「空気」に異議あり!

世の中の「空気」のいくつかを相対化していきます。初めての方は、左下の「カテゴリー」の「注意事項」をご覧ください。

麻生応援団は村山談話継承発言でジタバタせず、マスコミや山岡国対委員長に抗議すべき

2008-10-05 | 政治の空気
麻生総理にはネット上に熱烈な支持者の人達がいると思われます。
比較的麻生氏支持の筆者が、
少し麻生氏とその支持構造への疑問点を書いただけで、
普段書き込みをされない訪問者数名が反論の書き込みをされたことがあります。
そのくらい麻生氏はネット上で根強い人気があるということでしょう。

ところが麻生総理が「村山談話を継承する」と発言したことで、
ネットの一部の麻生支持者に、失望、落胆の声があるというのです。

私はこれを聞いて、「いい加減にそろそろみんな学習して欲しい」と感じました。
麻生支持者の支持よりは麻生氏に懐疑的だった私が、むしろ麻生氏に同情します。

それは、総理になるとそうした発言をしなければならない「事情」があり、
それを改革するには、いくら総理を直接批判しても無駄で、
その「事情」のベースになっているものを叩かなければ
いつまで経っても解決しない、ということです。

最も理想の高かった安倍氏も、
また最も国民の支持を得て「最強」の総理だった小泉氏さえも、
村山談話継承発言をしていたと思います。
つまりこれは、「総理の力ではどうしようもない問題」なのです。

「総理大臣にはその程度の力しかない」

ことに、そろそろ気付くべきです。
叩くべきなのは総理ではなく、総理の足を引っ張っている勢力です。


熱烈な麻生支持派の人達に申しあげたいのは、
支持するからには「徹底的」に、そして「効果的」に支持するべきだ、
ということです。
効果的に支持、とは、「麻生いじめ」に対しては
「直接」「強烈」に反発して欲しい、ということです。
筆者の言う「直接」とは、この国で一番力を持っている
「マスコミ」を直接批判するということです。

今後もマスコミは必ず、麻生氏の言葉尻を捉え、
「言葉狩り」を連発してくるでしょう。
その時、各マスコミの本社の前で、
マスコミのくだらない言葉狩りを徹底的に糾弾するデモを起こして欲しいのです。
厳しい表現を用いて、マスコミを痛烈に批判して欲しいのです。
これは総理支持のデモであり、マスコミ批判のデモです。

日本人は今までこういうデモを起こした試しがありません。
デモを起こすのはほとんどが政府批判であり、
政府支持のデモというのを見たことがありません。
「デモは権力者である政府に起こさなければ意味がない」
という人がいますが、私はそうは思いません。

なぜなら「空気」を重んじる日本では
「空気を作れるマスコミ」こそが「第一権力者」だと思うからです。
例えば学校でも、生徒会長や学級委員長よりも、
空気を作れるリーダー、人気者、いじめっ子などが
一番力を持っているのと同じです。

マスコミは、「反論されない」強い立場から
一方的に麻生総理にひどい悪口を言って当然のような顔をしていますが、
第一権力者であるマスコミも場合によっては、
同等以上のレベルの悪口を返されても当然なのです。
強い方だけが悪口を言い続けるというのは「いじめ」の構造です。


そしてもし麻生氏の発言や政策が、
国民の多数派から攻撃を受けるようなことがあれば、
今度はマスコミだけでなく、「他の国民に抗議するデモ」もやるべきです。

これも日本人はやるべきこととは思っていないようですが、
アメリカではかつて、ブッシュ支持派と反対派の「国民」同士が
激しい批判合戦をしていました。
「国民同士」の喧々諤々の議論も民主主義には必要です。
麻生総理が国民を敵に回してしまった場合は、
麻生支持者達も、国民の大多数を敵に回して抗議し、戦う心構えが
必要だと思います。

そして結果として力及ばずに麻生氏が退陣させられた場合は、
「こんな最低な国にはいたくない!」と国外退去をも匂わすような
抗議をすべきです。
前回アメリカでブッシュ大統領が再選した際、反ブッシュ派はそのように、
カナダなどへの移住をも匂わせるような徹底的な抗議をしていました。

こうした抗議をマスコミが取り上げる覚悟を決めた頃には、
マスコミはおそらくデモをしている若者達をバッシングしようとするでしょう。
そうなれば今度は「言論の自由」を主張し、さらに大きな声で抗議すべきです。
言論の自由は巨大なマスコミよりも、
弱者である一般国民により広範に認められるべきだからです。
マスコミへの批判を隠蔽し、国民への批判だけ報道することは許されません。


