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『七月大歌舞伎』 7/15 夜の部

2010-07-18 15:56:16 | 演劇+新感線+歌舞伎
東劇に寄り、「蛮幽鬼」や「大江戸りびんぐでっど」のチラシを貰ってから演舞場に向かいました
すっかり周りを囲われた歌舞伎座を眺めつつ、チョウシ屋にも行きました。今回はハムカツサンドw


一、歌舞伎十八番の内 「暫」

玉三郎さんの「女暫」、つまり「暫」のパロディを先に観てしまいましたが(笑)
BSでやっていた「助六」を少し見ましたが、助六と暫って似ている台詞やしぐさがあるんですね。
いわゆる”お決まり”なんでしょうか。
お茶を持ってくる子どもが可愛くて、拍手がおきてました(笑)


二、「傾城反魂香」 土佐将監閑居の場

吉右衛門さんが素晴らしい!
吃音を持った主人公を演じていらっしゃるのですが、花道から登場してただ歩いているだけなのに、”この人、ずっと劣等感を抱いて生きてきたんだな”、”将来もどうせ出世なんて出来ないと思ってるんだろうな”というところまで想像させられてビックリ。
そしてしばらくは奥さんが喋りまくるので又平は話さないのですが、話し始めるともう目が離せない。。
気づくと、吸い込まれるようにじっと見てました…

そして、筆が離せなくなる場面が切ない!
ここの展開はスゴいな~と思いました。
そして、又平が念願の名字を得た後の調子の乗りっぷりが…かわいい(笑)
良い着物に着替えて見せびらかしてみたり♪


三、「馬盗人」

この演目は、なんと馬が大活躍!
人間が二人入っている”馬”なのですがw
その馬が踊り、六方まで踏みます(笑)
とてもほのぼのとした演目で、大道具の背景までなんだかほのぼのしたタッチ(笑)
三津五郎さんの茶目っけと、馬を演じられた方に拍手!


次の観劇は、涙季さんと一緒に赤坂ACTシアターでの「赤坂大歌舞伎」!!
隣の席のお客さんに聞いたところ、とても良かったそうで
鶴松くんと小山三さん、そして七之助の鷺娘が楽しみすぎます


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