気ままに城めぐり

城好き、特に城郭の石垣を見るとしびれますね!

岡山城(烏城)

2012-10-13 17:25:27 | 旅行
                                  岡山城月見櫓 国指定重要文化財

宇喜多直家が、岡山の地・石山の城にいた金光宗高を亡ぼして城郭を拡張し入城したのは1573年の秋、それまでは金川の松田氏に
属する小城に過ぎなかったが、直家はこの城を本拠として城下町の経営に着手し、岡山の繁栄の基礎を作った
その子秀家は、秀吉の殊遇を受け57万石の大領主となっる。
秀家は関が原の戦で西軍の総大将となって破れ八丈島に流されその後に、あの関が原の戦でのキーマンとなった徳川方に寝返りをした小早川秀秋が
岡山城主となるがわずか2年で急死後継者がいなかったのでお家断絶、(きっと家康の陰謀です)その後、姫路藩主池田輝政の次男忠継が入城し池田氏が明治維新まで続く

この城の天守台は、北に大きく突き出た不等辺五角形の珍しい形をしています。
天守閣を中心として、宇喜田秀家によって築かれた石垣の殆どが自然石をそのまま用いて積み上げた野面積(のづらづみ)となっています
池田忠雄が築いた月見櫓周辺、および二の丸の石垣は打込萩となっている

 


 
                                                     小さくても風格ありますね

                                                                    

                         宇喜田秀家が築いた石野面積み

 

   天守台は、北に大きく突き出た不等辺五角形で、全国に例のない珍しい形をしている