早速言論弾圧主義者が、麻生支持者を攻撃しているようです。
この記事によると、
http://news.livedoor.com/article/detail/3846432/
_________________________
失言ということに関して言うと、
中山氏の失言を厳しく糾弾した山岡国対委員長にも
「アイヌの血を引く蛮族」発言(2007年10月)で、
かつて陳謝、撤回した前科がある。
さらに当日の番組中でも
「麻生総理を支持する秋葉原の若者たちはナチス党員・軍国主義者」
と採られかねない不穏当発言をした。
政治家の失言という点では、
山岡議員の方が同等かそれ以上の暴言を吐いているとも言えるのである。
_____________________________

私はこの番組を見ていませんので、
山岡氏が具体的にどこまで発言したかは知りませんが、
「ナチス」という具体的な用語が出ているということは、
断定的でなかったとしても、その単語を発したのでしょう。
しかし「ナチス」という言葉を簡単に使うのは、
ヨーロッパでは許されないことです。
元々「アイヌは蛮族」のような失言をする人物らしい失言ではありますが。

一般マスコミより前に、よりによって政治家がこのような
一般国民の言論の自由への挑戦をするというのは本来、
「飛んで火に入る夏の虫」ではないでしょうか。

本来山岡氏こそ議員辞職すべきだと報道するのが、マスコミの使命なはずですし、
また発言によっては、該当する国民が山岡氏に対して
訴訟を提起してもいいような失言です。
日教組などの左翼系団体が叩かれれば過剰に反応するのに、
もっと力のない一般国民が叩かれても何も言わないこの国のマスコミは、
明らかに公平性を欠いています。


そしてこんな時に、麻生氏を批判して仲間割れしている余裕が
麻生支持者にはあるのでしょうか?
それが利敵行為であることを、そろそろ気が付くべきではないでしょうか?

数年前、そうやって保守系の国民は反日勢力と一緒になって
安倍総理を退陣に追い込み、この国の改革は失敗に終りました。

同じ過ちを何度も繰返すべきではありません。

15 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-05 16:23:47

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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Unknown (ハーグ竹島)
2008-10-09 23:13:45
さすがに私も懲りました。一々目くじらを立てる事に。
まして、安倍政権下より遥かに経済状況が悪化している中で、
(言葉は悪いですが)村山談話ごときで騒ぐほど、
今の我々は暇人ではないはずです。

麻生総理は、総理なりに対策を練り、建て直しを計ろうとしています。
もちろん、麻生総理といえど人間ですから、謝った部分や
見落としている部分はあるでしょう。そういうところを
具体的に指摘し、かつその対策を提案し、今こそ
挙国一致体制で(これを嫌がる人の、何と多い事でしょう。
高校野球とかだと大絶賛されるのに…)国難を乗り切らねばなりません。
まぁ、それが出来ない&しようとしないから民主党は
いつまで経っても信用を得られないわけですが。
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>Unknownさん (太一)
2008-10-12 15:20:46
情報ありがとうございます。
HNも書いていただけると有難いです。

>自民党政権の存続を絶対に阻止して、
>なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる

これは報道というより、「政治」を行っているということですよね。
そして現実に反自民政権が発足しましたから、
実際に権力を行使したとも言えます。

また、アメリカなどのマスコミであれば、
最初に自分達がどちらを支持しているか、
どういうBias(偏り)があるかを公にします。

日本のマスコミの問題点は、
自分達のBias(偏り)を隠して中立なフリをしようとすることですよね。
そして「誰の意見か」を曖昧にし、
「みんなそう言ってる」という同調圧力に持ち込もうとするのが、
日本の悪い癖だと思います。
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>ハーグ竹島さん (太一)
2008-10-12 15:23:42
私もよく目くじらを立てますよ(笑)。
ただ、総理大臣に対してはあまりしませんね。
目くじらを立てるのはマスコミや知識人、世の中の空気に対してですね。

というのも、総理大臣という職はあまりに「雁字搦め」で、
どういう失政をしても、それは何らかの原因があると予想されるからです。
その根元を叩かなければ、
いつまで経っても同じことの繰り返しだと思うからです。

>麻生総理といえど人間ですから、謝った部分や
>見落としている部分はあるでしょう。そういうところを
>具体的に指摘し、かつその対策を提案し、

保守だけでなく、サヨクも反対側から、
具体的に指摘し、批判してきますよね。
総理大臣は日本全体の代表ですから、サヨク側の方が強ければ
その言い分を重視せざるを得ません。

