たいぴろのきままDiary

四兄弟と家事と仕事と趣味と...たいぴろ家は今日もてんやわんやです。

実父の密かな楽しみ

2019年11月23日 | ノンカテゴリ
昨日は雨だったので、いつも自転車で40分かけて高校に通学してる双子を車で送って行きました。
3日前に実家の母から「畑のミカンが沢山なったから、取りにおいでん。」と電話があったので、ついでに実家に寄りました。実家は双子の通う高校からすぐの場所にあります。

父母は兄家族と住んでいますが、日中は両親2人しかいません。来年には90歳になる父と一つ下の母、2人とも歳をとり体も色んな所が不調で、病院通いが続いていますが、まだあの世からのお誘いはなさそう。

そんな89歳の父、毎日午後四時になると自宅の周りを散歩しているそう。1時間くらい杖をついてゆっくり歩いて、自宅の前の石垣に腰掛けて休憩するのが常。丁度その頃は帰宅する高校生の自転車の大群が通る時。

父が沢山通り過ぎる高校生の顔が判別出来るわけなく、石垣に腰掛けてボーっと見ているだけだそうだけど、そんな父が
「夏ぐらいから 顔がそっくりな2人の男の子が俺を見るとニヤっと笑っていくんだ。たまには手を振ってくれる時もある。あれは誰だ?と考えたら、孫の○くん△くんじゃないかと、気がついた。」とおとぼけな話をしてくれました。

それもその子達が孫だとわかったのは、双子を見てから1つきほど経ってからだとか。判別能力が低下していますわ。

最近は双子が通るのを楽しみにしているらしく、散歩よりも石垣に座っている時間の方が多いらしい。でも双子も部活や授業後補習があったりで、毎日同じ時間に通るわけでもなく、むしろ会えない もしくは気づかない事の方が多いと思うんだけど。

でも、そんな話 父から聞くまでは全然知りませんでした。双子は何にも言わないから。
夜に双子に聞いてみたら「そだね〜、おじいちゃんがよく道の石に座っているよ。目があったら手を振たり、あいさつしてる。」と言いました。

「どうやらおじいちゃんがあんた達に会えるのを楽しみにしてるようだから、たまには実家に寄ってきて。おばあちゃんも会いたがってたよ。」と言うと「えっ!用事無いのに寄れないよ。」とドライな返事。まあ高校生ならそうだよね。

長らく公務員をしてきた父は昔からで一本気で、私や兄にカミナリを落とすことがよくあった頑固オヤジでしたが、最近はすっかり丸くなった感じがします。でも一緒に暮らす兄にしたら、今でも頑固で融通がきかないらしく、兄夫婦を困らせているらしい。まあうちの義父母も同じですが、歳を取っても性格は変わらないですね。
何はともあれ 実家、婚家両方の親がみんな元気で?90近いといのは喜ばしい事ですよね。いろいろあるけど・・苦笑。

写真が無いと寂しいので一つ。
ダンナが家電屋に行ったついでに寄ったスーパーで、長芋を買ってきました。
立派な秋田のブランド芋。いつも私が買う長芋の3倍の値段。私なら絶対買わないわ。ダンナのおこずかいで買ってきたので文句はないですが。

ありがたく昨夜とろろでいただきました。美味しかった。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする