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Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

上海紀行・上海土産

2008年02月10日 | 中国

Nikon D100 SIGMA 105mm F2.8 MACRO

上海で買ったお土産は、2冊の写真集と骨董品屋で見つけたオメガの懐中時計。
懐中時計はもちろん本物ではないだろう。が、まあ、ポケットに忍ばせて持ち歩けばいい記念になる。
と思ったのだったが、半日で2時間も狂うというのは予想外だった。

上海紀行・看板

2008年02月08日 | 中国
Shanghai
RICOH GR DIGITAL

戦争映画の看板かと思いきや、どうやらレストランの看板か。

「もちろん、食料輸入が明日から突然途絶することはないだろう。だが、危機の予兆は世界に満ちている。」
「限りある食糧を奪い合う新たな世界に人類は足を踏み入れつつある。」
(読売新聞2月5日の記事から)

食糧をめぐってあちこちで戦争の起きる日が来ないとは限らない。


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上海紀行・逆光の路地

2008年02月03日 | 中国

Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

路地というよりは、立派な車が止まっている住宅街の生活道路。
犬を散歩させている人がいて、ペットなのか食用なのか、家の前にウサギが1羽。

「中国の大都市では犬を飼うことが禁じられている。馬、ロバ、豚、アヒル、鶏は生産財だが、犬は吠えるだけで人間の役には立ちそうもないということなのだろう。(略)それだけ生活に余裕がないのである。」
(小室直樹「資本主義中国の挑戦」より)

と、書かれたのは30年近く前。
かつて中国を旅行したときは、野良犬や、犬を飼っている人を見かけなかったのだが、今回はペットの犬をよく見かけた。この一事でも生活に余裕ができていることがわかる。


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上海紀行・家

2008年01月31日 | 中国

Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

写真と関係なく・・・

思えば昨日と一昨日は、人生で初めて、ハンドボールの試合をテレビで観戦した、記念すべき日であった。
勝負の結果と、ここに至った経緯は別にして、やはり一発勝負というのは観る側にも気合いが入っておもしろいものだ。

ハンドボールはマイナーなスポーツといわれるけれども、高校の部活ではけっこうあるような気もするし、スポーツとあまり縁のない自分も高校の体育でやったことがあるくらいだから、さほどマイナーなスポーツではないように思う。
何しろこの国では、ラクロスやクリケットや、ポロやホッケーよりもはるかにメジャーなスポーツであろう。これを機に人気スポーツになるかもしれない。

それにしてもこの状況になって、「実は私、昔ハンドボールやっていました」という人が次々出てくるのを見て、漫才師のハイヒールが「まるで隠れキリシタンみたい」とコメントしたのが妙におかしかった。


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上海紀行・上海駅にて

2008年01月30日 | 中国

Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

大勢の人でごったがえす上海駅。
旅先では、用がなくても駅を見ることにしている。できれば列車で蘇州へ行こうかと考えていたのだが、帰省客なのか何なのか、駅はとんでもない大混雑で、駅舎に入ることすら難しいような状況だったので、あきらめることにした。

写真と関係なく・・・
「ついでながら、汽車に乗って毎々不愉快を感じるのは、お客の公徳心の欠乏である。(略)なるほど、大阪人はこの点において東京人よりも慥にだらしがない。私は近頃何事にも大阪の方を贔屓にするが、こればかりは東京人に劣る。現に大阪人自身が、地方を旅行中汽車や何かで大阪の人に行き遇うと嫌な気がする、と云う。なぜなら、家族同伴で二等室に陣取りながら、廣い場席を傍若無人に占領したり、行儀の悪い格好で飲み食いしたり、無遠慮な声でしゃべったり、蜜柑の皮や折詰の残骸をそこらじゅうに散らしたり、見ず知らずの人に話しかけたり、と云った風な不作法をする種族がいると思うと、それが必ず大阪人である。外の人には分からないでも大阪人同士だと直ぐに分かる。」
(谷崎潤一郎「旅のいろいろ」より)

読んでいてちょっと笑ってしまった。大阪はやはりアジアである。



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上海紀行・黄浦江

2008年01月29日 | 中国

Shanghai
Vivitar ULTRA WIDE & SLIM

ずいぶん昔、日本を訪れた中国の要人が、瀬戸内海を見て、これは何という川か、と聞いたという話がある。
上海市内を流れる黄浦江は、けっこう大きな船が行き交っていて、日本人には海(海峡)のようにも見えるのだが、実のところは、長江の小さな小さな支流でしかない。
大陸のスケールとはつまりそういうことだ。


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