数年前の保守による安倍総理批判を見ると、どうも保守の人達は、
「日本には総理と保守国民しかいない」と思っている
かのように見えました。
サヨクによる総理への圧力がそれだけ強く、総理の力では
それに屈するしかない状態というものを、全く考慮に入れていないというか。

だから私は、総理を叩くだけでなく、
総理がそういう決断をする背景を考え、その根元を攻撃しなければならない、
と常々言っているんですね。

>今こそ
>挙国一致体制で(これを嫌がる人の、何と多い事でしょう。
>高校野球とかだと大絶賛されるのに…)国難を乗り切らねばなりません。

国のために一致することは全て軍国主義で危険だという思想を押し付ける連中が、
教育者やマスコミに多いため、国民もいつの間にか大なり小なり洗脳されていて、
その言葉を使うことに抵抗のある人は多いでしょうね。

あと私の意見としては、日本人の多くは身近な集団(会社や学校、主婦仲間など)
の空気を読むことに精一杯で、
国という大きな単位の利益を考える余裕がないように見えます。
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Unknown (和食健康)
2008-10-13 00:15:53
>それは、総理になるとそうした発言をしなければならない「事情」があり、それを改革するには、いくら総理を直接批判しても無駄で、その「事情」のベースになっているものを叩かなければいつまで経っても解決しない、ということです。

確かにその通りですね。

もし独裁国家で一番の長を叩く事で、万が一、長の考えが変わり、長の一声で物事の事態を変える事が出来るような体制(独裁だから)なら総理を叩くのも一つの手かもしれませんが、民主主義に二院制ですし色々な考え(足を引っ張ろうとする考え)をもった国会議員や官僚もいますから、なかなか本音を言う事は難しいのだと思います。

たとえ本音を言ったところで、日本の世論を一応牛耳っているマスコミの意に染まないなら、当時の連日の安倍元総理批判のように品位、品格、政治生命を下げるネタを調べ官僚や関係者から供給してもらい、辞するまでとことん攻撃しますからね。

最近では週刊誌(現代?)が麻生批判を躍起になって展開しているようで、記事ネタの真偽も怪しいところですが、別に裁判になっても構わないといった考えなんでしょう。

本当は公正中立を謳うはずのマスコミの偏向報道に騙されないよう流されないようにするしかないのですが、色々なツールから情報を見聞きする時点から、既にサブプライムのように嘘が含まれている場合があるのでそれをいかに見抜くかが大事なんだと思います。



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Unknown (ハーグ竹島)
2008-10-13 17:11:06
「目くじらを立てない(&立てる)」云々は、厳密に
いえば太一さんと同じ見解です。これは、書き方が
悪かった私の責任です (^^;

挙国一致という言葉が悪ければ「みんなで頑張って」とか、
いくらでも言葉は作れると思います。サヨク連中は造語作りがお得意なようですから(笑)。
あっ、その「みんなで」頑張る事を否定するのがサヨクのお仕事でしたっけ(更笑)。
であれば、「自分のため」でもいいのです。とにかく、
やる時にはやらなきゃならんのです。

1つ太一さんの意見と合致しないのは、

>身近な集団の空気を読むことに精一杯で、大きな単位の利益を考える余裕がない

の部分です。余裕がないのではなく、考えるのを面倒がっているように私には感じます。
無論、本当に「余裕がない」人も少なからずいるでしょうから、
太一さんの意見を全面否定するものではありません。
私もいろんなノンポリに敢えて話しかけるようにしていますが、
やっぱりどこか(論理的に)抜けているんですよね。
で、更に深く聞いていくと、形こそ違えエゴイズムが
見え隠れしているのが判ります。
そして、それは余裕のなさからではなく「どうでもいいや、面倒くせぇ」
という空気から来ているように私には感じるのです。
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>和食健康さん (太一)
2008-10-14 21:48:59
>たとえ本音を言ったところで、
>日本の世論を一応牛耳っているマスコミの意に染まないなら、
>当時の連日の安倍元総理批判のように品位、品格、政治生命を下げるネタを調べ
>官僚や関係者から供給してもらい、辞するまでとことん攻撃しますからね。

