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『吉例顔見世大歌舞伎』 11/18 夜の部

2010-11-21 18:43:25 | 演劇+新感線+歌舞伎
顔見世に行ってきました!
今回も5時間と長丁場

一、ひらかな盛衰記

後半、幸四郎さんの派手な立ち回りが迫力!
しかも刀ではなくて、櫂(オール)で戦うんですよ!


二、梅の栄

宜生くんが一人で踊るところがあり、上手~い!とびっくり。。
華やかな演目でした


三、傾城花子 忍ぶの惣太 都鳥廓白浪

久々に菊之助が見られるな~と一番楽しみにしていた演目なのですが、黙阿弥の作品ということもあり非常に面白かったです!
「三人吉三」を思わせるような女装の盗賊、そして”3人”での見得!(3,7,13などの奇数はなぜだか魅力があるんですね~)
特に赤い襦袢姿で立ち回る花子はとても舞台に映えます
本当にお嬢吉三によく似た役で(黙阿弥の趣味!?)、去年の花形歌舞伎の記憶が蘇りました
それまではまるで女性に見えた花子が、襦袢をはだけさせて片手に包丁を持つ姿はなんとも不思議な色気があるし、ちょっと危ない感じも。。
菊之助、ちょー格好良かったw
最後の食事をしながらの殺陣、おまんまの立廻りも面白いです台詞のユーモアも♪
黙阿弥の作品は”実は”が多くてちょっと笑えてしまうのですが、やはり不思議な高揚感があるのが好き!
気持ちが盛り上がってきて…新感線を観る時とは種類が少し違う、陶酔があります。


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