と最高のスタートを切った。
 村主も完璧な演技と深い表現力で、観客を魅了した。序盤からスピードに乗り、3回転ー2回転の連続ジャンプもピタリ。バックのY字スパイラルなどで、高得点をマークした。リンクから上がったとたん佐藤信夫コーチを抱き合い「あー緊張したー」とほっとした様子。表彰台へ夢をつないだ。
 緊張した表情の安藤は、「3回転+3回転」の連続ジャンプが回転不足で着氷に乱れ、片手をついた。また後ろ向きに滑るスパイラルでは、壁に近寄りすぎてバランスを崩すなど、小さなミスが目立った。しかし後ろ向きに滑りながら足を両手で持ち上げる「ビールマンスパイラル」や細かいワイエッジワークなど、随所に工夫を凝らしたプログラムを披露。演技が終わった瞬間は固い表情だったが、声援が耳に入ると、ホッとしたのか笑顔がこぼれた。「フリーは悔いが残らないよう、4回転ジャンプは絶対にやりたい」と安藤。フリーに上位進出への望みを託した。 (毎日新聞)


杉森輝大の24位が最高...ファブリスが金・・・スピードスケート男子1500m

2006-02-22 00:30:07 | オリンピック
杉森の24位が最高 ファブリスが金=スピードスケート男子1500m


 トリノ五輪のスピードスケートは21日、オーバルリンゴットで男子1500mが行われ、日本勢では杉森輝大(チームディスポルテ)が1分49秒51で24位に入ったのが最高だった。この大会を最後に引退の意向を表明している今井裕介(群馬県スケート連盟)は34位、牛山貴広(エムウエーブ)は35位、中嶋敬春(日体大研究員)は38位だった。

 優勝は、地元イタリアのエンリコ・ファブリス。1分45秒97のタイムで制し、同国にスピードスケートの個人種目初の金メダルをもたらした。これで、5000mの銅、団体追い抜きの金に続いて、今大会3つ目のメダル。1000m金のシャニー・デービス(米国)が2位、5000m金のチャド・ヘドリック(米国)は3位だった。(スポーツナビ)