本当にそうですよね。

>記事ネタの真偽も怪しいところですが、
>別に裁判になっても構わないといった考えなんでしょう。

前に別の件である雑誌関係者に「訴えられたらどうするのか」と聞いたところ、
あまり裁判のことは気にしていないようなそぶりでした。

おそらく、裁判がニュースになれば雑誌の名前も有名になるでしょうし、
負けても日本の損害賠償は微々たる額ですから、損害は少ないんでしょう。

まして相手が総理なら、訴えてこないでしょう。
仮に訴えたら、「表現の自由の侵害だ!」などと他のマスコミの袋叩きに遭うでしょうしね。

そういう意味でも、この国ではマスコミは「ジャイアン」のような存在だと思います。
自分は散々ひどいことを言いながら、ちょっと言い返されると
「何っ?お前がそんなこと言える立場か??」みたいな居丈高な対応をしますからね。

あっ、ジャイアンはそんなマスコミほど下劣なことはしませんでしたね。
失礼しました(笑)。
返信する
>ハーグ竹島さん (太一)
2008-10-14 21:50:05
>あっ、その「みんなで」頑張る事を否定するのがサヨクのお仕事でしたっけ(更笑)。
>であれば、「自分のため」でもいいのです。

彼等は「日本の国家」に関するであれば、
「みんなで」頑張ることは全否定しますが、
自分達に都合のいい事なら「みんなで」やらせますよね。
例えば韓国に修学旅行に連れて行って、生徒「みんな」に土下座させるとか(苦笑)。
そんな時に「自分のため」に土下座しない生徒のことは認めないんでしょうね。

>それは余裕のなさからではなく「どうでもいいや、面倒くせぇ」
>という空気から来ている

そういう見方も成り立つでしょうね。
一般的に若い連中も強がりが多いですから、
そういう態度の者が多いのは確かです。

私の場合は教育社会学出身で、いじめや不登校についても研究していましたので、
どうしても多くの者が何かによって被害にあっているという仮説を採りがちです。
一見ただのエゴイズムに見えても、何かがそうさせているという。
ハーグ竹島さんよりもやや左翼的な思考回路があるということでしょう。

ただ余裕がないかどうかは別にして、
同調圧力に従わなければならない空気があるのは確かだと思います。
「KY」などという用語が流行したのはその表れでしょう。

あともう1つ、「面倒くせぇ」という空気があるのは、
日本人の中に基本的に「人任せ」な空気があるということでしょうね。
ハーグ竹島さんのように自分から動いている日本人はごく稀ですからね。
返信する
マスゴミ&国民&バカウヨはいい加減にしろ! (かず)
2008-10-24 18:32:58
始めに記させていただきますが、このコメントは今回のエントリー内容から大分ズレています。(ハーグさんのブログに投稿したコメントとほぼ同一です)

僕自身の不手際のせいでネットが2か月にも亘り使用出来ませんでした…。
その為、久しぶりにコメントを投稿させていただきます。

ネットの情報から隔離されると、残るはテレビ・新聞ラジオしか情報源が無くなり、更に僕は新聞を全く読まず(それも我が家の購読紙は、未だにマスコミ業界の王に君臨する「朝日新聞」様)、ラジオも聞かないのでので、残された情報源はテレビのみ。
この2か月間は苦痛以外のなにものでも有りません。
そんな生活だからこそ、分かったことが山ほどあります。

①マスコミは自民党を叩き潰したい!
「自民党に投票してはいけない」ということを口走ったら放送法違反になるのは分かりきっているので、安倍政権の時の様に、役人からリークされた自民党の失態や、「柳澤発言」「久間発言」の様に閣僚の発言を曲解して報じることに、『自民党=悪』という風潮を蔓延させています。
中山国交相の単一民族国家発言を曲解して報じるマスコミは、どう考えても「言葉狩り」をするファシストです。
それに、ニュースやドキュメンタリーだけでなく、バラエティやドラマでも暗に与党(自民党)のネガティブキャンペーンを展開しています。

②選挙ポスターの変化
上記のマスコミ報道や、「小泉構造改革」の悪弊の影響が現れ始めたからか、小沢大先生等が写った民主党の選挙ポスターを見かけることが、以前と比較して非常に増加しています。
また、自公連立政権である為、自民党のポスターの真横に公明党のポスターが貼られているのも度々見かけます。

