T口の琵琶湖バスつり日記

サラリーマンアングラーT口の琵琶湖バス釣り日記です。
向上心を忘れることなく琵琶湖に通っています。

そろそろですわぁ

2015-06-12 08:29:49 | 釣りのこと
ルアーにしてもタックルにしても新しいものには皆さん敏感です。

マリーナのお仲間たちのデッキにも、常に最新のルアーやタックルが並んでいますが、この辺りに関してT口はイマイチ鈍感であります。

基本的にある一定の条件を満たしていれば『ルアーなんて何でも一緒』って思っているところがあって、タックルに対しては更にその考えが強いです。

この感覚、次々と新しいアイテムを産み出さないとやっていけない釣具業界の方々からすれば迷惑な話しなんでしょうが…。

例えばアフターの時期にみんなが多用するライトテキサスに使うワームですが、自発的に弱い波動をそれなりに発してフォールし、アクションの後にウィードにちゃんと乗っかってくれそうな形状なら基本的には何でも一緒やと思っています。

我々サラリーマンアングラーの場合は、そのワームを如何に安く仕入れるかの方が重要だったりします。(^^;

プロガイドさんたちがよく使っているワームも、最近はあまり使っていなさそうなワームも、使っているとはあまり聞かないワームも、そういった一定の条件を満たしていればたいていは釣れるんだろうし、釣れないコンディションなら別の技術やノウハウを駆使しない限りどんなワームを使っても釣れないと思っています。

ジャークベイトでもクランクベイトでもポッパーであっても、「このルアーしか釣れない」なんてことは基本的にはあんまりないと思うんですわ。

周りのお仲間たちにそう考えている人があまりいなさそうなので、こんなことをベラベラしゃべるのはこれが初めてなんですが、皆さんホントのところどう考えているのかなぁ…。


いやぁー、前置きが長くなりましたが、本当に言いたいのはそんなことじゃなくて、こんなT口でもいくつか特別視しているルアーがあるんです。

そのひとつがスタッガーワイドとジグの組み合わせです。

このルアーって、真似しようと思えば他のメーカーにも出来るのかもしれませんが、少なくとも今現在はオンリーワンな存在だと思っています。

正直、ワームの耐久性と価格からサラリーマンにとってはコストパフォーマンスが良いルアーだとは言えませんが、代わりがないものだからどうしても手が伸びてしまいます。

もともとジグやヘビーテキサスのような短いキャストで撃っていくタイプの釣りは苦手で、大して面白いとも思えなかった質なんですが、このルアーと出会ってT口の中では色んな考え方が変わりました。

この時期になると同船の予約を頂く時に「もうトップ行けますかね!?」とか「今年はいつ頃からトップ行けそうですかね!?」なんてメッセージを頂きます。

皆さん、トップウォーターの釣りに対しては特別な感覚をお持ちのようで、そんなこと言ってるT口もワイドと出会うまでは同じ感覚を持っていました。
もちろん今でもトップウォーターの釣りは極めてエキサイティングで面白いと思っています。

そもそもT口の考えでは、トップウォーターとワイドの釣りは少し似ています。
釣れてくるバスが同じ状態のバスであると考えているから、つまり人間目線では全く違う釣りですが、サカナ目線だとよく似ているんじゃないかと思っているんです。

でもって、同時に2つのルアーを投げることはできませんから、結果的にワイドを投げちゃうわけなんですけど…。

クリアなコンディションで風がない、もしくは弱くて穏やかな湖面で、サカナの目線が上を向いているときに、どちらもよく釣れる気がします。

つまり両方ともシチュエーションベイトだと考えていて、ある程度環境が整わないと釣れない代わりに、環境が整えば比較的簡単にバイトを得ることができる類いのルアーだと思っています。


では、なぜトップではなくワイドを選択するのかですが…

理由1 釣れてくるサイズが比較的でかい
理由2 既述の環境下なら真っ昼間でも釣れる(もちろんローライトや朝夕に越したことはないけど)
理由3 琵琶湖バーサタイルなタックルで使える

理由1は裏を返すと必然的にバイト数はより少ないと思われがちですが、理由2のことを考えると1日を通して考えれば決してそんなことはないし、やっぱり釣れてくるサカナは大きい方がいいですよね。

更に理由2はより長い時間やれるので、釣りのリズムはつかみやすいと思いますし、環境が整えば釣りの開始時間が遅いトーナメントでも使えるパターンになります。

理由3もT口の場合バウデッキが狭いので結構大きいんですよね。


下物の浚渫に点在するエビモパッチをトップウォーターで狙う時はロングキャストでアプローチしますよね。

でもワイドなら、ある程度に近づいて、スポットの良し悪しを確認してからキャストすることができます。

「うわぁっ、このパッチ釣れそう!」とか「う~ん、まぁ一応投げとこか」なんてことを考えながらキャストすることができるわけで、これは広大な下物の浚渫なんかを探っていく上で、トップウォーターとはまた違う集中力やドキドキ感を産み出してくれる大切な要因だと思います。

そもそも真っ昼間のクリアコンディションで、ボートプレッシャーをはねのけてバイトを出すというのは、単純にルアーのポテンシャルが高いんだとも思うんですよね。


いやぁー、もうそろそろワイドの季節です。

シチュエーションベイトだけに、週末アングラーにとっては一年に何十本もバスを手にできるわけでは決してないんですけど、それでも楽しみです。

決してハイドアップさんの回し者ではないんですけど、あまり使ったことない人は絶対に持っていくべきルアーやと思いますね。

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