「空気」に異議あり!

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国際機関や欧米に「正義」など存在しない

2014-09-27 | 政治の空気
慰安婦問題などでよく、

「欧米は朝日や韓国に騙されているんだ。真実を知れば分かるはず」

というような書き方をしている人を見かけますが、そういう人達はまだ
「欧米人の正義」をどこかで信用しているんだろうな、と思います。

私は「欧米人の正義」など全く信用しなくなりました。欧米人の正義というのは、要は、
「戦争で勝った、強い者がすることは何でも正義」というだけの話なのだと。

ですから、欧米主導の機関、国連や国際司法裁判所その他の機関の裁定など、
そもそも正義が行われているとは思いません。
戦勝国に都合のいい裁定をする、不公平で汚い機関ばかりでしょう。

ムスリムの人達の中にテロという行為に訴える勢力が多いのが、
ようやく理解できるようになりました。
欧米人をいくら論破しても無駄だからです。
結局戦争で勝った連中が強引に正義を主張し、負けた側は悪だと見なされるだけの話だからです。
だから暴力に訴える。

私は別に、日本人も一部のムスリムのようにテロをすべき、と言っている訳ではありません。
むしろまた勝てない戦(いくさ)をしても日本の被害を拡大させるだけです。

ただ1つだけ、日本人に分かって欲しいのは、「国際社会に正義などない」ということです。
特に国連などの機関によって日本批判がなされた場合、それによって心を痛めるのではなく、
「戦争に勝った奴等が身勝手なことを言っている」と
反発心をもって捉えられるようになることが必要だ、ということです。

そして、武力以外の、ありとあらゆる汚いことをしてでも、少しでも勝利に近づく、
という努力を、日本人はすべきだと思います。

国際社会では、「綺麗な戦い」「潔さ」など不利を呼び込むだけです。
そのことを肝に銘じ、国内とは異なる基準で国際問題に向かう姿勢を手に入れて欲しいですね。


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