③日本のマスコミはオバマを大統領に?
これは考え過ぎかも知れませんが、どうも日本のマスコミは民主党のバラク・オバマ候補にアメリカ大統領になってほしい様な報道を展開しています。
8年間に亘って共和党、それも国内の軍需産業を繁栄させ、イラクの石油利権を獲得する為にイラク戦争を開始し、更に原油価格を高騰させることにより莫大な金を稼ぎ、その上低所得者向け貸付であるサブプライムローンを組み込んだ債権を価値のあるものの様に見せ掛けて世界中に売り、一部の金持ちだけを儲けさせ、その他の世界中の人間をサブプラの信用不安に端を発した大不況に追い込んだ?、愚かなブッシュ大統領の次の大統領ですし、更にアメリカ史上初の黒人大統領誕生となれば、オバマ候補者を応援する報道は分からなくも無いですが…。
しかし、①大東亜戦争時のアメリカは民主党政権。②民主党政権時は、国内の不安要素を外に向けて解消させる為にジャパンバッシング(反日)が起き易い。③民主党のヒラリー・クリントン議員等が反日ロビイスト団体から献金を受けている等を考えると、日本を重要視している共和党のマケイン候補が大統領になってくれた方が良い様な気がします。

④反戦番組の増加?と、「平和」という言葉の形骸化
これも僕の思い過ごしかも知れませんが、世襲芸能人である関口宏が司会をされているTBSの新番組「水曜ノンフィクション」や、NHK教育で日曜の夜10時に放送されている「ETV特集」等で、「憲法9条を世界遺産に」とでも言いたいかの様な反戦特集が放送されていました。
それに、やたら「平和」という言葉をテレビ番組で耳にします。
「平和」が重要であり、何にも変えがたいものであるのは重々承知しているつもりですが、それにしたって「平和」という言葉が余りにも形骸化され、軽薄になっている気がします。
「KY」という言葉を多用する愚者が増えたことも残念です。

⑤世界の指導者不足
政界に限らず、どこの業界でも、日本に限らず、どこの国でも指導者が全くと言っていいほど存在しないのが気がかりです。
豊かになればなるほど、坂本竜馬の様な人間は出てこなくなる様に思います。
唯一、指導者らしい?と言えるのがロシアのプーチンくらいでしょうか。
ロシアを好景気に導き、自国に眠る莫大な資源を上手に外交に利用し、国民をプーチンの熱烈な支持者(ウルトラナショナリスト)にさせています。
その代わり、プーチン政権に歯向かうジャーナリストは次々と暗殺され、マスコミや、石油・ガスメジャーを国有化したり、プーチン一族の企業にし、周辺諸国に対しては軍事行動を厭わない強権的な姿勢を全く崩しませんが…。

⑥ブランドに靡く日本人
何でもかんでもブランドに靡いたり(エコバック等)、曲がったり土がついてる野菜より、奇麗な野菜を買う日本人…。
誰々が言ってたから、何処のテレビ局で報じてたからと、直ぐに情報を鵜呑みにする日本人…。
自分で自分の首を絞めていることが分からないのでしょうかね。

⑦外国人参政権・移民受け入れ問題に誰も関心なし
テレビや新聞等のマスコミでこれらの問題が報じられないので、誰も関心がありません。
たとえマスコミが外国人参政権や移民受け入れを報じたところで、デメリットを完全に排除し、メリットしか報じません。

⑧政治センスが悪過ぎる日本人
「世襲が悪い」「自民党に世襲議員が多い」と報じられれば直ぐその情報に乗せられ、他の党(特に民主党)に投票する安直さを、日本人はいい加減に直すべきです。
また、民主党に投票するにしても、民主党の支持母体は連合を始めとする労働組合であり、社会党出身の政治家や、官僚出身、特に既得権を護ることに必死な自治労や、サヨク電波教育にご執心の日教組の幹部をされていた方々が多いので、公務員改革はろくに進む筈がないと思います。

エントリーと異なるコメントを書きまくって申し訳有りません。
約2か月間ネットから離れた結果、得られた情報や、僕自身の思うことを色々書いてしまいました…。


最後になってしまいましたが…、今回のエントリー内容について。

>ところが麻生総理が「村山談話を継承する」と発言したことで、ネットの一部の麻生支持者に、失望、落胆の声があるというのです。
私はこれを聞いて、「いい加減にそろそろみんな学習して欲しい」と感じました。

太一さんに諸手を挙げて賛同します。
こんなことを言っては保守派(特に真性[反米]保守)の方々に失礼かも知れませんが、「お前らが言う村山談話なんぞ、日本国民や世界中の人間の9割以上は『どうでもいい』と思っているか、んな問題すら知らねえよ。そんなに村山談話が気になるなら街を歩いている人に村山談話のことを聞いて反応を見ろ」と言いたいですね。
返信する
訂正 (かず)
2008-10-24 19:06:56
訂正です…。

>ラジオも聞かないのでので
⇒ラジオも聞かないので

>債権
⇒債券
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